2011年10月4日火曜日

平成23年6月議会一般質問(上出純宏議員)

3番、新政会の上出です。



通告に従いまして、観光行政について一般質問を行います。


坂井市では、3月末の竹田しだれ桜の里のチャイムの完成や東尋坊観光交流センターの整備といったハード面の整備、学生合宿促進事業の開始、新しいパンフレットの製作、広域では芦原温泉と連携したオンパク事業の取り組みといったソフト事業の展開など、ここへ来て坂本市政における坂井市の観光行政が着実に歩みを進めているということを市民に向けても市外に向けても目に見える形での実施、あるいはマスコミやらネットを通じて情報発信をしている点においては、まずもって評価するところだと思います。

その一方で、高速道路土曜日曜1,000円制度の実験が6月19日で一たん終了します。これは、かなり観光需要が冷え込むのではないかと大変懸念を抱いております。私もこの実験の期間、どこまで入っても1,000円という特典に便乗して、かなり遠方までドライブして、いろんな用件を果たしてきましたが、これから5,000円、1万円を払うとなると財布の中身との相談になりますから、これまでのように都合がついたら出かけてみようかなというようなわけにはいきません。やっぱり一度甘い味を覚えたら、なかなか戻れない。

今、東日本大震災による、いろんな意味での政情の不安定や消費行動の停滞に加えて、今回の実験の中止は観光の出控えにつながって、観光を目玉としている我が坂井市のような地域経済をさらに圧迫するのではないかなと推察するところでございます。

政府は観光庁を設けていますけれども、地域の現実に余りにも目を向けず、海外のお客様を招く方に対策しているように見えます。とはいえ、地方自治体は地域経済の交流のためにも、観光産業にかかわって生活を営んでいる方々のために、この窮地を脱する何か対策を施さなければいけないと思います。まずそういう観光産業の危機感を抱いているということを前提としまして、ここから本題です。

全国の観光地が、我が地へ観光客を引き寄せようと、あの手この手を講じて競い合っているわけです。となれば、それでもそこへ行きたいという説得力を持った観光対策が必要でないかと考えます。私は、観光対策の1つが、だれにでも、そして今すぐにでもできること、そういう面でいうと、心のこもったもてなしが大切な要素だと思っています。せっかく観光の目的地として選択して訪れてくれる観光客です。その方々を大切におもてなしすれば、もう一度訪れたい、あそこはいいとこやよと人に勧めてもらえます。ハートに響くおもてなしこそ最強の観光対策、いますぐできることではないかなと思っております。

観光の振興を図るためには、観光客が来たくなるように魅力づくりをして情報発信をすること、これはもちろん第一義でございますが、おいでになった観光客をまずは目的地までたどり着いてもらうというところが、もてなしの第一歩だと思います。その観点で私はこの質問をしているんですけども。観光客の誘導という課題で、坂井市内の現況を検証してみました。私は観光客になったつもりで、福井北インター、それから丸岡インターから竹田のしだれ桜の里の方へ向かってみたり、丸岡城の方からしだれ桜の里の方へ回ってみたり、あるいはJRの芦原温泉駅から三国の方に向かってみたり、それからえちぜん鉄道の三国駅、それから道の駅三里浜など市内の出入り口から、東尋坊、三国きたまえ通り、丸岡城、竹田地区などの観光ポイントへ移動してみましたが、おいでになった観光客を目的地まで誘導するということにおいて、どうも配慮が足らないように感じました。これは私の感想です。

そこで質問します。

現況をどのようにとらえておりますか。それから、観光ビジョン基本戦略の中で、これをじっくり見ましたけども、観光客の誘導については全く触れられておりません。これまで観光政策を練る中で観光客の誘導という視点で研究したことはありますか。

以上のことについて一般質問いたします。どうぞよろしく。


○ 議長(広瀬潤一)坂本市長


○ 市長(坂本憲男)

上出議員の御質問にお答えをいたします。

初めに、観光客の目的地までの誘導の現況でございますが、本市には毎年多くの観光客が訪れていますが、バスや電車、マイカーなど多種多様な交通手段を利用されてお越しをいただいております。

例えば、JRを利用した場合、福井駅ほか主要な駅には観光パンフレット等を備えてありますので、移動手段の参考にされていると伺っております。また、えちぜん鉄道におきましては、キャビンアテンダントによる車内配布も行っているところでございます。

また、県外からはマイカーやマイクロバスを利用される場合には、誘導サイン、あるいは観光パンフレットやマップなどを参考に移動していただいていると思います。

今後とも、観光客の立場、目線に立ちながら、4月に開館をいたしました東尋坊観光交流センター、竹田水車メロディーパーク、丸岡城下の丸岡観光情報センターを観光情報提供の拠点といたしまして、私の基本施策方針であります「心」をキーワードとしつつ、坂井市を訪れていただいた方々に、今ほど上出議員も話ありましたように、やはり何といっても心のおもてなしを十分に提供していきながらリピーターの増加につなげてまいりたいというふうに考えております。

次に、観光ビジョン基本戦略の中における観光客の誘導に係る視点についての御質問でございます。

坂井市観光ビジョン戦略基本計画書につきましては、坂井市観光のあり方や方向性を示すためのものとして、平成21年3月に坂井市観光連盟が策定をいたしました。この計画書は、平成20年6月の観光連盟発足直後から、連盟会員を中心といたしまして幾度となく打ち合わせ会議を開催し、坂井市の5年先を見据えた各方面からの観光施策の推進計画として策定したものでございます。現在は、この計画書に基づき各種事業を展開しているところでございます。

御質問の観光客の誘導についてでございますが、観光ビジョン戦略基本計画におきましては、従来、観光地の魅力アップを図る施策として市内へのアクセス向上を掲げております。短期的取り組みの中では、インターネットサイトを通じて、車、鉄道などさまざまな交通手段に対応したアクセス情報の提供や市内観光地の情報提供、市内観光地間の移動について紹介をしていくこと、また観光パンフレット内に住所、電話番号を掲載することでカーナビ検索の利便性を図ることや、最寄りのバス停、道順、所要時間の掲載など内容の充実に努めることとしております。

現在、坂井市観光連盟では、25年度の基本計画の改定に向け新たな方向性を検討している段階でもあります。本議会に予算をお願いをいたしております観光等アドバイザー1名を置いて、広い視野と豊富な経験など専門的な見地から市の観光産業のビジョンについての指導・助言をいただき、より内容を充実した観光ビジョン戦略基本計画を策定し、観光客の心に響くおもてなしを踏まえた観光客の誘導などにも十分配慮したものにしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。


○ 議長(広瀬潤一)上出議員。


○ 3番(上出純宏)

せっかく調査で私回りましたんで、議長にお許しを得て、パネルをちょっとつくってきました。

例えばこれですけど、これは坂井町時代につくった施設とか道路の横につけてあるものですけども、これは坂井市役所、坂井グラウンドという矢印がついてますけど、これの後ろを見ましたら、何も利用していない状態。それから、これは山中のトンネルの方へ行くところのものですけども、これは丸岡町時代につくったものだと思いますが、丸岡城、たけくらべ、千古の家というような形ですね。

前も、高速道路の1,000円時代の話をちょっとさせてもらったりしたんですけども、そんな中、時代に、パソコンやったり、ネットで、ナビが今普及したりというような形で、自分たちでいろんなところへ行くからナビに頼ればいいと、それは観光客に任せることだということで、案外とその誘導ということについては、観光客のことに任せているんですけども、しだれ桜の里というものを、このたび整備したときに、私はこれを質問を思いついたのは、そのしだれ桜の里へどうやって行ってもらうんやろうっていうようなことが、どれだけ外に向けてアピールしているんかなというようなことで、あの政策の中に、その施設の横に看板を立てる予算はついてましたけど、しだれ桜の里までどうやってお客さんを招こうかということについての考えがないように思います。やはり、ああいうものを考える場合、そこへお客さんを招くためにはどうしたらいいかっていうことを大切に考えて、それまでも計画の中で取り入れるべきではないかなと思っているわけです。そうすれば、既に旧町時代につくったこういうものを活用して、そういう看板を早急につくりかえるとかいうことはできると思います。

それから、先般、NHKの正午過ぎの生中継する番組で三国のきたまえ通りが中継されました。この番組が終わった直後からこの2週間ほどの間に、ものすごい人がやってきたそうです。ボランティアガイドの人に伺いましたら、大変うれしい悲鳴を上げていました。これは、高速道路の1,000円実験が間もなく終了しますから、その駆け込み需要も影響しているのかなとボランティアガイドの人はおっしゃっておりました。私もそうかなと思いますし、もちろん全国放送の影響力の大きさっていうものを大変思い知りました。じゃ、この番組を見た人がおばあちゃんとして、えち鉄で来たとして、アテンダントの人が説明したとして、駅からおりたら、もうアテンダントの人がいません。いなくなった後、駅の中に行ってみました。これ、駅の中です。こっちは、その駅の中の控室やら、たこ焼き屋さん、これもうやめたので、ここあいてるんですけども、この駅におりた人にとっては、きたまえ通りっていう言葉がどこにもないし、それからもちろん、旧岸名邸とか、銀行の建物とか、それをひっくるめて、あの辺、通称をきたまえ通りっていう名前を愛称にして宣伝しているんですけども、そういうものがどこにもないと。とすると、駅をおりた人はどうしてそこへ行けばいいのかっていうことを考えないと行けないんですね。駅員さんにちょっと聞いてみましたら、駅員さんのところには、一応こういうプロジェクトがつくったチラシとか、こういう地図を、聞かれたら渡すと。パンフレットスタンドはありません。聞かれない限りは渡さないというようなことを言っておりました。

ということで、じゃ、きたまえ通りに行くための看板をどっかにあるかなと思って私調べてみたところ、1ケ所だけありました。道の駅ですね。道の駅さかいと、それから道の駅三里浜、こういう看板が、この3月ぐらいにつきました。これ、どこがつけたかっていうと、石川県の観光交流局かな、っていうところが新たに設置した中に、竹田水車とは書いてなかったかな。竹田というのと、三国きたまえ通りっていう表示がありました。今、その2つが表示してあるのは、今、多分、坂井市内の看板はこの2ケ所だけだと思います。これ、石川県の観光交流局が設置したっていうことも、ちょっとショックなんですけども。

それから、もう一つ言うと、東尋坊へ何百万人か、90万人、100万人としましょう。が来たとして、東尋坊へ来たお客様をきたまえ通りの方へ導くようなことって、どっか看板ないのかなと思って調べたんですけども、東尋坊から戻るときに、こういう三差路があります。この三差路。こういう三差路がありますね。三差路のところに、この三差路の真ん中にある看板、これがこういうふうに書いてあります。金津丸岡インターチェンジ、305号、運動公園、龍翔館、こっちはサンセットビーチ、ゆあぽーと、三国港で、真ん中に「歓迎、三国温泉」というように、こんなふうに書いてあるんですけども、もしもここに三国の古い町並みとか書いてあったら、東尋坊へ来た、ちょっと寄ってみようかなっていうのは何%かの人はいると思う。そういうようなことってのは、ここの看板書きかえるだけですので、大変費用がかかる話でもないと思います。こういうような形の中で、私も仕事が学芸員って仕事をしてましたんで、その企画をしましたら、そのお客さんにいろんなことをわかってもらうためには、そのお客様を展示物のところにどうやって御案内し、次こっち行ってもらって、左行って、右行ってもらってというようなストーリーを描くんです。これは誘導とよく似てるんですけど、導線っていいます、導く線。だから、そういうようなことを、観光客の人をそういう形で誘導していくという形をもうちょっと研究すれば、今、例えば坂井市内に500万人の人が来るとすると、1人100円でも余分にお金を使ってもらえることになれば5億円入ってくるわけですから、経済効果高いものがあると思うんですよね。例えば、もっとわかりやすい例を言いますと、コンビニエンスストアとかに行って、一番売りたいもの、売れているものを一番目線のところに置くとか、そういうように人間の行動心理やらを十分に活用して商業活動をしているところです。

そういうようなものが、観光という視点において、これをいろいろと取り入れることは、研究してみるという中で、こういう、今、そこの看板はこんなんの方がいいんでないかなっていうなこととかも出てきます。

それから、もう一つだけ言うと、さっきの三差路の近くのところにある誘導の表示なんですけど、こんなふうに高さも大きさもばらばらで、景観的にも非常に見にくいと。観光地にしては、そういうことが全然考慮されていないというようなことです。こういうような看板です。もうばらばらになっています。こういうような現状を僕は見てきて、いろんなことを思ったんですけども、産業経済部長にちょっと、こういう現実でどのように思うか、お願いします。


○ 議長(広瀬潤一)黒川産業経済部長。


○ 産業経済部長(黒川規夫)

今ほどは上出議員から、いろんな場所の観光案内看板等の御指摘をいただきまして、改めて私も、実際に丸岡から、インターから東尋坊まで、あるいはまた東尋坊から丸岡城、竹田へと一度走ってみたことがあるんですが、御指摘のとおり、丸岡インターチェンジからおりたときには、いくつもの看板がもうずらりと並んでいると。7ケ所ぐらいありましたですか。それから、東尋坊へ向かう際には、国道には国土交通省が、あるいは県道には県が、そういった誘導看板をつけておられるといった形の中で、いろんな場所を御指摘されてますので、私、東尋坊までのことしか今のところは見ておりませんのであれですが、東尋坊までは看板の誘導で何とか行けたというのが認識です。

また、東尋坊から丸岡城あるいは竹田へ戻ろうかなと思って、そういった誘導看板等を探すんですが、永平寺という看板はございます。ただ、丸岡城につきましては、福島の陸橋、あそこに市がつくって両面、片っ方は東尋坊、片方は丸岡城ですか、というような看板が設置してございまして、そういった形の中で、旧町単位でつけた看板で、旧町へ入ると、そういった観光地への誘導が多くなされている。それはもう、丸岡、三国もしかりでございます。ただ、今の言う三国の駅からきたまえ通り、あるいはそういったところについては、そういった看板については議員御指摘のことだというふうに思っております。

大体、観光バスで来られる方は、それぞれ観光会社の企画に基づいて、目的地、あるいは時間、そういったことで来られると思いますが、車で来られる方、あるいは団体のマイクロバス等で来られる方は、坂井市内の観光地、目的地、1ケ所、あるいは2ケ所を計画しながら来られるという形の中で、そういったところへは計画しておりますのでスムーズに行けるのかなというふうにも思いますが、そこへ行った場合に、もう1ケ所坂井市のこういったところがあるんですよといったような場所を誘導する、そういったことが大事なことではないんかなというふうに思います。

そういった意味でいけば、今言う観光交流センター、東尋坊ですね。あるいは、竹田のメロディーパークでの観光パンフの配布、それから丸岡城の観光交流センター、そういったところで、そういった観光パンフレットでの誘導、そういったことについては今後ともますます進めていかなあかんと思いますが、来られた多くの方々を、そういった広告、看板と、誘導看板等で誘導していくというのは、費用面とか広告物の設置とか、そういった面でなかなか難しいところもあるのかなというのが私の今の現状の認識でございます。


○ 議長(広瀬潤一)上出議員。


○ 3番(上出純宏)

看板っていうのは、今おっしゃったように、景観にそぐわすというのはかなり難しいものはあるんですけども、それでもそこへ置けば、きっと効果があるというところ、そういう科学的なことを検証して、シミュレーション、今、パソコンでもできるように、今、部長も回ったように、高速をおりたらどういうルートで東尋坊へ来るんやというような、そういうルートはわかるわけですから、そういうので、ここへ置くと効果的であろうというようなことを研究されれば相当経済効果が上がると思いますし、お金をかけずにっていうようなことで言うと、これまで旧町時代に設置したもののいろんな誘導表示板みたいなものを見直すというような形で工夫して使うということでやっていけば大分変わるんじゃないかなと思うんですけども、建設部長、都市計画の観点からいかがでしょうか。


○ 議長(広瀬潤一)新谷建設部長。


○ 建設部長(新谷優一)

坂井市内全体のサイン計画になろうかとは思いますが、これらにつきましては、今、産業経済部長からも話があったように、それぞれの部だけで行うものではなかなか難しいのかなと思っております。もともとサイン全体の計画を含めて、企画とか、あと建設部とか産業経済部とかで連携しながら、今、議員おっしゃられるように、なるべく経費のかからない方向で、より誘導ができわかりやすい案内ができるようなものができるものかを、今後きちっと研究もしていかなければならないのかなと思っております。


○ 議長(広瀬潤一)上出議員。


○ 3番(上出純宏)

今、パソコンでいろんな観光のデータを集めることができまして、どういう手段で観光するのかということでいうと、今、マイカー利用率が約50%です。カーナビの普及もありますから、カーナビでっていうようなことを思うかもわかりませんけど、旅する人って、カーナビとかパソコンで来る人って結構気ままで、強制的に運ばれてきませんから、珍しいなとか、おもしろいなっていうようなことがあったら、そっちの方へ行ったり、自由に結構できるところがあります。その観光の目的、社団法人の日本旅行業界の2008年の白書なんかを見ましても、歴史・文化・観光っていうのが4位に、1番は温泉ですね、もちろん。2番が自然、3番グルメ、4番歴史・文化・観光というような形でくるぐらいに、いろんな情報の中で観光のスタイルというのが自在にできるということなので、そういう観光客のニーズっていうものと、今のそういういろんなコンピューターを使った情報の公開はもちろんあれですけど、やっぱり今の駅からおりた人は施設を使う人が町の学校へ行ったり、職場へ行ったりする人だからっていうんじゃなくって、あそこも三国の方に入る玄関口の1つなので、例えば、あそこに、今のたこ焼き屋さんが終わったんですけども、そこの壁をビルから借りて、そこのところで駅おりた人に、せめてきたまえ通り、それからもちろん東尋坊も含めたところの、そういう案内みたいなのが1つあれば、かなり観光地としてのもてなしのグレードが上がるのではないかと思うんですけども、市長、どうでしょうか。


○ 議長(広瀬潤一)坂本市長。


○ 市長(坂本憲男)

今ほど、上出議員、観光についていろいろ、特に誘導サインについてお話があったわけでございますが、冒頭でも上出議員からもお話がありましたように、まずは何といっても、これからの時代、やっぱり心の観光っていう、心のおもてなしっていうのがまず第一じゃないかなというふうに思います。そういう1つの中において、観光のサイン計画っていうか、誘導サインも確かに必要だと思います。私も、車に乗っていて、看板がっていうことで、ちょっと気がついたところもあります。そういった中で、本市としては、まずはたくさん集まる施設っていうんか、例えば前回か、川畑議員か嶋﨑議員からお話があったように、児童館の観光パンフレットとかっていうことで、それも今週中には、この観光パンフレットスタンドっていいますか、あそこは年間何十万人ですか、あそこに来るのはね。そこには、今週中には設置もしていきたいというふうに思いますし、また交流センターにおいても、今月中、もっと早いと思いますけど、少なくとも今月中には立体感のある窓口の方に坂井市全体のそういう観光の案内を置きたいというふうに思っていますし、特に最近は、今ほどお話あったように、もうほとんどの人っていうか、車に大体カーナビをみんなつけてるでしょう、お年寄りの方もね。ただ、ほとんど観光の目的っていうのは、観光のカーナビを見て、観光の訪れる方が多い。そういった中で、この誘導サインについても、私も坂井市をずっと歩いても、そういう看板についても、ここはちょっと環境に悪いなというサインなんかもありますし、この観光のサイン誘導についても、今、上出議員もいろいろ御指摘あったように、完全ではありませんが、そういう必要なところは看板の設置もやっぱり必要じゃないかなっていうふうに思っています。

そうした中で、今後とも、やっぱり坂井市っていうのは観光の町でございまして、また今月ですか、地域の地域情報紙である「福楽」というのがあるんで、あれは20ページ近くが、この坂井市全体の特に観光を中心とした、これなんかも載ってます。そういうなんかにも、いろんな情報発信していきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


○ 議長(広瀬潤一)上出議員。


○ 3番(上出純宏)

そういう形で、看板の設置、お金をかけない方法をいろいろ考えれば、工夫すればできると思うんで、それこそ前倒しでできるようなところがあったらぜひ取り組んでほしいなと思いますし、その三国湊きたまえ通りっていうのが仮称、愛称であるとしても、結構みんなが使い出したっていう認知度からすると、町の中に護岸道路をずっと行って岸名邸の入るところにしても、そこらのどっかに1枚、そういう、この辺が右に入るときたまえ通りだよっていうような指示が1枚もないですね。だから、そういう面でいうと、今のそういう文字が石川県の観光交流局がつくった看板にしかないっていうところが非常に寂しいなと思いますので、ぜひ御検討いただいて、配布していただいて、1,000円時代のこれから多分来るであろう観光の谷間を少しでも抜け出す方策をなるべく早く取りかかってほしいなと思いますし、科学的に誘導のことを研究、どっかのコンサルでもいいと思うんです。お金のかかる話になりますけど。自分たちでできなかったら、専門のところで研究をして、そういうものが今後の戦略ビジョンの中に生かされるような方向で進んでもらいたいなと思っています。

以上、質問を終わります。

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