平成19年度の策定した「坂井市総合計画」は
10年間の坂井市の歩む方向性を定めたものですが、
その間の経済環境や政治状況、国際環境、自然環境、
人々の志向などが流動しますから、
5年を過ぎた時に見直すことになっています。
ついては平成25年から29年までの5年間を後期として、
その在り方をこの3月までに決める審議が1月7日、8日に行われました。
従来は、総合計画策定員会に委員として加わっていましたから、
議会へ提案された計画は、代表議員に任せた形になっていて
議員全員の意見が反映されたものではありませんでした。
そのデメリットを改善するために、
今回、後期基本計画の策定に当たっては議員は委員に加わらず、
答申されたものを議員全員で協議することになりました。
しかし、全員協議会の場のように、
各議員が一つの案件に各々が主張を繰り出しては、
議会としての方向性をまとめるには時間がかかりすぎます。
そこで、我が会新政会が提案して予算特別委員会方式で
各会派ごとに質疑時間を決めて、
理事者と議会が問題意識を共有することで、今回は策定を進めることになりました。
この二日間の質疑のやり取りはかなり議員の意見が反映したものとなり、
効率的に議論を重ねられたと思います。
4月になると一般市民に周知されます。