2012年6月12日火曜日

平成23年12月議会 一般質問(木村強議員)

○ 22番、新政会、木村 強


 今回、私は農業用水の跡地に関係する質問と、給食センター建設について質問させていただきます。


御案内のように、ただいま、全国でも有数の大規模なパイプライン工事が、地元坂井平野を中心に施工されております。広大な坂井福井平野の農地をくまなく潤す用水群、その歴史ははるか平安時代までさかのぼり、千年の水路と呼ばれています。先人が命をかけて築き、1000年にわたって守り抜いてきたこれらの用水は、人間の体の血管にたとえられます。土地の血管として、今後もこの坂井平野にはかり知れない恩恵をもたらせてくれるでしょう。坂井平野が永久に生きた土地であるために、緑豊かな平野であるために、農業水利施設は社会全体の共有財産として次世代に継承していくことが大切です。しかし、現在の用水路は漏水化が激しく、修理などでは水路の機能を維持できなくなっており、このままでは、近い将来、水田を潤すことができなくなると懸念されます。

漏水化による用水不足、ごみなどの不法投棄、汚水の流入による水質悪化などを解消するために、用水路を地下に埋めるパイプライン事業が着々と進められています。地形の高低差を利用した自然圧により送水する施設は、農地を走る水道、土地の血管と言えます。今までの開水路では不可能とされていた地域への送水が可能になります。

この春、皆様もお気づきになられたと思いますが、当市役所の近く坂井町定旨地域に下流の約2,800ヘクタールという膨大な農地を潤すために必要な十郷調圧水槽が、地元の大きな協力のもとに建設され、それに伴い調圧水槽の敷地整備をする中で、地域で有効活用できる約4,000平方メートルの敷地が生まれ、先日までに市の担当職員も加わり、地域住民の多様な意見なども踏まえつつ策定しているようですが、水槽の立地場所がJRのすぐわきにあり、坂井市の広告塔や地域のシンボル的役割を担う施設です。

そこで質問ですが、市民の憩いの場所としてさきに計画されている坂井市景観づくり基本計画が平成20年7月に作成されましたが、調べてみたら、三国町は平成17年から、また丸岡町は18年から進められております。坂井町は、計画は作成されておりますが、まだ手つかずです。どのように進めるのか説明をお願いいたします。

次に、十郷調圧水槽が完成して9ケ月がたっておりますが、用地の整備計画はどのような計画となっているのか。2番目に、調圧水槽の壁面はJRに接近し、坂井市をアピールするのに絶好の施設であるが、その計画はあるのか。3番目、坂井市は国営パイプラインに大きな負担をしていますが、水槽周辺の空き地を利用しての憩いの場としての利用を考えていますか。4番目に維持管理費の考え方はどうしているのか。5番目に、地元管理費の捻出のため、広告看板を設置し、広告料を徴収はできないか。

次に、春江学校給食センター移転改築についてお聞きいたします。

春江坂井中学校学校給食センター移転先周辺住民への配慮について。

春江坂井学校給食センターの移転改築に関し、9月議会で移転先が2、3ケ所出ましたが、福井空港南側、為国地係にしたいと市側の要請がありました。ところが、建設用地の周辺住民から、1番、給食配送車両などの往来による区内道路の交通量の増加による交通事故の発生と振動、また2番目に給食センターから排出される調理臭気に対する不安の声を聞いているが、市はどのような対応を考えているのか。

以上の答弁をお願いいたします。

○ 議長(広瀬潤一)坂本市長。

○ 市長(坂本憲男)木村議員の御質問にお答えをいたします。私からは、坂井市景観づくり基本計画の進捗と、そして十郷調圧水槽の利用についてをお答えをさせていただき、春坂の学校給食センター移転改築については、後ほど教育長がお答えをいたします。

初めに、坂井市景観づくり基本計画の進捗についてをお答えをさせていただきます。

近年の全国的な景観に対する関心の高まりなどを背景として、坂井市においても、地域の特性を生かした美しいまちづくりを市民とともに進めるため、坂井市景観づくり基本計画を平成20年9月に策定をいたしました。

また、本計画の実現に向けての取り組みとして、景観法に基づく美しいまちづくりを進めるために必要な事項を定めた坂井市景観条例を平成21年4月から施行いたしております。

本計画の中では、将来、坂井市が目指す景観づくりの目標や戦略的な視点のもとで、本市の景観づくりのモデルとなる地区を景観形成重点地区として指定をし、地域住民と行政が一体となった景観づくりの仕組みづくり等を示しております。

また、坂井地区の景観形成重点地区の位置づけにあるJR丸岡駅周辺地区の景観づくりに関しましては、当該地区の景観特性である「花」と「緑」を景観形成の方針に盛り込み、十郷用水沿線周辺の空間を利用した散策路設定などの長期的な景観形成を目指しておるところでございます。

今後、周辺住民やまちづくり協議会などに広く御意見もお聞きしていきながら、地域が一丸となって取り組む地域主体の景観づくりを支援してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

次に、十郷調圧水槽の利用についての御質問にお答えをいたします。

現在、国営のパイプライン事業は、平成27年度の完成を目指し、新江高椋用水路、春近用水路、左岸幹線及び副管等の工事に着手をいたしておるところでございまして、御質問の十郷調圧水槽の場内整備につきましては、計画用水路の完成の目途がついた時点で行うというふうに聞いております。

以前から課題となっています調圧水槽の壁面を利用した看板につきましては、私も必要と考えておりまして、パイプライン事業はもとより、市のアピール看板の設置もあわせて、日ごろから機会のあるごとに、国、県などに要望いたしておりますし、今後とも、引き続きお願いをしてまいりたいというふうに考えております。

なお、設置する場合にあっては、坂井市景観条例及び福井県屋外広告物設置条例による制限もありますので、さらに検討もしてまいりたいというふうに考えております。

また、用地の利活用につきましては、平成21年度に、地元、定旨区、五本区とワークショップを開催をしまして、名称を「東十郷コメット広場」とし、平成22年3月に整備構想案の結果を取りまとめておるところでございます。

なお、施設の維持管理については地元にお願いすることとなっておりますことと、この施設は他の地区の上部利用と違い、坂井平野へと用水を送る最も重要な施設であるというふうに思っていますし、維持管理費も含め、地元に有益となる事業がないか、国及び県等と十分協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

○ 議長(広瀬潤一)川元教育長。

○ 教育長(川元利夫)私の方からは、春江坂井学校給食センター移転先周辺住民への配慮についてお答えをいたします。

さきの9月定例議会におきまして、春江坂井学校給食センターの移転建築用地として、福井空港南側の春江町為国地係の県有地を購入することについて説明をさせていただきました。その後、早速、9月19日に隣接する新為国区の住民の方々に対して説明会を開催いたしました。

その際にさまざまな御意見をちょうだいいたしましたが、住民の皆様からの主な御意見といたしましては、ただいま木村議員の御質問にもありました内容のものもございました。これらについて、市といたしましては次のような対応を考えております。

まず、給食配送車両等の往来による区内道路の交通量の増加への対応についてでありますが、建築用地への進入路につきましては、当初、用地南側の市道為国13号線を考えておりました。しかし、当該道路は隣接する地域住民の生活道路であります。現在、建築用地西側では国のパイプライン関連工事が進められておりますが、大型の工事車両が頻繁に区内の道路為国13号線を通行しておりまして、付近住民は振動や安全面で悩まされているという声をお聞きしています。

給食センターの建設については、約9から10ケ月を見込んでおり、その間、工事車両の進入、さらに平成25年9月予定の供用開始後には、給食センターへの食材を搬入する、あるいは納入する業者の車両、給食を配送・回収する車両、また給食センター職員の通勤車両などの往来による交通量の増加が予測されています。

市といたしましては、静穏な居住環境の阻害や歩行者等の安全面に対する地域住民の不安を解消するため、別のところから建設地に進入できないものか、現在検討を進めているところでございます。

次に、給食センターから排出される臭気への対応についてでありますが、給食を調理する際に発生する臭気や調理後に廃棄される生ごみ等から発生する臭気につきましては、地域住民の方々が最も心配されている事項でもあります。

これらの臭気対策につきましては、例えば調理に伴う臭気については、油脂を含んだ空気を浄化するフィルターの設置に加え、高性能の機械式集じん及び脱臭装置を設置し、低減を図ってまいります。

また、生ごみの臭気につきましては、建物内に専用の脱水・乾燥処理及び保管室を設置いたしまして臭気が建物外に漏れないようにするなど、設計の段階から対策を十分に考慮してまいりますので、御理解のほどお願いいたします。

以上であります。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )再質問させていただきます。

まず、景観づくり基本計画ですか、これ、20年の坂井町の景観づくりを見ますと、これ、20年に作成したか、その前に作成したんか知りませんが、JR丸岡駅と市役所、坂井農林高校などの公共施設、公園、用水を結ぶ散策路を設定し、親水空間や舗装などの修景を整備すると書いてあります。

ところが、この用水を結ぶっちゅうところが、結局、今の計画ですと、ここはもう用水なくなるんですね。ただのコンクリの舗装でやるとか、サイクリングロードとか、そういうな面が今のところ計画されているようでございます。というのは、これは何回したんか知らんけど、まちづくり協議会とその周辺の人との話し合いっていうか、そういうなことで急に決まったというようなことを聞いておりますが。それはそれで結構なんです。維持管理が結局できないということで。そやけど、ここの住民っていうのは、もともとのこの農業用水には関係のなかった集落なんですね。団地とか、田んぼの関係のない集落の者が多いんです。そうした者が集まって、ここの用水路の跡地を考える自体がちょっとおかしいんでないかなと思います。

この用水路にしても、生活排水はこれなけなあかんのですで。生活排水路の水はつくらなあかんのです。ただ、その生活排水路だけを流したんでは、夏場になると悪臭がものすごうなるんで、そのためにはやっぱり用水も少し流さないと、これ悪臭で今度は迷惑になるっちゅうか、ひどい公害になる可能性がある。そういうなのを、この景観づくり基本計画には入ってないですね。この十郷用水の跡地のことを、そういうなことを少し見直してやるとか、そういうなあれはあるんかどうか。

それと、さっきも言いました坂井町のその景観づくりの基本計画がいつになったらこういうことをやってもらえるんか。三国やなんかやったら、17年度から莫大な金を使ってやっとります、はっきり言いますと。丸岡町は余りないですけど。港町のそのあれで、17年度から莫大な、三国に対してはやっております。それは昔から、17年度からやってるで、別にそのことをどうのこうの言うんじゃないです。ただ、こうやって20年からの計画があるんなら、その計画をいつやって、今、この用水路っちゅうのは、来年1年でもう埋まります。24年度には。今もう舟寄まで来ているんです。もう、その五本の定旨のそこまではもう来年度これ来てまうんです。それ来てんてからでは遅いんやて。今のうちに言うとかんと。農政局の所長も、今は播磨所長ですが、あの所長もかわります。あの人はもう、言うても聞かんちゅうんか、ちょっと前の所長とは変わって、節約しよう節約しようとかかってきてやっているんです。ほんで、後で言いますけど、いろんな面で金を節約してやるっていうな方向でやってますんで、あの所長と話しても、僕らもいつもけんかになるんですけど。そういうことがございますんで、この計画を遅くても今年の5月か6月ぐらいまでにはある程度の案を出してやらんと、もう10月からは、また今度は舟寄から定旨までは工事かかりますんで、かかってからでは遅いんで、そういうことをどう思っているか、ちょっとお聞かせください。

○ 議長(広瀬潤一)坂本市長。

○ 市長(坂本憲男)今、議員御質問のありましたこの景観づくりということで、まずはこのパイプライン事業について、そういう十郷用水というものを上部利用、私はこの上部利用を、せっかくそういう大切な水が流れている関係上、それをふたしてなくなるというのはさみしいなという思いもしておりまして、できることなら、私個人としては、上部利用を利活用していきながら、まちづくりの一環としてできたらいいかなというふうに思っていましたが。今、木村議員もお話がありましたように、まち協とか、いろんなそういう地域の方々、役員の方々、相談をいたしまして、結果的にはしないという方針でありました。ちょっと残念に思っているわけでございますが。

そうした中で、今日まで坂井地区においては、去年、おととしですか、丸岡の駅前の方を、まず駅前、駅舎っていいますか、JRの駅の方を整備してきまして、景観づくりの一環として取り組んできました。いろんな計画も今、示されてはいますが、何を主にぱっとやるかっていうのは、私まだ見えてないところもあるんですよ、正直言って。どこをするかって、どんなにするかっていうものが見えてこない。私は、それよりか、まちづくりと、旧町ももちろんこれからも整備していかなあかんと思い、財源的なものも見ながらね。やはり、この旧坂井町っていうのはおいしい米っていうイメージもありますし、県内有数の農業地帯になってます。そういった中で、地域ともいろんな中で御相談もいただきながら、そういう農業関係にもマッチした景観づくりっていうんか。私、いろんなことを考えれば、いろんなまた案が出る、また坂井地区らしい、そういう景観づくりっていうものがあるように私は思っていますので、そういった中で、やはり昔からの地元の人が一番よく、その坂井地区っていうのをよくわかっているというふうに思います。そういった中で、いろんな御意見をいただきながら、今後の坂井地区の景観づくりに取り組んでほしいというふうに思いますし、そういった中で、市としても最大限の支援もしていかなくてはならないというふうに思っていますので、御理解をいただきたいと思います。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )今、その市役所の東側見ても、防火水槽役割で、冬でもある程度水をためてやっとります。そういうなこともこれからなくなるといいますと、これ、前にも1回言ったことがあると思うんやね。火災のときの消火栓やらそういうなことをどうするんやっていうなことを、ちょっと言ったことがあると思いますが、そういうことも視野に入れて、また坂井農林高校とか、小学校があるんで、やっぱり子どものある程度の遊び場っていうんか、そういうな、駅前から出てきてからの、今までは用水があって、いろんなあれがあったけど、結局、今、あこ何にもなくなってくると、これからの景色が変わるというよりか、やっぱり小さい子どもらでも、学校がほんそこにあって、学校の中でメダカの学校とか、そういうなもん1つつくろうとしても、今やったら、学校内でメダカのその作成しようと思えば、もう水をただですですぐできるんやね、そういうなことは。ほんで、そういうなことも視野に入れたことをしてもらわんと、まちづくり協議会に全部任せたんやって、結局、面倒が見られんとか何とかで結局全部そんなもんやめるっていうな、そういうなことでは無常識過ぎるっちゅうか、今の年代の人はいいかもしらんけど、その人が年いって、僕らのときにはこんなことをしてんた、あんなん残しておけばよかったっちゅうな、恐らくそんなことは出てくると思うんですわ。そういうなことを視野に入れて、もう少しね、もうできなかったっちゅうんでなしに、結局、今の生活排水やなんかの水は流さなあかんのやで、そういうなことを今度どうするかとか、そういうなことから視野にやって、そのつくりはやってほしいと思います。

それから、次、今の調圧のタンクのところですが、今、市長が言われたように、坂井市の景観及び福井県屋外広告物設置条例に縛りがあるっておっしゃいましたが、どのような縛りがあるんかちょっと、広告の看板とか、市のアピールの、それはどんな条件があるっちゅうか、それわかったら、ちょっと教えてください。

○ 議長(広瀬潤一)黒川産業経済部長。

○ 産業経済部長(黒川規夫)坂井町の定旨に設置されました調圧水槽の広告といった中で、福井県の屋外広告物条例というのがございまして、その中に禁止物件というのがございます。その禁止物件といいますのは、煙突あるいはガスタンク、あるいは水道タンク、そういった上部にできる、そういったタンク類、その中に調圧水槽もそういった禁止物件に該当するんだというなことで、屋外広告物の設置、表示はできないというふうになってございます。しかしながら、中には適応除外ということもございまして、国または地方公共団体が公共の目的を持って表示するもの、そういったものについては、県と市町と協議した上で、国または地方公共団体として広告物の表示、設置が可能やというな内容でございます。

例えば、調圧水槽の壁面に、これだけの大きな費用をかけた国営パイプライン事業がどういうものであったかとかそういう表示をする。あるいは、坂井市のPRといいますか、そういったものの表示をする。観光のPRの表示をする。そういった点については適用除外というなことになっております。そこへ民間の何かを記載して、それで広告料をいただくと、それはできないというな内容でございます。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )広告料をもらうとだめというなことですが、調圧タンク、あれは今35メートルか6メートルかあります。JRのほん横に通っております。今、問題になっております新幹線はうちらの横を通ります。その新幹線からでもはっきりと見えます。スピードは関係ないです。あれはもう距離が伸びれば絶対見えるっちゅう感じになってますんで、それは関係ないんですけど。一番の広告になるっちゅうか、市のアピールっちゅうんか、そういうなものは、やっぱりするべきもんだと思います。県内でも、武生か今庄か、あっちの方の水源池のところに市のアピールをやっているところもありますんで、そういうなのを参考にでもして、また坂井市の一番米どころでございますし、また日本一の調圧タンクでございます。今、ゆりの里できますけど、ゆりの里はもう一回り小さいやつですで、やっぱりここが日本で一番大きいというようなあれでございます。

そんな関係で、やっぱり少しでも、莫大な投資をしてますんで、そういうなことをできるだけ、これ本当言うたら、これは国があそこんとこへ一般募集して、あこに看板立てるっちゅうになってたんですよ。それを、今の所長が、あの播磨所長が金がかかるでどうのこうのって言って、全部あれ取りやめてんてあれしつんたんですよ。ほんで、この間、言うてったらやね、ほんならなもっと足場のあるときに言うてくれればよかったって。そんなもん言いわけやって言うたんですってね。もう足場撤退してから、ほんなことを言うたって。ほんなもん、あんたらの言いわけやって。ほんなんでは、ほんなもん、言うた言わんが先になってまうであかんっていうなことを言っときました。

それと、広告にしても、横のJRとの間に今度はさくがしてあるんやね。そこは別に関係ないんですで、広告にしてもさ。そうでしょう。あれは国営やであかんかもしらんけど、そのフェンスやなんかのあれはいいと思うんですけど、これちょっと調べといてくださいね。調べてあるんですか、部長。

○ 議長(広瀬潤一)黒川産業経済部長。

○ 産業経済部長(黒川規夫)今、フェンスの件につきましては、また県の条例等を十分中身を精査しながら検討したいと思います。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )それ、早急に調べて。ここはもう完成してるんですで、あとはもう敷地の利用活動だけですわ。定旨と五本とワークショップ開催して、コメット広場として何か出しているらしいんですけど、この会合したのも、3回か4回、ものの3ケ月ぐらいで決めてるんやね。ほんで、地元定旨に委託するとかいうたって、定旨の部落は小さい部落で、金も一銭も出さんといて、あれやれって言うたって、ほんなもんできるわけないっちゅうねん。そうでしょう。今、これ、これから完成してやりだすと、全国一のこのあれなると、PRで、いろんな県外から視察に来ると思います。ここらや春江はね。ほんなときに、長旅でバスに乗って来ても、トイレ1つもなけな、こんなもん、野でトイレもできな、そういうなあれがあるんで、やっぱりその広告なり何なりのシェアを取ってやるか、それか、市が管理して、少し見てやるとか、そういうな案はないんですか。ちょっと答弁お願いします。

○ 議長(広瀬潤一)黒川産業経済部長。

○ 産業経済部長(黒川規夫)今ほどの調圧水槽の敷地内の、先ほども市長答弁がありましたように、東十郷コメット広場と名づけまして、地元の方たちのワークショップを開きながら、3回、その間に意見交換会も含めて、コメット広場という名前の中で、いろんな施設の、みんなの広場とか、歴史ゾーンとか、そういったスペースゾーンを計画をしております。その中にトイレというような形もございますが、トイレの計画は今のところ入ってございません。そういった中で、こういった施設を今後整備していく際に、やはり国また県の方に、先ほども言いましたが、用水路の工事のめどがついた時点でこれに着手するということで聞いておりますので、今後とも、国、県に対しまして十分要望をお願いしていきたいというふうに思っております。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )ワークショップなんて、今、持ってるんですよ。見たら、12月19日からやって、3回やったのが、ものの2月27日で終わってるんですわ。2回3回なんちゅうのは、まとめと事務局の意見だけ。こんなもんで、このいっちょう広い、こんなとこ、定旨のそこらに管理せえ、どうのこうのって言うて、はいそうですって終わるようなあれでは、ろくなもんできませんわ。そうでしょう。やっぱ市が、ある程度力になって住民らを引っ張るぐらいのあれしていかんと、だれも乗ってきません、これは。市がほかのところで高い年貢を払うて敷地借りてやっているんやったら、ここやったらただやね。そうでしょう。ほんな、こんな莫大な敷地あるところをみすみす活用しないっていう方法はないんやで、もう少しそれ考えといてください。

もう時間がないんで。それから次、給食センターのことで聞きます。

学校給食は、建築後30年40年と長期間にわたり稼働することになりますが、その間、住民、地区と良好な関係を築いていくことは大切と考えるが、市長の考えを聞きたい。それと、先ほど言いました工事車両が迂回路っちゅうんか、それは工事車両だけかもしれませんが、これからの給食センターへ出入りする車とかそういうなもん、別の道路をつくるんなら、それは結構です。ですが、1つ言っときますが、春江のあそこらの住民の、教育長知ってるか知らんか知らんけど、交差点1つ広げるんでもむちゃを言うてきとる人間がようけいるんです、為国地区のここらあたりの者は。そこんとこも少し視野に入れて、その道路拡幅なり、道路新設するなりの、そういうな無駄な金を使わんためにあそこへ持ってんたんやでね。そうでしょう。こっちの方は、福島のあっこのところに行けって言ったときには、下水もねえ、あれもねえ、金かかるって言って、こっちへ持ってきた例があるんやで、そこんところはよく頭の中へほうり込んでやってください。でないと、また12月でまた出すかもしれませんよ。そういうあれだけ。どうですか、答弁。

○ 議長(広瀬潤一)渡邊教育部長。

○ 教育部長(渡邊眞吾)最初の給食センター、実際に新設で建ちますと、木村議員おっしゃるように、長期間、その地域に存在する施設として、地域住民と良好な関係を築いていかなければいけないというふうに考えております。

施設の整備の配置関係については、まず1点は、地域住民に余り圧迫感がないような、また閉鎖的な形にならないような、できるだけ開放的な、住民の生活環境にマッチしたような、そういった外観に心がけたいというふうに思いますし、また地域との良好な関係を築くということでは、駐車場なんかも子どもたちの遊び場として土日は解放するとか、あるいは給食の残菜等も堆肥化して、地域住民、また学校等に無償で配布するとか、いろいろ、今後、地域住民の方々と意見を交わしながら、地元との協調関係を築いていくような、そういった形をとっていきたいと思いますし、センターが建ってからも定期的な懇談は持っていきたいというふうに考えています。

また、進入路については、今、折衝中でございますが、いろいろと粘り強く今後また話し合いを進めていきながら、余りお金がかからないような形も十分踏まえながら対応していきたいというふうに思います。

○ 議長(広瀬潤一)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )膨大な敷地ですし、亀ケ久保のあこら辺は年いった人もおりますんで、空き地を家庭菜園とかそういうな利活用できるんなら、そういうなのにもまたいろんなことを考えて、住民ともめごとのないように、やってください。

以上で質問を終わります。

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