2012年6月22日金曜日

平成24年3月定例会 一般質問(木村強議員)

22番、新政会、木村です。通告に従い、一般質問をさせていただきます。今回は、4点について質疑いたします。


まず1番目、ケーブルテレビについて、ケーブルテレビの加入状況と今後の利用料金について。2番目に、行政チャンネルの管理経費についてお尋ねします。それから3番目に、パイプライン化後の排水路化される高椋新江用水の管理方法についてと、4番目に、県営事業パイブライン化について、今後の維持管理について、以上4点質問させていただきます。

まず1点目、まずケーブルテレビの加入状況と今後の利用料金の見直し方針について質問いたします。

ケーブルテレビの整備については、旧町の時代にそれぞれ整備し、これまで積極的な加入促進を行ってきたことに加え、平成23年7月にアナログ放送が終了しデジタル化を迎えたことにより、ますますケーブルテレビへの加入者が増加していることを踏まえると、現在の利用料金をもっと安く見直すことができるのではないかと考えております。

私は、旧坂井町のケーブルテレビのサービスが開始された平成15年度当時、議会の全員協議会の場で、利用料金が高過ぎるのではないか、料金をもっと安くして加入しやすくしてはどうかという意見を述べたときに、加入者が増加し、増加率が上がれば利用料金も安く見直すことができる可能性があるという回答を得た記憶があります。その当時、坂井町では22%ぐらいの加入率だったと思います。そこで、現在の加入状況と今後の利用料金の見直し方法について、関係書類を取り合わせたところ、坂井市の加入率が、平成19年度で52%、それから23年度で65.4%、それから24年1月、今年の1月で68.8%、また坂井町にしましても、平成15年度で22%ぐらいでしたが、19年度の3月末で41%、それから23年3月末で59.7%、それから24年1月末で61.5%になっております。そこで、現在の加入状況と今後の利用料金の見直し方法について、また株主である坂井市の株保有を言いますと、福井ケーブルテレビが60%、坂井市が10.26%の株主であります。坂井市のこれからの考えを市長にお聞きしたいと思います。

次に、行政チャンネルの管理経費についてお尋ねいたします。

現在、ケーブルテレビを活用した行政チャンネル放送がされておりますが、昨年、これらの放送について、デジタル化の環境整備のため、機器設備などの整備を実施してきていると思いますが、これらの維持管理などについてそれぞれ相当の負担となっていると思われますが、今後これらの経費負担についてお尋ねいたします。

次に、パイプライン後の排水路化される高椋新江用水の管理方法でございます。

国営かんがい排水事業が平成8年に設計段階に入り、関係市町村、福井市、またあわら市、坂井市、吉田郡永平寺町で受益面積1万1,642ヘクタール、そのうち水田が1万309ヘクタール、畑が1,333ヘクタール、事業費1,133億で始まり、平成12年度から丸岡町久米田のJAカントリー前が一番最初にパイプライン工事にかかりました。平成23年度までで、1期工事で4億4,785万円、2期工事で3億8,887万円で進捗率が73.8%まで進んでおります。完了の平成27年度で国営事業が完成する予定ですが、県営がそれから後も末端パイプラインを引き続けていかなければならないということです。

そこで質問ですが、高椋新江のパイプラインが27年度には終わります。その後、高椋と新江は丸岡町の排水の方に回るということですが、それについての説明をお願いします。

それから2番目に、県営工事パイプライン化の今後の維持管理についてですが、国営、県営事業のパイプライン化事業が順調に進歩しているが、その維持管理費が農家に重くのしかかってくると思われます。今まで、開水路の泥上げ、補修など、集落の人足で維持管理していたが、今後は分水工などの電気代など、今までに負担がかからなかった費用が生じることとなります。生産組織、担い手組織などの農業経営にも大きな負担が生じると思われるし、そこで、県営事業の今後の維持管理費を早めに示し、農家、土地改良区への今後の対応をお願いする必要があります。今現在の維持管理を示していただきたいと思います。

以上、4点について質問いたします。

○ 副議長(高間正信)坂本市長。

○ 市長(坂本憲男)木村議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは、ケーブルテレビの加入状況、利用料金と、高椋新江用水の維持管理の今後の方針についてということでお答えをさせていただきたいと思います。また、ケーブルテレビの料金体系とパイプライン完了後の維持管理費については、後ほど担当部長からお答えをさせます。

まず、ケーブルテレビの加入状況と今後の利用料金についてでございますが、坂井市内のケーブルテレビにつきましては、第三セクターであるさかいケーブルテレビ株式会社が整備、運営を行っておるところでございます。平成13年11月の旧丸岡町・旧春江町の一部エリアでの開局以来、順次そのエリアを拡大し、平成17年12月に、旧三国町、旧坂井町の第3期エリアのサービス開始をもって市内のケーブルテレビ網は完成をいたしております。

加入の状況でございますが、平成24年2月末現在で、ケーブルテレビ、インターネットの加入世帯を合わせて全体で1万9,400世帯、普及率、今ほど木村議員もお話がありましたように、68.9%ということでございます。

次に、現在の利用料金でございますが、詳細につきましては後ほど総務部長からお答えをいたしますが、最も安いコースで月2,730円から利用できるようになっております。

さかいケーブルテレビの会社では、現在も多額の借入金もありまして、これを計画的に返済していくことが必要であること、またケーブル設備の寿命は10年程度とされて、サービスを継続維持していくためには設備のリニューアルに多額の投資が必要であること、さらには今後NTTの光回線による同時再放送技術が地方にも波及すると考えられることから、これに対応するための新たなサービス提供への投資等が必要であることなどから、さかいケーブルテレビ株式会社では、利用料金については現行を維持しながら、さらなるサービスの向上を図っていきたいとのことでございます。

坂井市といたしましては、今後とも適正な利用料金を維持しつつ、利用者ニーズに即したサービスの多角化、質の向上を目指し、顧客満足度を高めていくよう会社に対して求めていきたいというふうに考えております。

次に、行政チャンネルの管理経費についての御質問にお答えをいたします。

行政チャンネル放送につきましては、平成20年度において、地域情報通信基盤整備推進交付金を活用しながら、デジタル放送に対応するために放送の環境整備を行ってまいりました。昨年の7月に完全デジタル放送に移行し、現在放送を行っているところでございます。

これらの機器管理の費用につきましては、あわら市との共同事業ということもありまして、負担割合の見直しを行い効率的な費用負担を図っております。

また、行政チャンネルの管理運営に要する経費については、これらの機器の管理経費が主なものでありまして、これからも一定の費用負担は必要かというふうに思われます。

今後は、行政チャンネルの番組の充実を図りながら、市民の皆様に親しまれる、よりよい番組制作に努めていきたいというふうに思っております。

次に、パイプライン工事に伴い用水路が排水路化する高椋新江用水の維持管理についてという御質問でございます。

現在、国営事業で行っておりますパイプライン事業ですが、事業の進捗も75%となり、終盤近くとなっております。

この事業は御承知のとおり、安定的な農業用水の供給を行うとともに、塩水遡上に左右されない用水の確保や、維持管理負担の軽減等諸問題の改善を図ることを目的に行われているところでございます。

農業用水路は、長い歴史の中で食糧生産の役割に加え、農地排水などを受ける多面的な機能を有してきたところでございます。

排水路化した高椋新江用水の維持管理はどうなるのかということでございますが、新江用水には山林及び宅地からの排水流域面積が多く、多量の山水が流れ込んでいます。

また、高椋用水についても新江用水からの排水の受け皿となっているため、森林の環境保全のためにも、高椋新江用水が排水路となった時点で市が維持管理を行う必要性があるものと考えております。

○ 副議長(高間正信)五十嵐総務部長。

○ 総務部長(五十嵐英之)それでは、私の方からは、ケーブルテレビの利用料金体系についてお答えをいたします。

現在のケーブルテレビの利用料金体系につきましては、デジタルライトコース及びデジタルスタンダードコース、それぞれ4つの料金体系を持っております。デジタルライトコースでは、34チャンネル、月額2,730円です。デジタルのスタンダードコースでは3,570円から利用できるようになっております。

この料金につきましては、県内及び全国的に見ても決して高い価格とはなっておらないと思っております。開局時より多チャンネル化のサービス等の充実や、アナログからデジタル化への切りかえ等で設備投資をしてきたと聞いております。その上で、料金は据え置きし、開局当時のアナログパックの利用料金の月額2,730円をそのままデジタルライトコースの利用料として維持しております。また、多チャンネルのデジタルパックコースでは、開局当時は月額4,095円でございましたが、現在は3,570円で、実質値下げをしてサービス提供をしているところです。

それから、行政チャンネルの放送に係る費用でございますけれども、行政チャンネル放送の管理委託費といたしまして、自動送出費用、それから回線使用料等で445万円、それから自主放送の編集の費用として120万円、合わせて565万円を予算でお願いしているところでございます。

○ 副議長(高間正信)黒川産業経済部長。

○ 産業経済部長(黒川規夫)私の方からは、県営パイプライン完了後の維持管理についてお答えをさせていただきます。

現在行われております県営事業は、パイプライン化により老朽化設備の更新、農地の集積による規模拡大、水管理に要する経費の節減及び水難防止を目的に行われているところでございます。

御質問のパイプライン化後の維持管理につきましては、今までポンプを使用して用水を供給していたところは、ポンプ運転費がなくなり農家負担の軽減になりますが、新規でパイプライン化するところについては、御指摘のとおり、分水工の電気代等が必要となります。

自然圧を利用したパイプラインの維持管理費につきましては、まだ実績が少ないので正確ではありませんが、平成23年に供用開始いたしました兵庫用水系統の実績では、10アールあたり約200円程度と聞き及んでおります。

しかし、1つの分水工から供給する水田面積にはいろいろ面積に差がありますので、こういった200円という単価は変更になるものと予想され、200円以上となる可能性もあるところでございます。

今後、県及び関係機関等を通じできるだけ早い時期に受益者に周知するようお願いをしたいと考えております。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )ケーブルテレビのことで再質問いたします。というか、普通言うあれでもないんですが、最初の坂井町時分に言ったときの、結果がそのときから値段、これ変わってないんやね。と思うんやけど。スタンダードの場合は、これ、この前、最初のときはスタンダードなんてのはなかったと思うんですわ。ライトの方の安い方のこれしかなかったと思うんで。あったんですか。そのときの、結局、坂井町とまた三国か、入るときの条件が安くできるっちゅうなことを言ったで、今、これ、ちょっと思い出して言ってたんですが。時代変わってアナログからデジタルになった、その経過もありますが、この利用者がべらぼうにふえている。ましてや、2013年度か、12年度の7月と2013年度の7月にはもう完全にデジタルになって、アナログはもう全然見られない。今は一般のお客さんでもまだ見れてますが、13年7月以後はアナログは全然見られないとなると、やっぱりデジタルになりますと、やっぱりまたこういうケーブルテレビに加入する人がまたふえると思うんで、できることなら精いっぱいサービスしながら少しでも安い方向に持っていきたいと。まだ、嶺南とか向こうの方へ行きますと、ケーブルについて、今の負担が少なくなってるっていう面もあります。これは交付金か、そういうなもんが、原発の交付金や何かがあって安いところもあります。それに倣えとは言いませんが、できるだけの負担、特に今、この原発でちょっと騒いでいる最中でございますんで、この交付金が、どこまでいつまで続くかわかりませんが、そういうなことを視野に入れて検討してもらいたいと思うんですが、何か返答あったら。

○ 副議長(高間正信)坂本市長。

○ 市長(坂本憲男)先ほど申し上げましたように、このさかいケーブルテレビの会社というのは第三セクで行われておりまして、またそのうち、木村議員もお話ありましたように、株のこの保有率といいますか、約10%ということでございまして、会社の運営とかこの経営に対して決定する権限まで持っていませんが、木村議員言われたように、そういった中で取締役の中でこういった意見があるというのは十分伝えていきたいというふうに思っております。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )じゃ、次、行政チャンネル、それで、今、市長、ちょっと言われたけど、株主であるんで、大体配当っていうのはいくらぐらいのあれあるんですか。初めて聞くんですけど。

○ 副議長(高間正信)五十嵐総務部長。

○ 総務部長(五十嵐英之)昨年度ですが、1株あたりの配当金額は2,500円です。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )1株2,500円。ということは、400株やね。400株の2,500円、100万円か。それだけの配当があるんなら、その配当を別にせんと、やっぱり視聴者っていうんか、そういうなもんに少しでも安くなるような工夫を考えてください。

それから次、行政チャンネルのこの負担金ですが、565万円と言ってましたが、これもできることなら、やっぱりこの行政チャンネルっていうのは、みんなの坂井市のそういうなあれを報告したりいろんなことをすることですで、やっぱりこれからみんな見る機会が多くなると思うんです。また、いろんな、知るためにこういうケーブルテレビに入る人も多くなると思うんで、またそういうなもんでもなるべく負担のかからないような方法でやってもらいたいと思います。

次に、パイプラインのことについてお聞きします。

パイプライン、今、高椋新江、今度はこれは排水機能になります。しかし、用水が排水になった場合は、機能は半分以下の機能しかしないんですね。頭でっかちでしり隠さずっていうようなもんで。それと、今の新江は山つきにあって、今の福井カントリーとか、ああいうなところの、雨水っていうんか、あれが、台風とか、そういうな洪水には弱いっていうんか、すぐに新江はオーバーフローを起こします。それと、その下にある高椋ですが、そこへあおりが来るんやね。ほんで、それをその末端がちょうどうちらなんですけど、それを途中でとめて、田島川へ落とそうと思って栓をあけると、今はあけてないんですが、あれをあけると、丸岡の城の下は全滅です。水つきになります。それでもう丸岡町時分からいろんなことを言われてとめてたんですが。これ、一般質問でも、河川の改修のこと市長すらっと流してましたが、これ、五味川へ流すんですね。一般質問のときは五味川言いませんが、五味川へ流すのが、五味川の改修が全然できてないんやね。ほんで、今、これ、排水でやっても、五味川を整備してもらわないと、この機能はできないんですわ。それと、今、国営が排水、これパイプラインの後になるんで、結局、今の用水路は、漏水がひどいっていうんか、至るところで漏水してるんで、その機能ができないで、今、パイプラインしたんですが、そこんところ全部補修してかないかないということで、それは今国営が補修をするっていうんですわ。補修はいくらでもしてあげるって言っているんですが、肝心の受け皿がどこかわからないっていうんか、国営は言っても、今のところ市はとってくれない、そういう状況であります。ほんで、市へ振ったところが、建設では持たん、ほんで農政ではもうあれってね、農政と建設、その話し合いをしてない、そういう状況であるんやね。これをどうするんか、しっかりとした方向性をどっち持っていくんか、ちょっと答弁お願いします。

○ 副議長(高間正信)新谷建設部長。

○ 建設部長(新谷優一)今ほど木村議員さんから言われました、高椋用水、新江用水が今後排水になった場合、先ほど市長の方からの答弁では、市の方で維持管理をしていかないけないというようなふうな答弁になってると思いますが、市内でどこが維持管理していくのかというような質問かと思いますが、今、高椋用水と新江用水のお話をされましたが、坂井市には、そのほかに、パイプライン化されて上部がまた排水になっていくような可能性のあるところが、十郷用水とか、春近用水とか、たくさんまだあるんではないかと思われます。その辺も含めて今後どうしていくかということで、それが排水になっても、あくまでも、まだ田んぼの排水として流れていく場所もありますし、雨水排水として流れていく場所もありますし、生活排水として流れていくような場所もあります。それ、場所によっていろいろありますので、その辺も含めて、内部で、産業経済部、建設部、上下水道部等で、あと、そのほか中心となるところ、いろいろ協議して、どういうふうにしていくかまた検討していきたいと考えております。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )今の建設部長の答弁は逃げ道や、1つのね。そうでしょう。しっかりと頭をどこでとるかっていうのは、それが最初。そこでとって、そこから振るならいいんですけど、下水やら農政やらそこらで話し合うてやるっていうのは、部長の逃げ道や。というのは、これ、市だけではあかんのやっての。そうでしょう。今の土木事務所、県の土木事務所とのあれもあるんや。結局、川ね。田島川なり、今の兵庫川なり、全部外していかなならん。今、部長も言ったように、これ、高椋新江だけでない。まだ後に言おうと思ってたんや。そやけど、そういうなところは、今、これ、だれも知らんのやけど、この十郷用水の庁舎の後ろ、そこにごみ除塵機あるでしょう。除塵機の水、市役所やらここらの雨水、どっちへ流れると思います。今、計画では上の方へ流す計画ですよ。これ、一般の人は、今、福島やら、あこらの人が聞いたら、ただでさえ兵庫川水つきするのに、そんな水要らん、恐らく出ると思うわ。そうでしょう。そういうなもんも全部これからやっていかな。27年度でもう国営は終わるんやで、終わるまでにその話を全部せなあかん。あと3年ほどしかない。それを国営のやっている間にやらないと、あとは今度は市とか県が負担してやらなあかん。国がそういうなことを言っても、県も今いろんなもの出てくるんです。末端のパイプラインとか、特に、今、丸岡が末端のパイプラインをやろうと言って、今、やってるんですわ。東地区がね。600町もそこらも今やろうとしてるんやけど。また、今、維持管理のそういうなもんも、いろんなもんも出てきてるで、今ちょっと言わなんだんですけど。そういう排水の面が、これからずっと、県営になると、まだまだひどいあれが出てくるんですわ、細こいところが。そういうなところが、結局、その維持管理をどこでやるかっていうのは、排水だけになると、土地改良がやらんとあかんとかで、それから農林がやらなあかんとか、建設がやらなあかんと、みんなこれ分かれるんですわ。そやけど、その一番元になるところをどこがやるか、それだけはできたらきちんと、ここで、建設部長、私が責任持ちますって言ってもらいますか。

○ 副議長(高間正信)新谷建設部長。

○ 建設部長(新谷優一)もう間違いなく、先ほど市長の答弁の中にもありましたように、市の方で維持管理をしていかないけないのではないかという方向にはなっておりますので、それをあと内部でどうするかということを、私も、先ほど議員さんが言われたように、こっちの水はこっちに流れていくとか、そんなことも全然理解してないというか、わかってないような状況ですので、その辺も含めて、また、今後いろいろ土地改良の皆様にも教えていただきながら、一緒に、こうした方がいいんじゃないかという意見を聞きながら、内部でもまた検討していきたいと思いますので、よろしくお願います。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )僕も高椋の今理事長をやってますんで、理事長やっとる間に高椋新江だけはきちっとしたいと思うんで、きょう、こうやって一般質問させてもらったんです。というのは、半年ぐらいすぐにたってまうんで、9月か12月にそれまとまりなかったら、その間にやらんと。今、十郷用水のこのことを言いますと、今の副管工事ですね。23年度に普通は舟寄まで来るつもりはなかったんですわ。たまたま、左岸、今の福井やね、芝原用水の方でちょっといざこざがあって、その金を使われなんだんやね。その余った金をどっかに使わなあかんもんやさかいに、結局、そのとばっちりで十郷用水の副管をやったんや。恐らく今年も余ってくると思うんや。余ってきた場合にはどこで使うったら、一番手っ取り早いこの十郷用水の副管とか、そんなところへ入ってくるんやね。そのときに、水の流れとか、そんなもん、何も話もなかったときに国が勝手にやり出すと、住民混乱したり反対したりいろんなことが出ると思うんやね。ほんで、できたら今年の9月か10月ぐらいまでには、その方向性っていうのはきちんととってもらいたいっていうんか、そういう面があったんですわ。それなんで、どうですか。今年の10月かそこらまでにちゃんとあれできますか。

○ 副議長(高間正信)新谷建設部長。

○ 建設部長(新谷優一)もう早速、その協議させてもらいますので、そこらも含めて、あと、今後、そういうふうに坂井市にまた維持管理された場合に、その用水が、あと底地の問題、財産の問題がどうなるかとか、あとそういうなことなんかも、ちょっと今後どうなるのかなという、そういうなところも協議させていただきたいと思いますし、まだまだちょっと研究していけないこともあると思いますので、いつまでって、今ここでちょっとお約束はできませんが、なるべく早くするようにしていきたいと思います。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )本当です。そこを、今、市へ譲渡するっていうことはできないっていうんか、もともとは土地改良の地面で下にパイプが入ってるんやね。修繕ないと思うんやけど、やっぱりそういう、修繕とか、そういうなもんせなあかんで、道路に譲渡したり何たりっていうのはできないと思う。その辺がちょっと難しい面もあるんやけど、それはお互いに話し合うて、やっぱり今度は土地改良での、その用水の機能はもう全然使わないんやで、後の維持管理はやっぱり市なり何やりやってもらわんと、用水へそれを振ってきてもどうもならんで、ほんでお願いするんです。

次、維持管理の方についてちょっと黒川部長に聞くんですけど、これ、兵庫用水や何かは、これ、もともとポンプでくみ上げてたで安うなっているんですけど、今度、丸岡とかそこらが県営で末端のパイプラインをやろうとしたら、今までは上流の水っていうのは維持管理一切かからなんだんやね。まして、今度は逆になるっていうんか、パイプライン化すると、下流の方が強なって上流は水が行かんという状況になります。ほんで、今、高椋新江も、新江はちょっと山の上にあるんやね。ほんで、高椋が下で、高椋の下のところへ、今、パイプラインをふせてるんですが、それちょうど、鳴鹿の取り口から余り高低がないんで、うちらが末端で出してまうと、弁はありますよ。弁つけて、それは調整はするんやけど、それ、どこまで効くかっていうのは、まだ僕らも心配なっていうんか、そういうな面があるんですわ。ほんで、自分らのところでも、今までは水上って水上って威張ってたんですけど、これからパイプラインになりますと、今度は逆になって、水下の方が偉うなって、おまえら、水あれなら、後ろで全部全開にしてまうよと言うと、上の方が出ないっていうか、そんな状況になりますんで。

それと、今のところ、丸岡町の末端パイプラインを県営でやるってやってるんですが、同意をとって歩いてるんですが、そこの末端の費用がいくらかかるかっていう、その説明も何をしてないもんやで、みんな動揺しているっていうんか、負担金とか経費がかかるっていうことを知らなんだっていう人が多いんですわ。そんなんで、部長、それ、今、県やそんなところから話があると思うんですが、どれだけかかるっていうか、ある程度の正確な料金やらそんなもんだけは、みんなに早く知らせるような方法は何かとれますか。

○ 副議長(高間正信)黒川産業経済部長。

○ 産業経済部長(黒川規夫)先ほども答弁させていただきましたが、今現在、兵庫用水地区、昨年の4月から供用開始した部分、そちらについては、23年度の実績でいきますと、1分水工あたり、大体10アールあたり200円というのが本年度の今までの実績が出ております。従来からパイプラインの開水路で用水を運んでるところ、そこについては、新たにそういったものが発生するということが考えられます。いろんなことが考えられるんですが、今現時点で、また1つの分水工の範囲といいますのが、40ヘクタール、あるいは50ヘクタール、それぞれ配水する面積が若干ずつ違うわけですね。そういったこともありまして、なかなか今後の維持管理っていうのは出しにくいところもあるんですが、早急にいろんな、23年度の兵庫用水等の実績も踏まえながら、早急に把握をしながら、なるべく早くお伝えできたらなというふうに思います。

○ 副議長(高間正信)22番、木村議員。

○ 22番(木村 )兵庫は1区画が2町5反もあれば、大きいところやで、分水工なんて数が少ない。丸岡の山べりへ行ったら、1町やそこらで分水工1つずつつくっていかなあかんようになると、ひどい維持管理、そんなもん、200円や500円と、そんな金で済むと思うたら大間違い。そういうなことをきちんと図ってやってほしいと思います。

建設部長、用水と排水の機能が違うんやで、今の高椋新江、これ、またきちんと、県とまた国と相談しながら、何でしたら僕も一緒に行きますんで。そういうなあれで、またひとつ、みんながこれでよかったというような方法に少しでも持っていく努力をしてください。

これで終わります。



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