2013年6月26日水曜日

平成25年3月定例会一般質問―伊藤聖一議員

 
 
9番(伊藤聖一)
 
皆さん、おはようございます。新政会の伊藤です。
今回は、新年度より新しくなる坂井図書館について一般質問させていただきます。
 
坂井図書館は、移転新築工事が終了し、5月の利用開始に向けて準備が進んでいます。建設決定に至るまでには、地域からさまざまな意見が寄せられ、紆余曲折がありました。
先日、内部の見学をした際、ゆったりとした落ち着いた雰囲気を実感し、大変な御苦労もあったことと存じますが、建設の決定をしていただきました市当局の方々にただ感謝するのみでありました。
御存じのとおり、新図書館は坂井中学校の敷地内にあります。身近に豊富な本があるという環境を十分に活用し、子どもたちの読書活動推進につなげていただきたいと感じております。
子どもの読書活動の推進に関する法律に、子どもの読書について、言葉を学び、感性を磨き、表現を高め、新しいものを自分の力でつくり出す意味の創造力を豊かなものとし、人生をより深く生きる力を身につける上で欠くことができないものと表記してあります。子どもたちにとって読書がどれだけ有益であるかについては、改めて申し上げることもない、だれもが認めるところであります。
これらのことを踏まえ、6点について質問いたします。
 
まず最初に、坂井市の中学生が現在どの程度図書館を利用していると考えていますか。また、調査をされたことがあるのでしょうか。
 
2点目に、坂井市では子ども読書活動推進計画を策定されているのでしょうか。
 
3点目、坂井中学校生徒の読書環境は大変充実したものとなりました。この環境を利用した学校としての読書活動推進のための取り組みは考えているのでしょうか。
 
4点目、子どもたちの読書活動推進の取り組みには図書館の役割も重要であります。今後、図書館と学校が連携した取り組みは検討されているのでしょうか。
 
5点目に、子どもたちの読書活動推進には民間団体の活動もこれまで大変大きく貢献されてきました。新しくなる図書館においても、これらの民間団体は今までどおり活動ができる支援体制はできているのでしょうか。
最後に、現在、市内の図書館は月曜日に一斉休館となっています。病院の輪番制のような仕組みで、月曜日でも市内どこかの図書館があいているような工夫はできないのでしょうか。
 
以上の答弁をお願いして、最初の質問を終わります。
 
 
○ 副議長(永井純一)川元教育長。
 
 
○ 教育長(川元利夫
 
では、早速、伊藤議員の新坂井図書館についての御質問にお答えをいたします。
 
まず、坂井市の中学生の現在の図書館利用についてお答えをいたします。
中学生の図書館の利用としては、本を借りる、学習をする、放課後、保護者の迎えを待つ時間での利用などが挙げられます。
市内中学生への図書の貸出冊数は、平成24年度では3月4日現在で1万8,561冊であります。そのうち、坂井図書館では5,842冊の貸し出しであります。
そのほか、貸し出し以外での図書館利用の実態把握は大変難しいために行っておりませんが、中学生になりますと学習の場として利用することが多いと考えられます。
今後、中学生の貸出冊数はもとより、貸出図書の傾向、目的など、いろいろな視点から利用状況を把握し、利用増につながればいいなと、そういう方策を考えていきたいと思います。
 
次に、坂井市子どもの読書活動推進計画についての御質問にお答えをいたします。
坂井市子どもの読書活動推進計画は平成20年度末に策定いたしました。その翌年、平成21年度より市ホームページに掲載し、図書館のホームページからもごらんいただけるようになっております。
この計画では、子どもの読書普及を促進するため、地域、家庭、学校における基本的施策を掲げております。図書館としての具体的な取り組みとしては、小学校入学児童への図書カードの配布や学校への配本、幼児から中学生を対象とした講演会などを開催しております。
講演会等の内容といたしましては、幼児から小学生を対象としたものでは、絵本作家による絵本ライブや調べ学習の指導、また中学生を対象としたものにはブックトークなどで、来年度は、坂井中学校生徒を対象とした坂井図書館開館記念講演会を目玉として計画をしております。
 
次に、読書活動推進のための取り組みについて、そして次の学校との連携について、あわせてお答えをいたします。
学校との連携については、必要に応じて図書館と学校との連絡会を開催しており、学期ごとの小学校への配本や図書館の情報を載せたポスターなどを配布しております。また、図書館見学やおはなし会の団体受け入れも行っています。ブックトークについても学校の要請に応じて出向いております。
特に、新しい坂井図書館は、学校図書室と隣接する利点を生かしながら、中学生への学習支援の場にもなるように考えています。そのために、図書館と中学校司書との連絡会を月に1回程度開催し、情報交換を行いながら交流を図りたいと考えています。
学校図書室で補い切れない図書を坂井図書館で補いながら、生徒がより広く深く学習できるようにしたいと考えています。
また、授業中、学校図書室で十分にできなかった調べ学習を、また知りたい情報を坂井図書館でより多く収集できるように、生徒への蔵書検索の指導なども行っていきたいと考えています。
学校側の読書普及への取り組みといたしましては、生徒会、委員会活動で坂井図書館とのかかわりを設けていきたいと考えています。坂井図書館を中学生に身近な図書館として意識づけするために、夏休みの職場体験学習や子どもたちへの読み聞かせや奉仕活動など、図書委員会の行事計画に坂井図書館での取り組みを検討して組み入れていきたいと考えています。
また、お迎えの保護者を待つ時間を過ごす場所としてもこれまで以上に利用がふえることが見込まれますので、学校生活の中で図書館がより身近なものとして親しまれるものと期待をしているところであります。
 
次に、民間団体への支援体制についてお答えをいたします。
図書館では、これまで、ボランティアの方々の御協力をいただきながら、読み聞かせ講座を年間数回開催し、資質向上につなげていただいています。
また、日ごろの活動支援として、読書普及活動の場としての図書館スペースを使用していただいておりますが、新図書館では今まで以上の使用が確保されると考えています。
 
最後に、現在の市内図書館の統一された月曜日休館についてお答えをいたします。
休館日を月曜日に統一した理由の1つといたしましては、利用者の方に休館日を把握しやすいようにしていただくためにやったことであります。統一前は、各館の開館時間や休館日が違っており、利用者の方々からのお尋ねの電話が頻繁にありました。また、開館日と間違えて来られた方も大変多かったわけであります。
そこで、市内すべての図書館の休館日を統一した結果、問い合わせはほとんどなくなり、市民の皆様にも広く認知されてきているものと考えています。
システム統合により、図書館の資料も効率よく流れて、予約などの図書が早く手に入ると利用者側からの喜びの言葉もいただいております。
より多くの利用者の利便性を考えまして、市内同一の月曜日休館日をこのまま継続していきたいと考えています。
 
以上です。
 
 
○ 副議長(永井純一伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
何点かもう少しお聞きをしたいんですが。
まず最初に、中学生の図書館の利用についてですけど、貸出数の実績値をお聞きして、大変たくさん借りているなというのが今の実感なんですが。といいますのは、せんだって、国立青少年教育振興機構というところが、全国の中高生を対象に調査をされたみたいなんですね。
それによると、中高生ともに本が好きだという子どもたちは非常に多くて、6割近い子どもたちが本が好きだと言ってるんですけども、実際、本を読んでいるかどうかということになると、大変少なくて、その中で、図書館で本を1冊も借りないという、これは全国調査ですよ、1冊も借りないという子どもの割合が、実に中学生ですと7割を超えてしまうというのが統計として出てるので、坂井市においては子どもたちはどういう状況であるかなっていうことについてちょっとお聞きをしましたが、今の数字からすると、これ割り返してみるとかなりの数字かなというふうに思います。
ぜひ、中学生の子どもたちがこれまで以上に本をたくさん借りていただいて読んでいただきたいなっていうふうに思いますので、その点は、一度調査もされてみて、実態どうなっているのかということも把握されるのも必要かなというふうに思います。
それから、子ども読書推進計画、平成20年に策定されて、ホームページにも載っているということなんですが、坂井市のホームページ、教育委員会から、この推進計画を、私、実際見てみてわからなかったんですけども、それは間違いなくホームページ上で公開されているんですか。
 
 
○ 副議長(永井純一)渡邊教育部長。
 
 
○ 教育部長(渡邊眞吾)
 
教育委員会の中に図書館というサイトがあるんですが、そこをクリックしますと、図書館の4館のそういった画面が流れてきます。その画面の、ちょっとわかりにくいんですが、これ、一番下の方に子どもの読書推進計画というのがありまして、私も確認して、これではちょっとわからないなと、もうちょっと大きく表示せないかんなということで、ちょっと改善をしたいと思います。
 
 
○ 副議長(永井純一伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
これ、非常に重要な計画だろうと思うんですけども。20年にこの計画を立てられた、そもそもの理由の1つとしては、国のありましたよね、計画が、それに基づいて立てられたもんだろうと思うんですが、それは、たしか平成23年ぐらいで1次計画が終わってるんかなと思うんですけども、そろそろ更新っていうか、見直しの時期かなとも思うんですが、そういう計画自体はないんですか、つくり直すような。
 
 
○ 副議長(永井純一)渡邊教育部長。
 
 
○ 教育部長(渡邊眞吾
 
策定してから5年経過しますので、国の施策の動向も見きわめながら、今の計画と整合性がとれてない部分については、また見直しをかけていかなければいけないというふうに思います。
 
 
○ 副議長(永井純一)伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
それはよろしくお願いします。他市の計画を見ると、要は、よく議会でもお話のある学校図書の標準冊数の目標についてなんかもはっきり明確に書いてたり、それから学校の司書の教諭のことについても、しっかりと計画上にうたっている自治体もありますので、そういうことも含めてできたらいいなというふうには思います。
それから、学校と図書館の連携について、ブックトークという、今、教育長、お話をされましたけども、そのブックトークということについて、もうちょっと詳しく、何か説明、こういうことをしてるんですよというのがあれば。もうこれ以上はないですか。
 
 
○ 副議長(永井純一)渡邊教育部長。
 
 
○ 教育部長(渡邊眞吾
 
いわゆる、今の、例えば、この社会情勢とか、1つの話題性のある、それから作家の本とか、1つのテーマに絞って、その本を題材にして、その本を読み解くとか、その本の背景にあるものとか、作家のこととか、そういったことを、図書館の職員が学校の方に出向いて、そういった交流会的な、より深く理解していただくための、そういったものがブックトークというものでございます。
 
 
○ 副議長(永井純一伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一
 
よくわかりませんけど。何となくわかります。それと、坂井中学校においては、これから月1回、図書館と学校の司書教諭の先生と連携のお話をするというような、今、教育長の答弁だったと思ってるんですが。
これまで何回か学校併設の図書館を見させていただいて、図書館の方とその学校の連携って、ものすごく一生懸命やってるところはやってて、それは明らかに子どもたちのその読書習慣の上にものすごくプラスになってるところもあるんですね。
あるところなんかは、それはあくまでも学校併設だからですよ、そういうヤングコーナーっていうのをつくったんです、図書館の中に。大きなスペースじゃありませんけども。
そこに、今、中学生の子どもたちに読んでほしいなっていうような本を集中的に置いてあるんですね。
そういうことを積極的にやって、学校、子どもたちにも読んでほしい本の紹介をどんどんしていったりとか、こういうものを今置いてありますよということをどんどん子どもたちに伝えていって、読書したいっていう気持ちを高めるような取り組みをされているような図書館もありましたから、そういう意味では、図書館と学校の連携っていうのはものすごく大事だなと思うんですけども。 
今まで以上に、もうちょっと違った形で、そういう環境ができたから、今までのような取り組みよりも、もうちょっと踏み込んだ子どもたちの読書に対する取り組みとして何か考えはないですかね。
 
 
○ 副議長(永井純一)川元教育長。
 
 
○ 教育長(川元利夫)
 
それぞれの小学校、中学校には図書室があって、いかに子どもたちにその図書室を利用するようにするかということが非常に大事になってきます。
やっぱり、非常に図書室運営というのが大事だということです。
それと同時に、例えば、今4つの図書館が坂井市にあるわけでありますが、ハートピアであったり、新しい坂井の図書館であっても、やっぱり魅力的な図書館の運営っていうんか、いやしの場であったら、そこへ、みんな子どもたちが行く部分が多いんでないかなと思います。
丸岡中学校であったり、丸岡南中学校の図書館を見ますと、そこに行くことによって、いやされて、そして子どもたちが、その本に触れて、そこから本が好きになるということになっていくわけであります。
そういう点でも、いろいろ、司書の努力であったり、司書教諭のそういう工夫とかアイデアとか、そういうものがとても大事になってまいりますので、今、4館の市の司書さんたちにもお話をしていきまして、いわゆる魅力的な図書館の運営がなされるように、そして、行って、ああよかったとか、また来ようっていうような、そういうサロン的な部分をしっかりと持つことによって本が好きになるっていうことになっていくんでないかな、そう思います。
先ほど、生徒の読書の貸出冊数が多いというのも、ハートピア春江が春江中学校と非常に近いことであったり、あるいは、坂井の今までの図書館は坂井中学校ととても近くて、子どもたちの保護者を待つ場所であったっていうこともあって冊数が多くなってきたんでないかな。
だから、今回、新しい新坂井図書館は、ますます近くなって、非常に魅力的な図書館になっていくわけでありますから、まだまだふえていくだろうと思いますので、その期待に沿えるように、もっともっと上のものを目指して頑張っていただくように、これからもお話をしていけたらいいなと思っています。
以上です。
 
 
○ 副議長(永井純一)伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
目指して頑張ってください。
おおむね、答弁で大体納得はするんですけども、1点、最後の月曜の一斉休館についてでありますけども、これは継続されたいっていうことでありますけども、市民の方々、いろんな職業につかれてる方がありまして、月曜日に必ずその日は仕事が休みっていうな方もいらっしゃるし、そういう人がかつてはどこか図書館あいてたから利用ができたけども、一斉休館になってしまうと非常に難しくなってしまったというような声も聞きますので、そういう方のことも少し配慮していただきたいなという思いがありますが、やはりかなり難しいもんですか。
 
 
○ 副議長(永井純一)川元教育長。
 
 
○ 教育長(川元利夫)
 
最近、いわゆる月曜がお休みの職業が非常に多い。
昔からそうですが、非常に多いんで、僕も何とかしてその部分をクリアして、どこかであいてる図書館をつくったらいいんでないかなって思って、いろいろ職員とも話をしていたんですが、そうすることによって、本の流れとか、システム化によって何か難しいんやというなことを盛んに言われますので、後から部長がちゃんと答えますので、そういう部分では、なかなか、僕もそうちょっと思ってるんですが、でも難しいって言うから、ああほうかっていうことでいるわけで。
こんな回答だめかな。部長がちゃんと答えます。
 
 
○ 副議長(永井純一渡邊教育部長。
 
 
○ 教育部長(渡邊眞吾)
 
いわゆる、図書館の来館される方を優先するか、それとも、貸し出し、要は、本の予約、借りたい人のニーズにこたえるか、どちらかを優先、選択した結果が、今、月曜日の休館を統一したと。
これは、本のいわゆる図書のシステム、貸し出しとか、蔵書検索とか、いろんな、それからシステム一体化したものが、坂井市の4つの図書館、ちょっとばらばらだったものを昨年1月に統合しました。
統合した結果、本の流れが非常に目まぐるしくよくなりまして、システム統合前と統合の後では3倍以上にふえました。
それだけ、坂井市内4つの図書館の本というのは、すべて、もうこれは自宅からでもネット上で検索して予約ができるという、そういう形になってますので、市民が今までそれぞれの図書館でしか予約できなかったものが、すべての図書館の本が、どこの図書館にあろうが、どこでも借りたい本を予約ができると、そういう形になりましたんで、それだけの本の予約、貸し出しというものが非常にふえたということで、23年度の実績で4館の図書の貸出冊数が80万冊を超えました。
これはシステムの統合の結果だろうと思います。それから、利用人数も4つの図書館の合計がそれぞれの開館以来、合計の利用人数も20万以上の人数になりまして、これも過去最高です。当面、この本の流れが順調に来ておりますので、読書意欲の向上とかそういった部分の啓発も含めて、今の月曜休館を継続していきたいというふうに考えてます。
今後の市民のニーズの把握もさせていただきながら、今後の対応、また図書館協議会等で検討はさせていただきたいというふうに思います。
 
 
○ 副議長(永井純一)伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
今すぐというような話ではないとは思いますけれども、できたらいいなというふうに思いますし。
以前、きょう議長をされてる永井議員の方から、電子図書館っていうのがお話もあったでしょう。
将来的には、本の借り方、貸し方っていうのも恐らくある意味変わってくる部分があるのかなっていうふうに思いますし、今すぐではなくても、今、部長は来館者をとるか、貸出数をとるかというようなところで判断されたというようなこともありますけども、将来的には来館者数というものに重きが出てくる時代も来るかもわかりませんので、やはり本ていうのは自分で本屋さんに行って本を買う、自分の欲しい本を買うっていう、要は目的としてこの本が読みたいっていう目的もあるでしょうし、やはり図書館っていうそのものが持つ全体の雰囲気っていいますか、非常に独特なものがあると思うんですね。
そういうところに自分は行って、さっき教育長がいやすと、そういうこともあったりしますから、いろいろと、いろんな時代のニーズも含めながら、もしも将来的に検討いただける時期が来たら、また検討していただきたいなっていうふうに思います。
それから、図書館の利用の方法として、教育長は、子どもたちのお迎えの待つ場所としての利用がこれまでもあったし、今後も学校に近くなったからそういう意味での利用頻度が上がるというような答弁もありましたけども、ややもすると、ちょっと心配なところが、子どもたちが放課後集まって図書館の持っている雰囲気を壊すようなことがあってはならないと思うんですね。
それで、図書館、その社会的なルールっていいますか、規範性を中学生の方、子どもたちにも理解をしていただくというか、そういうことでの教育も大事だろうなというふうに思うので、図書館は大勢の一般の大人の人たちも通ってくるという場でありますから、そういうところで、一般の大人の人たちから見て、坂井中学校の子はちゃんとこういうことも身についているんやなということが理解できるような場にもなってほしいと思うんですけども、その点も、変に学校の先生がああしなさい、こうしなさいっていう指導ではなくて、もうちょっと、何か子どもたちの方からそういう自分らでそういうことを身につけていくんやっていうような形で、何とかそういう社会のルールっていうか、規範性を高めることも学んでほしいんですが、教育長、その辺どういうふうに指導されていかれますか。
 
 
○ 副議長(永井純一)川元教育長。
 
 
○ 教育長(川元利夫)
 
非常に大事なことでありまして。大人の社会の中に子どもが入って、そしてそのルールを守っていくっていうことが、一番子どもにとっては大事な部分でありますので、子どもたちに図書館利用の仕方とか、そういうことについては、しっかりと僕は指導をしていかなければならないと思いますし、多くの子どもたちがそこに待ってて、そしてああ子どもたちが利用しているなっていうところを大人の図書館利用者に見ていただいて、そしてそこでまた研究をいただくっていうんか、子どもたちのそういう様子を見ながら、またお年寄りも、あるいは年を重ねた人たちもそこでいやされて頑張るっていう部分ができたらいいかなと思いますので、これはしっかりと指導もしながら、子どもたちのそういう高いモラルっていうんか、そういうものを目指していけたら最高やと思いますけどね。
のように努力をしていきたいと思います。
 
 
○ 副議長(永井純一)伊藤議員。
 
 
○ 9番(伊藤聖一)
 
最後は、質問でもありませんが、坂井市市政の坂本市長、2期目のキーワードは「心」ということで、いろいろ施策を推し進めてこられています。この心というものに対して、子どもたちにとって、特に中学生の子どもたちにとっては、非常に多感な、一番ものすごくいろんな感情がある時期でありますので、心というキーワード、いい方に持っていく、悪い方に持っていく、その分かれ道でもあると思いますので、読書という環境を十分に子どもたちに活用していただいて、心という字の上に良心が育つような場にしていただくことを教育長にお願いをして、一般質問を終わりたいと思います。

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