2012年6月22日金曜日

平成24年3月議会 一般質問(田中哲治議員)

皆さん、おはようございます。4番、新政会、田中哲治です。通告に従いまして、スポーツ振興基本計画についての現状と考え方などについて一般質問いたします。


当市におけるスポーツ振興基本計画の基本方針は、市の総合計画の基本計画に掲げられておられます、生涯を通じ学び育つまちづくりと、スポーツレクリエーションの振興の基本施策に基づいて、昨年3月に策定されました。市民一人一人が日常の生活の中でスポーツ活動に親しめる環境づくりを進めるために、だれもが、いつでも、どこでも、いつまでも気軽にスポーツに親しむことができるような生涯スポーツを楽しみ、身体、精神の健全な育成と地域の融合を図ることを目指して、今現在、当市のスポーツ振興といたしまして、古城マラソン大会や市民スポーツ祭、またスポーツ教室、また指導員の育成など、この計画への取り組みが実践されているところでございます。

この推進計画作成にあたっては、教育委員会を初め、関係機関、関係団体の方々の御尽力はもとより、市民皆様に対する御理解と御協力があって初めて実を結ぶものと思っております。

さて、スポーツの認識や価値観は皆それぞれだと思いますが、近年のスポーツ界の動向を見てみますと、昨年の女子サッカーワールドカップ杯で優勝し、国民栄誉賞を受賞、またオリンピック出場権を得たなでしこジャパンの活躍は、日本国中、いや世界中に感動を与えたのではないでしょうか。

また、さきの女子サッカーの国際親善大会アルガルベ杯では、準優勝ではありましたが、大絶賛され、本年7月のロンドン五輪での金メダルに手ごたえをつかんだと、「負けてなお強し」の評価をしておりました。

当市においても、スポーツ少年団や部活また各競技において、県大会などで優秀な成績をおさめられ、北信越大会あるいは全国大会に出場した、小学校、中学校、また高校や団体チーム、あるいは今後の選手を多く輩出し、坂井市という名を強く印象づけております。

このように、スポーツは、人生をより豊かに充実したものとするために、人間の身体的・精神的な欲求にこたえる世界共通の文化であり、心身両面に影響を与える文化としてのスポーツは、明るく豊かで活力に満ちた社会形成や個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものでございます。人々が生涯にわたってスポーツに親しむことは極めて大きな意義を有していると思います。

また、スポーツは人間の可能性の極限を追及するという営みとともに、社会的には、青少年育成や地域における連帯感の醸成や地域経済の寄与、さらには国際的な友好と親善という意義も大きく有しております。

こうした中、都市化や生活の利便性に起因する、体力・運動能力の低下傾向など、社会状況が変化する一方で、仕事中心から生活重視へという人々の意識や価値観も変わりつつある中で、スポーツは体を動かすという人間の本源的な欲求にこたえるとともに、爽快感・達成感や他者との連帯感などの精神的充足や楽しさ、喜びをもたらし、さらには体力の向上や精神的ストレスの発散、生活習慣病の予防など、心身の両面にわたる健康保持増進にも資するものがあり、生涯にわたりスポーツに親しむことができる豊かなスポーツライフを送ることも大きな意義を持っていると思われます。

また、国では、昨年8月に50年ぶりにスポーツ振興法が全面改正され、特にトップアスリートへの支援や地域スポーツの活性化をスポーツ振興の両輪として位置づけされ、障がい者スポーツ支援などが新たに明記されました。

一方で、国民体育大会の改革また現在のスポーツ行政は、文部科学省以外にも、複数の省庁にまたいで事業が行われておりますので、一括集中したスポーツ庁の設置などが課題とされております。既に、自治体によっては、スポーツ行政と健康政策とが連携して実施されている自治体もあります。いずれにしても、地方また自治体の特色を生かした政策の切り分けが問われると思われます。

このような中、当市も、先ほど申し上げましたとおりスポーツ振興基本計画が策定されましたが、策定後の実態や効果はどのようになっているのか、次の4点をお伺いします。

1点目は生涯スポーツの推進でございます。

生涯スポーツは、御承知のとおり、一人一人のライフスタイルや、年齢、性別、体力、運動能力、健康状態、興味などに応じまして、だれもが生涯を通じて、いつでも、どこでも、いつまでも気軽に親しみ楽しむスポーツを生涯スポーツととらえております。

そこで、市民が気軽に参加できるようなライフステージに応じたスポーツ活動の場になっておられるのか。また、体力、健康づくり教室や地域スポーツクラブの育成などの促進状況はどうなっているのか。

2点目は、競技スポーツの振興についてですが、当市では、小学校から高齢者までの多くの方が県大会や全国大会などで活躍をされておりますが、今後は、やはりどの団体においても、指導者となる人材育成、また資質向上ではないかと思っております。

そこで、各種スポーツ団体やクラブ活動支援と、指導者となる人材育成や資質向上を掲げておりますが、その現状はどうなのかをお尋ねします。

3点目は、スポーツ施設についてであります。

現在、当市には43のスポーツ施設がありますが、老朽化が進んでいる施設も多々あると思います。平成24年度予算では三国運動公園のテニスコートの人工芝張りかえ等がありますが、そのほかにも改修や修繕等を要する施設の現状についてお尋ねをいたします。

4点目は、2巡目の国民体育大会に向けて、選手の発掘・育成・強化についてです。県は、6年後に成年の部での活躍が見込まれます選手を対象に、チームふくい成年アスリート強化事業を設置しました。昨年10月では38競技で534人の強化指定選手といたしましたが、これは当初予定の900人を大きく下回ったため、県では今後、各団体の組織力を図って選手を取り巻く環境を改善したいとのことですが、県との連携、また坂井市に強化指定選手はおられるのか、いるのではあれば何人か、また当市の考えはどうなのか、以上4点についてお伺いをします。

○ 副議長(高間正信)川元教育長。

○ 教育長(川元利夫)田中哲治議員のスポーツ振興基本計画についての御質問にお答えをいたします。

初めに、生涯スポーツの推進についてでありますが、坂井市では、古城マラソン大会や市民スポーツ祭など、市民参加型のスポーツ大会を開催しており、毎年たくさんの方に参加をいただいているところであります。

また、坂井市体育協会では、各体育館を拠点といたしまして、子どもから高齢者まで、幅広い世代を対象とした、スポーツを楽しむための大会とか教室、例えばジュニアティーボール教室とか体質改善エクササイズ教室、脱・メタボ教室などを開催して、市民の好評を得ているところであります。

体育指導委員会では、ウォーキングやウォークラリー大会の開催やニュースポーツ教室や、体育指導委員が考案したマリン体操の紹介、普及など、今、ケーブルテレビでも入っているわけでありますが、市民が気軽にスポーツに楽しむための事業を行っております。平成24年度は、毎週、年間を通してニュースポーツやストレッチを行うスポレッシュ教室を行う予定であります。

地域スポーツクラブについては、総合型スポーツクラブ「NPO法人スポーツクラブ丸岡」が坂井市内で唯一活動しています。坂井市少年招待サッカー大会、チビッコサッカー交流会などを開催し、水泳競技を取り入れ、総合的にスポーツ活動を行っております。現在、丸岡地区を対象に活動を進めておりますが、今後は坂井市全域を対象として活動するために、今、各地の関係者と検討、調整を行っているところであります。

今後も、スポーツ活動を生涯スポーツとして推進し、市民が生涯にわたって親しみ、楽しむことができるよう取り組んでいきたいと考えています。

次に、競技スポーツの振興についてでありますが、坂井市では、坂井市体育協会を通じて、市内28競技団体と4自治区協会に活動費の助成を行っています。

また、坂井市では、小学校から高齢者までの多くの選手が全国大会に出場し、優秀な成績をおさめております。全国大会に出場する際には、参加する選手・監督の激励のための壮行会を毎回開催し、激励金を授与しております。

競技スポーツの向上を目指すとき、熱意を持った優秀な指導者の確保が絶対必要でありますし、ジュニアから成年に至るまでの体制づくりを段階的に継続的に行うことが大変重要であると考えています。平成30年には、2巡目の福井国体が開催されます。福井国体に向けて競技力を向上させることを目指し、坂井市体育協会及び協会加盟の競技団体にもお力をいただきながら、競技スポーツの推進に取り組んでいきたいと考えています。

次に、スポーツ施設についてでありますが、先ほど議員さんからもお話があったとおり、坂井市には43の施設があり、これらの施設は、指定管理者制度の導入によりまして、坂井市体育協会に委託をして、企画・運営をしていただいているところであります。

しかし、ほとんどの施設で老朽化が進み、改修や修繕が必要となっております。毎年、計画的に修繕を行っているところでありますが、まだまだ不十分であります。小学校、中学校の耐震補強が終わり次第、公共施設等の耐震補強にも力を注いでいけたらいいなということを考えています。

また、2巡目となる福井国体に向けて施設の整備も大変必要になってきています。開催が決定されたサッカー競技では、グラウンドの芝生化や周辺施設の整備が必要となってまいりました。県においては、平成24年度に施設整備計画が策定され、平成25年度から施設整備補助金が創設される予定になっております。

市民が利用しやすく、安全で施設の整ったスポーツ施設の整備に心がけていきたいと考えています。

最後に、2巡目の福井国体に向けての選手の発掘・育成・強化についてでありますが、昨年9月に、福井国体に向けて福井県競技力向上対策本部が設立されまして、成年の部で活躍が見込まれる選手を対象に、本番まで継続的に強化練習や合宿を重ね、県外の優秀なコーチも招聘していく成年アスリート強化事業がスタートしました。10月には、38競技534人が強化選手として認定されまして、今後、各競技団体が行う強化事業に対して福井県体育協会が補助を行うことになっています。

坂井市におきましても、開催競技の競技団体と連携をしながら、小・中・高に対する当該競技の育成・強化に努めていきたいと考えています。

以上です。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)今の教育長の答弁でおおむねわかりましたけども、まず初めに生涯スポーツについてであります。今ほど教育長から答弁がありましたが、実はいろんなことで、国もその目標等々を立てております。実は、いろんな成人の週1回以上のスポーツの実施率等々を、今、目標といたしまして、これにつきましては、65%以上、また週1回は30%以上を目指しているということでありますけれども、今、坂井市において成人の週1回以上のスポーツ実施率、これは何%かおわかりでしたら、お願いをいたします。

○ 副議長(高間正信)渡邊教育部長。

○ 教育部長(渡邊眞吾)申しわけございません。ただいま、その成人のその率については資料を持ち合わせておりません。申しわけございません。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)じゃ、後ほどよろしくお願いをいたします。

それと、先般、市体育協会から各地区への春のスポーツ教室のチラシがピンク色で出ておりました。いろんな、エアロビクスから健康体操、また野球、またテニス教室などなどが紹介されておりました。これらにつきましても、いろんなことで、スポーツの、このような実施率の向上、また健康につながると思いますけども、これら等々につきましてはどういうふうにお考えになっているんでしょうか。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)わかりました。後ほどまた。

じゃ、2点目につきまして。先ほど、競技スポーツの件でございます。いろんなことで、28競技に助成をしていると。今現在、スポーツ関係、またいろんな、老人クラブは健康福祉部になると思いますけども、約3億円だったと思うんです、足してね。そういうな、市がいろんなスポーツ関係で、24年度の予算ですよ、これはおおむね昨年23年度と同等かなというふうに思っております。今後、いろんな、国体も控えておりますし、先ほど教育長が申し上げました強化選手の育成ということで、これにつきましてはもう6年後でございます。

実は、昨年、おいでませ国体、山口国体ですね。それで、山陽小野田市から報告書を資料を送付させていただきました。それを見てますと、もう6、7年前から、いろんな、少年、坂井市はサッカーとバレーボールの方を今してるんですかね。そういうことで非常に強化を取り組んでいるということで、今後、そのような予算につきましてはどういうふうに支援されるのか、国体に向けて、これをお聞きしたいと思います。

○ 副議長(高間正信)渡邊教育部長。

○ 教育部長(渡邊眞吾)先ほど、教育長の答弁でも触れておりますけれども、県の方で競技力向上対策本部が設置されまして、成年アスリート強化事業が今後スタートをしてまいります。その中で、いわゆる県レベルの競技協会を通して、そういった選手の育成強化を図っていくということで、坂井市内においても、中学校から高校までの、その将来の成人として福井県を代表する選手として福井国体に出場するという、そういう育成強化という観点から、中学生で約20名ほどの選手が今指定をされております。高校については、まだ出身地がちょっと公表されておりませんので。丸岡高校などはサッカー等で指定をされておりますので、その中には坂井市の選手も当然含まれてはいると思うんですが、高校等については、個人情報から、ちょっとまだ出身の居住地がまだ公表されておりません。そういった、競技ごとに県レベルで選手の強化育成をしていくということでございますので、坂井市の体育協会にも競技協会はありますけれども、市単位でそういった競技協会、市の競技協会が個別の選手について育成強化をしていくと、そういった取り組みというのはまだ見えていないというのが現状です。

今後、福井国体に向けてのそういった選手強化の育成につきましては、当然、今のスポーツ少年団が、将来少年の部としての選手として福井国体に参加するという、そういった人材もおりますので、そういった支援については、今後、体育協会、またスポーツ少年団の指導者、そういった形の中で、福井国体に向けた、いわゆるその選手強化、あるいは運営面、いろんな形で、今後、行政として組織を強化しながら、また市民を巻き込んだ、そういった実行委員会等の組織も順次組織をして、その市民の広がりも求めていきながら、当然、予算的にもそれなりの予算対応していくための取り組みを、今後、自主的に行っていきたいというふうに考えております。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)今ほどの部長の回答で、今現在、市独自での育成強化と、これは、今、行ってないということなんですかね。実は、ある自治体で資質向上、またそういうな少年少女の育成ということで、いろんなトップアスリートのそのようなプレーを見たり、また講演会をしたり、それとまたいろんなところで、一番いいのはやっぱり合宿させて、そういうことで、非常に少年少女がそのようなことで強化を努めている自治体もございます。市においても少年団がたくさんありますので、それ等々で行っているとは思いますけども、市として、今後、これから、少年少女、どういうふうな考えでおられるんか、またどういうふうに位置づけするのか、ちょっとお伺いをします。

○ 副議長(高間正信)川元教育長。

○ 教育長(川元利夫)現在、まだ国体の種目すべてが決定したわけではありません。僕のところは、いわゆるサッカーとバレーが内示されてきたということであります。したがって、市としては25年度に国体準備室みたいなのをつくらせていただきながら、それに対応していきたいなと。それにあわせて、もちろん県とのいろいろな連絡をとりながら、県も含めた形で、そういう選手の強化であったり、交流であったり、そういうこともしていきたいなと思っています。ただし、今、議員さんが言われるように、もう既にNPOのスポーツクラブでは、いろんなサッカーの交流会を開いたり、いろんな形で活躍してくれておりますので、その下地とか協力を得ながら、坂井市としてのそういう取り組み、それから競技役員のその育成とか、あるいは宿泊等のその受け入れ態勢をどうしていくかということについても来年ぐらいから準備を進めていけたらいいなと、そんなことを考えています。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)次に、再質問させていただきますけども、施設の改修、またいろんな修繕等でございます。実は、三国運動公園の野球場の施設でございます。私も野球が好きでございますので、福井ミラクルエレファンツ、三国野球場へは、大体7試合から8試合、観客数で700か800で、5,500人ほど年間に来るわけでございます。

これはこれでいいんですけども、特に野球場のバックスクリーンの、特に時計の非常に三国の日本海、真っ青でございます。これは真っ青でないんやね、今ね。もうはがれているんですわね。ちょっと波があったんかしらんですけど。そういうことで非常に、富山、また新潟、また石川のそういうふうな野球ファンが来ます。そういうことで非常に見苦しいというなことを聞いておりますので、これら等とも、やはり今年も7試合から8試合予定していると聞いておりますので。それと、もう1点は、これはバックネットの問題でございます。実は、選手の前にベンチがあります。そうすると、バックネットの支柱が立って

るんですね。やっぱり、視界、こうやると見にくいんですよね、いろんなプレーがね。そういうことは、これは大工事になると思いますけども、それら等とも1回、現場、またこの試合を見に行ってお願いしたいなと、そういうふうに思っております。

それともう一つは、坂井町にある屋内スポーツセンターでございます。老人クラブ、またゲートボール等々を利用しておりますけども、雨漏りがすると。3年前には職員がやったというふうにお聞きをしておりますけど、まだ若干雨漏りするということで、これら等々についても、下が土でございますので、そういうことを、やはりもう1回調査研究しながら、今後、そんなことで施設の改修、改善には努めていただきたいなと、そういうに感じているところでございます。

次に、先ほど国体の話が出ましたけども、実は2月の新聞で鯖江市の件が出ていましたね。縄跳びで小学校が三十五、六年前から縄跳び大会をやって、非常に、あこは元体操ですから、駅伝選手も、御承知のとおり箱根駅伝で大学生で頑張っている選手がおられます。これら等々につきましても、縄跳びにつきましては、今年は神明小学校でしたか、ちょっと忘れましたけども、約1,300人、親子、またそのようなことで大会をやっているそうでございます。特に縄跳びは、持久力、またリズム感覚、また跳躍力というなことで、非常に縄跳びはいいというふうなことを聞いておりますが、このようなことで坂井市においてもいろんなことでやっていると思いますけども、その点どう感じられておるのか、1回御意見をちょうだいいたします。

○ 副議長(高間正信)川元教育長。

○ 教育長(川元利夫)今、田中議員がおっしゃられたように、福井県は学力もそれから体力も大変優秀でありまして、1、2番を争っているわけでありますし、特に体力はほとんどが1番だろうと思います。それは、やはり学校生活の中での、そういった細々とした体力アップっていうんか、向上ということに努めているから、そういう結果が出るんではないかなと。もちろん、それはスポーツ少年団の活動であったり、放課後のそういう施設の利用とかそんなこともあるんですが、学校生活の中でも、例えば2限目と3限目の業間を20分とらせていただいて、そこで業間体操をやるとか、校舎の周りをマラソンで走るとか、いろんな工夫を、今、田中議員もおっしゃられたように、学校によっては、もちろん縄跳びをやっているところがあったり、それぞれ工夫をしながら、その体力の向上に向けて頑張ってくれています。そういったことがあって初めて、福井県は優秀な、そういう体力の向上ではいいんだという評価を得ているわけでありますので、そういう点もしながら、まだまだ横の連携をとりながら、先生方は工夫をしてマンネリ化しないような、そんなことも考えながらやっていってくれています。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)よくわかりました。また、坂井市のそのような競技のスポーツを向上していただくためにも、やはり少年少女から育成をしていただきたいと、そのように思っています。

もう1点、ちょっと通告にはなかったんですけれども、4月から学校体育で中学校1、2年生ですか、武道を取り入れるということで、全中学校、福井県で七十五、六あって、約半分は今考えているんだということを聞いております。それらにつきまして、今、いろんなことで柔道を取り入れるんなら、大外刈りがだめだとかいろんなことがありますよね。今後、やはり坂井市といたしましても、文科省の指示でございますので、これら等々はどういうふうに考えられておるのか1回お伺いいたします。

○ 副議長(高間正信)川元教育長。

○ 教育長(川元利夫)指導要領改訂によりまして、中学校において武道を取り入れるということであります。坂井市の場合は、5つの中学校で剣道と柔道を取り入れさせていただいています。丸岡南であれば剣道、それから丸岡中学校の男子が剣道、あとは全部柔道と、春江も三国も坂井も柔道を取り入れてやらせていただいています。

以上です。

○ 副議長(高間正信)4番、田中哲治議員。

○ 4番(田中哲治)今の件でございますけども、いろんな5中学校があって、いろいろ違うということですね。わかりました。

それと、もう1点でございますけれども、実は平成20年の6月に議員の質問であったんですけども、市長の答弁でいろんなスポーツに対する地域振興についてということで、実は回答で、先ほどミラクルエレファンツのことを言いましたけども、非常に県を中心としたサポート体制を他の市町と連携しながら支援してきたが、PR、これは観光とスポーツに関することでございます。スポーツと観光、またいろんなことで、私も農商工と観光と言っておりますけれども、きのうもありましたとおり、スポーツと観光連盟、また観光事業はやはり連携しなければならないんじゃないかなということで、このようなことで、20年6月の一般質問で、いろんなことで県内外からの応援に駆けつけたファンに対して坂井市のPRをしたいというふうな市長のお言葉がございました。私も同感だと思います。

実は、今年の8月の10日から12日、11日は花火大会でございますので、隣のあわら市に中日本総合男子ソフトボール大会が開催されるんです。5会場で。そのときに、小学校から一般まで含めまして約33チームが来県されると

いうことで、今ほど申し上げましたとおり、ちょうど三国の花火大会ということで非常に混雑するかなということでございますけども、これら等々につきましても、いろんな協会、また事務局を通じまして、そういうな坂井市への観光誘致、これをするようにお願いをしているところでございます。きのうもありましたとおり、やはりスポーツだけで帰るんじゃなくて、やはりスポーツと観光を非常に密接につなげていただきたいなと、そういうに思っているところでございます。

以下、いろんなことで言いましたけども、今後、やはりスポーツ、またそのような健康事業、また観光事業、やはり坂井市は連携しながら、そのようなことで健康宣言の都市として、また市は前向きに取り組んでいただきたいと、そういうに思っております。

以上で、一般質問を終わらさせていただきます。

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