2番(古屋信二)2番、新政会の古屋でございます。
通告どおり、一般質問をさせていただきます。その中で、大きく分けて2項目3点を質問させていただきます。
1つ目ですが、年々、農村部は農作物の鳥獣害による被害が深刻になっております。県の鳥獣害対策室によりますと、昨年は446ヘクタールで、1億3,200万円の損失でありました。それに対応し、自公連政権時代に誕生した鳥獣被害防止特別法の鳥獣被害防止総合対策交付金で、農水省は生産者やJAでつくる対策協議会にハード・ソフト両面で支援してきましたが、政権交代が始まった事業仕分けを受け予算は大幅に削減し、特に防護さくなどハード事業は要求額の4割にとどまり、事業計画の縮小・変更を余儀なく、その結果、地元では住民総出でなれないさくの設置を施工し、設置の範囲も縮小いたしました。
しかしながら、福井県は今年の9月の補正予算で、野生動物を防ぐネットさくを整備する費用の半分を補う補助対策を打ち出し、残りの整備範囲も施工できる見通しでございます。
しかし、現状はクマが人里に出没し人を襲う事件が多々あり、住民が不安となっております。その要因について、私は今年の猛暑や人間の自然破壊で山にえさがなくなったっていう現状に合ってないと思います。広葉樹を伐採し、針葉樹を植林する拡大造林はほとんど行っておらず、反対に広葉樹を植栽する例もふえています。人間が無意識のうちにやっているえづけをやめることが大事だと思います。それは、未収穫の果実であったり、簡単にあけられるごみ箱やコンポスト、山に残飯等を捨てていると思います。人間の食べ物の味を覚えた野生動物は、最終的に駆除されることになります。人間にとっても動物にとっても、最後は不幸な結果となります。
このため、鳥獣害を里山に出没させない仕組みを構築するなど総合的な鳥獣害対策を実施し、農作物被害、人身被害を防止することが必要でございます。
既に、越前市や鯖江市、小浜市など4市町村では、農地と山林の境界をはっきりさせ、さらに障害物を置いてイノシシの出没を防ぐ取り組みを実施しております。
また、平成20年、坂井市農林環境計画においても、取り組むべき事項としていくつか挙げられています。鳥獣害のない里づくりについて、坂井市の取り組みの所見をお伺いします。
2点目は、農村部の過疎化、高齢化に伴って里山が荒れたり、耕作放棄地がふえていることに、里地里山保全をどのように支援していくか、所見をお伺いします。
2つ目ですが、地籍調査について質問させていただきます。
特に、福井県においては地籍調査の進捗が13%と、全国平均49%から大幅に下回っております。都道府県別においてもワースト6位でございます。平成18年9月議会においても高間議員さんが質問し、そのとき、坂井市の暫定計画地域面積34.6キロ平方メートルに対し17.3%で、市長の回答はできるだけ早く対応していく必要があると答弁しております。
しかしながら、手間と時間のかかるのは承知の上ですが、地籍調査は住民や都市計画にとってもメリットが大きく、住民負担なしで実質5%程度の市の負担の少ない事業でもありますので、再度一般質問に上げさせていただきました。
そこで、現在の進捗率と、地域集落の要望があっても調査着手に7、8年かかるという現状をどう解決を図るかお伺いいたします。
以上でございます。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
古屋議員の御質問にお答えをいたします。
まず、鳥獣害のない里づくりに関する坂井市の取り組みについてをお答えをさせていただきます。
これまで、特に鳥獣被害の多い丸岡地区では、坂井市合併以前の平成15年度から平成18年度にかけて、電気さく約22キロメートルを設置し、また捕獲おりも設置して、農産物への被害防止に取り組んできたところでございます。
しかしながら、年々個体数が増加傾向にある中、近年ではイノシシ、ハクビシン、アライグマやツキノワグマなどの目撃情報や人的被害も出ており、人的・物的被害を完全に防止することはできないと思います。
このような中、本年度は、国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用し、さらなる侵入を防止するために、地域ぐるみの設置作業によって山際に侵入防止金網さくを11.5キロ設置するとともに、イノシシ用捕獲おりを20基山際の地区へ設置し、被害防止策を講じたところであります。
さらに、有害鳥獣を里山に引き寄せないためには、廃棄農作物の処理や収穫しないカキ・クリなどの撤去、お墓のお供え物やキャンプ場のごみは持ち帰るなど、未然に防ぐ対策として、山際地区に回覧で周知をしたところでございます。
今後も、関係機関及び関係団体と連携・協力していきながら、継続した取り組みを行っていきたいというふうに考えております。
また、今年は、特にブナやミズナラなどの凶作により、ツキノワグマがえさを求め、人里に多数発見をいたしております。本年は、現時点で39件のツキノワグマの出没情報が寄せられています。
市では、坂井警察署などと連携を密にして出没状況の把握に努め、丸岡町内の防災無線での放送、周辺学校や区長への連絡、電子メール配信システムの「安心安全情報ネットワーク」情報配信、県運営のクマ出没情報ホームページへの情報提供などを行っているところでございます。
また、丸岡地区の防犯隊と連携をとり、山際の地区に対して広報パトロールを実施をいたしました。
11月中旬からは出没情報が報告されていませんが、引き続き警戒をしてまいりたいというふうに考えております。
次に、里地里山保全をどのように支援していくかについてお答えをさせていただきます。
市内の里地里山である丸岡東部地区や竹田地区の山際を中心に、イノシシやシカなどの野生動物による農産物への被害が発生し、深刻な事態となっております。
このため、有害鳥獣を里山に出没させない仕組みを構築するなど、総合的な鳥獣害対策を実施し、農産物被害を軽減することが必要であります。
坂井市では、本年度、県単の公的間伐事業を活用し、集落周辺の山際3.4キロメートルを枝打ち、また間伐を行いまして緩衝帯を整備しましたが、先ほど申し上げました捕獲おりや侵入防止さく、電気さくなどの複合的な防止策とあわせて、地域住民による日常の草刈りなどにより山際管理を徹底することで、さらにその効果が発揮されるものであるというふうに考えております。
イノシシを初めとする有害鳥獣対策は一朝一夕になし得るものではないわけでございまして、長い期間をかけて粘り強く行う必要があると考えております。
今後も、坂井市鳥獣害対策協議会を初め、市と関係機関が連携し被害防止に対する取り組みと支援を進めてまいりますので、御理解とまた御協力をお願いしたいと思います。
次に、地籍調査に関する御質問にお答えをいたします。
本市における地籍調査事業の進捗率は、平成21年度末で15.0%であり、これは県内平均と比べて高くなっています。しかしながら、全国平均約49%を大きく下回っている現状にあります。
坂井市におきましては、合併時には農林水産課内に担当者1名を配置して事業対応しておりましたが、平成19年度からは産業経済部内に地積調査室を設置し、専任職員3人で事業推進にあたっているところでございます。
地籍調査を実施するメリットとしましては、登記所の地図や登記簿と土地の現状が一致し、土地の売買や分筆・合筆が円滑化する。また、土地の境界が明確になることで、隣地との境界など土地に係るさまざまなトラブルを未然に防ぐことができますし、また境界の位置が復元可能な座標で管理されているため、地震、土砂崩れ、水害等の災害が発生した場合にも復旧が容易となります。また、土地の境界の確認や所有者の実態の把握が簡単にできるため、道路や下水道などの公共事業が円滑に行えますし、また面積が正確に測量されるため、固定資産税の課税の適正化、公平化に役立つ、こういった利点があるわけでございまして、事業の効果を具体的に説明し、周知・啓発した結果、今では多くの地区から事業に対する御要望をいただき、長期計画により順次事業を進め、平成31年度までに整備をしていく予定であります。なお、国においても、地籍調査事業の一層の促進を図るため、国土調査法等を改正し、特に地方自治体が地籍調査事業に取り組みやすいようにするため、国が実施する基本調査の拡充や業者に対する委託業務の範囲をこれまで以上に広げていくなど、民間活力の導入により、実施体制の強化などの方針を打ち出しております。
今後は、法改正の趣旨にのっとり事業を実施していきたいというふうに考えています。また、事業手法についても、境界についても解決ができないような場合は、筆界未定もしくは除外地として処理し、事業期間を短縮し、さらなる事業の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)古屋議員。
○ 2番(古屋信二)
もう少しちょっと具体的に質問させていただきます。
福井県は、山地災害防止のため間伐を坂井市丸岡東部の山際へ行い、緩衝地帯を整備してきました。実際には、内田、田屋、女形谷、野中山王、山竹田の3.4キロしかなく、鳴鹿地区なんかはほとんどまだ整備が行っていないかと考えております。
また、過疎化、高齢化に伴って地域住民が行う緩衝地帯の管理が難しくなっています。そのことについて回答がまだのような気がしますので、そういうところの所見をお伺いいたします。
それと、坂井市の林業費における予算は、ほとんど林道の整備とか松くい虫の防除が主な事業でございます。鳥獣害対策に有効であると考えております森林整備の事業や、里山の森林づくりの事業の見直しが必要かと考えております。そのことから、安心して農作業を行えるよう山際の緩衝地帯の不要木の除去や、やぶの刈り払いに対する支援が必要と考えるが、そこら辺あわせて理事者側の所見をお伺いしたいと思います。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
ただいま再質問のありました県の間伐事業でございますが、確かに山地災害防止のための公的間伐事業というなことで、県単事業で、内田地区450メートル以下5地区で3.4キロの間伐事業を行ったという実績がございます。鳴鹿地区の話も出ましたけれども、今後、そういう間伐、また草の下刈り等々をしなければならない地区、面積等々も関係機関、坂井森林組合等々も十分調査しながら中長期的に実施したいなというふうに思っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。
また、鳥獣害以外の緩衝地区についての具体的なというような質問でございます。
確かに、そういう、今年は特に異常気象等々も相まって、また果実等も少ないというなことで、イノシシにしても、クマにしても里山の方へおりてくる件数が、坂井市だけでなく、全国的にも非常に大きいものがございました。
これも、長い目で見ると、やはりそのクマとかイノシシ等々の獣害が生息する山、森林地区を、人間といいますか、全国的にそういうすみか開発、住宅開発等々によって侵食していったというようなことも考えられるんじゃなかろうと思います。
そういうなことで、林道また林道等の整備についての御質問でございますけれども、確かに、今、林業の予算については、特に三国町地区を重点的に松くい虫の駆除というようなことで、あと丸岡の中山間の林道整備の負担金、また市単独の県単も含めた林道の整備等を行ってきております。それで、不要木の状況等々の話もございましたけれども、今後はその林道整備等もあわせまして、坂井市の森林地域の環境整備にあたっていきたいなと、このように思っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。
○ 議長(山田 栄)古屋議員。
○ 2番(古屋信二)
長期的に実施していくということですので、必ず施策をしていっていただきたいとお願いいたします。
次に、地籍調査の方でちょっと再質問さしていただきます。
国では、第6次国土調査事業10ケ年計画が閣議決定いたしました。ぜひこの10年間の機会に重点的に進捗を上げていただきたいと思ってます。
先ほどの市長の答弁にも、31年度までにという目標がありましたので、数字的な目標っていうのはちょっと聞いてございませんので、何か10ケ年の目標として進捗率が数字的にありましたら、御答弁をお願いいたします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
確かに、今、議員おっしゃられるように、第6次地籍調査の10ケ年計画というなことで、中期計画になると思いますけれども、坂井市としては、平成31年度をめどに10ケ年計画を今立てているところでございます。
質問にもございましたように、その地籍調査事業というのは非常に地味な仕事で、今言うハード事業みたいに、投資すれば翌年また2年後にばんとその成果として出てくるというようなものじゃないんですが、それぞれの民地の境界を決めて、明治の30年代の地租改正の古い地図ですね、絵図、それを今の現況に合わせようというような作業でございます。
現実的には、現状に合ったその明治時代の構図を修正するというなのが基本的な事業でございまして、非常に時間と経費を要する事業でございます。予算的な数字だけでなく、それ以上の非常に難しい厳しいところがございます。
また、小さい集落でも、市直営でやる部分、それと業者委託にかける部分というなことで、A工程からH工程までございますが、それを治山集落でも幾ら早くしても、大体その地籍図、登記所へ送付して認証までに、今までの実績を見ますと3ケ年は要するというなことで、大きい集落になりますと、それが5年なり7年なりかかるということで、非常に進捗がなかなか思うように伸びないというなのが現状でございます。来年、平成23年度から31年度まで、それぞれ集落等施工計画してございます。31年度まで想定される事業費として、約1億5,000万円を見ております。その財源内訳は、国庫が7,500万円、県費が3,750万円というなことで、残りの補助残の分についての80%は特別交付税で交付されるというなことで、実質的には市の一般財源のが5%ぐらいで済むだろうというなことで、非常に有利な事業でございますので、今後やはり各集落の非常に大きな協力を得ながら地籍調査を進めていきたいなというふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)古屋議員。
○ 2番(古屋信二)
もう一度だけ、最後にですがお伺いしたいと思います。地籍調査の関係ですが、私ども調べますと、進捗率を上げる方法として民間活力、今部長もおっしゃったと思いますが、例えば土地の家屋調査士や地籍のアドバイザーという方の専門的な知見、能力の活用が不可欠であると専門家も言っております。そういった人をフルに活用して、31年度まで進捗を上げていただきたいと思ってます。
それで、やはり住民の協力、かなり職員も労力が要る、本当にストレスのかかる仕事だと思います。それで、やっぱり先にしてほしいっていう優先順位とかあると思います。その方はどういうふうにお考えしているのか、ちょっと最後ですが、質問さしていただきます。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
民間活力の話出ましたが、先ほど市長の答弁にもございましたように、今の法律が改正されまして、今まではその委託に回せなかった部分についても業者委託に回せるとか、そしてそういう基準もかなり緩和されたというなことで、国を挙げて地籍調査事業を推進しているというようなことでございますので、それに適応した対応をとっていきたいなということを思っております。
また、その流れですね、土地家屋調査士、またそういう土地に精通したアドバイザー等々民活の話も出てまいりましたけれども、その採択基準に合うような場合には、極力そういう民活もフル活用して地籍調査を進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)古屋議員。
○ 2番(古屋信二)
どうもありがとうございました。なかなか大変な労力なんで、本当に一生懸命推進をお願いしたいと思います。
ということで、推進に向けたいろんな確認をすることができましたので、私の一般質問を終わりたいと思います。
2011年3月15日火曜日
平成22年12月議会の一般質問(伊藤聖一議員)
9番(伊藤聖一)議席番号9番、新政会、伊藤です。
よろしくお願いいたします。
今回、私は財団法人丸岡町文化振興事業団の今後の支援について伺いますが、丸岡文振に関しましては、9月定例会の財団の経営状況報告のときにも触れましたが、23年度予算編成の最終段階の今、改めて一般質問をさせていただきます。
坂井市の出資している法人は、坂井市からの指定管理者の指定や事業委託で事業収益を上げていますが、丸岡町文化振興事業団については、独自事業の展開と民間からの寄附金が収入の大半を占めております。
坂井市は、行財政100の改革が進められており、各種団体への補助金も見直しが検討されているところではありますが、合併後の議会への経営状況報告を見ていきますと、丸岡文振については、不足する収入分を事業団の財政調整基金からの繰入金で賄い、収支の均衡を図っているようであります。
しかし、今年の基金取り崩しにより、今年9月に報告されました21年度決算と22年予算から推測をいたしますと、今年末、22年度末には基金もなくなり、23年度は22年度並みの予算が組めなくなるのではないかと思われます。
そこで、以下の4点の質問をさせていただきます。
まず第1に、出資法人に対する補助金は職員の人件費のみなのでしょうか。
2番目に、丸岡町文化振興事業団のこれまでの事業をどのように評価されているのでしょうか。
3点目、丸岡町文化振興事業団の今後のあり方についての方針はあるのでしょうか。
最後に、来年度以降、丸岡町文化振興事業団へは、これまで以上の財政支援が必要と思われますが、どのように検討されているのでしょうか。
市民や議員には、財団の統合や縮小など、さまざまな意見があるものと思われます。明確な答弁を求めたいと思います。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
伊藤議員の丸岡町文化振興事業団に関する御質問にお答えをさせていただきます。
まず、出資法人に対する補助金についてお答えをいたします。
丸岡町文化振興事業団の平成22年度の事業予算額については、約5,500万円であります。主な事業収入の内訳は、住友グループからの寄附金3,150万円、単行本の出版収入384万円、著作権収入が約100万円、市補助金750万円などがあります。
事業の内訳としましては、財団法人の運営管理費と新一筆啓上賞、梨一賞、まるおか子供歌舞伎の事業でありまして、事業支出で不足する分については、基金から900万円取り崩しております。
そうした中で、市補助金750万円の内訳ですが、10回目の節目であるまるおか子供歌舞伎事業に600万円、財団法人の運営管理費に150万円でありまして、派遣職員の人件費については、市が2名分を直接支払っております。
次に、丸岡町文化振興事業団の事業評価と、今後のあり方については、関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。
事業団では、文学賞によるまちづくり事業を核に各事業を展開をいたしております。「新一筆啓上賞」は、今回で8回目を迎え、毎年多くの作品の応募がございます。今年は、御承知のように「涙」をテーマに募集をいたしましたわけでございますが、4万通以上の応募がありました。
なお、「一筆啓上賞」から数えて応募総数が既に100万通を超えるなど、多くの作品を全国からいただいております。
また、平成19年度からは、新たな事業展開として、愛媛県西予市と連携して「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」コラボ展を全国の美術館や博物館等で開催をいたしております。開催会場では多くの方から、大きな感動に出会えたとの評価も受けております。今年度は、既に福井大学や仙台市において開催しておりますが、今後、沖縄市や東京でも開催する予定をいたしておるところでございます。
まるおか子供歌舞伎は、10周年記念公演として、去る11月の20日、21日に開催をいたしました。2日間で3回上演をいたしまして、延べ2,000人の方がお楽しみをいただいたところでございます。そのほかにも、「人が人を思う心」を、3年、5年、10年、20年後に伝える「おもいでカプセル便」は、時を超えることで思いがよりふくらみ、深い感動を届けることができる心の手紙のカプセル便として事業展開しておりまして、毎年多くの申し込みをいただいているところでございます。
このような事業団では、さまざまな事業展開を行っております。その中でも、手紙文化をリードする文字ブランドをつくり上げ、積極的に全国に向けて発信し、坂井市の知名度を高めていることは高く評価をいたしております。
しかし、伊藤議員の御指摘ありました「日本一短い母への手紙」の単行本が大ベストセラーとなり、印税等により創設した基金の残高も、22年度末には底を尽いてきましたので、今後コスト削減、あるいは収益向上など事業内容の精査を図っていきながら、引き続き事業展開ができるように財政支援をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
ただいま、市長の方から答弁をいただきました。それで、まず丸岡文振の評価についてということで、全体的なところでまとめると、坂井市の知名度アップに大きく貢献をしているということが最後の方にありましたが、これがすべて網羅されているのかなというふうに思うわけなんですが。先ほどの一般質問では、坂井市にとっては非常につらいイメージの話もありましたけども、逆にイメージアップということで、坂井市に大きな貢献がある事業をされている団体であるいうようなことだろうなと思うのですが、これは、坂井市民一般の方からの立場から考えてみた場合に、坂井市にいろんな事業もあるし、いろんな施設等もあると思うんですが、公民館だったり、図書館であったり、例えば体育館であったりとか、そういう市民の方が利用する一般施設たくさんある中で、なかなかそれを利用できない人もたくさんいるんじゃないかなと思うんですね。いろんな諸事情で利用ができない方も当然いらっしゃる。
そういう観点からして、今、丸岡文振がやっている事業が、家にいても、逆に言うと、坂井市のふるさとを遠く離れた遠いところに住んでいる旧坂井市民といいますか、ふるさとを持っている人たちにとっても、このふるさととつながっていく事業であると、坂井市の市民、並びにその縁のある方々と坂井市をつないでいるという、そういう意味からも、もっともっと温かい評価ができるのかなというふうに思うわけなんですけれども。そして、今、もっとはやってほしいと思いますけども、ふるさと納税とか、いろんな寄附、坂井市の場合は寄附条例も実施されておりますが、遠く離れたふるさとを思う人から、そういう寄附がどんどんもらえるような、イメージづくりを育ててもらえるような事業をやってきてもらってるのかなと、ちょっと思ったりもするわけなんですが。
そんな中で、最後の方がちょっと。市長、もうちょっとはっきりとお答えいただけるのかなと思ったんですが。私個人的には、今言ったような評価のことも含めて、丸岡文振をはっきりと財政的な、今、事業費として子供歌舞伎に600万円、今年の場合、運営補助金に150万円しか補助金を出していないと。恐らくこのままでは到底来年は立ち行かなくなると思うんですが、今、丸岡文振プロパーの職員の方、何人かいらっしゃると思うんですが、今の自分たちのお金の状況を見ていると、来年どうなるか非常に不安な部分もたくさんあると思うんです。そういう意味で、やはりそういう、ほかの、例えば、いろんな団体には人件費相当分も補助金を出してると思われますので、丸岡文振についても、そういう意味から、積極的にもうちょっと財政的な支援をして、立派な事業を続けてほしいというようなことを私は思うんですけども、市長、もう一度、その辺はいかがでしょう。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
御承知のように、まずこの「日本一短い手紙」一筆啓上というのは、時々、東京行ってタクシーの運転手さんなんかにも聞くと、やっぱり知ってるんですよね。そういった中で、これは平成5年からスタートしたというふうにたしか記憶にありますが、ここまでいろんな人の御支援とか協力も得ながら、すごく、これ今、全国的にこの知名度も出てきましたし。そうした中で、今ももちろん頑張ってますし、今も冒頭で話させてもらったように、特に今、先ほどから話出てますように経済的にも大変であるというふうに思いますし。特に丸岡地区には、細巾等で百何十軒もあったものが、今何十軒しかないということで、そういった中で、少しでも丸岡のこの越前織りというものを全国に発信していきたいということで、越前織りのこのかまぼこ板の絵の物語において越前織りで全国に発信していきたいというふうに、また経済なんかもあります。そうした中で、今、財政問題についても、確かに底を尽くような状況になっている中で、少しでも、畑野議員もお話をしたように、そういうものを、今、額に入れたものを販売していこうということで。宮城県のは、私も行かしてもらいましたが、今年、今月には沖縄でもやります。この後、東京でもやります。そこで販売して、これから1つは、今のふるさと納税じゃないですけど、これからやっぱり観光地にそれをずっと、また作品っていうのは、まだ、今、21点しかできてませんが、これからもっと無限にできると思います。これを続けていけば。そういった中で、これから越前織りとか、一筆啓上を全国的に、世界的にもありますけど、そういった物品の販売とか、いろんなものを創意工夫しながら作成していきながら、財源の確保というものがやっぱり必要であろうということでしてますし。もうちょっと余裕できたら、全国にこのかまぼこ板の絵というのを、観光地等に販売をしていきながら、少し財源を確保しようということで、今、していますし。今、その丸岡の子供歌舞伎についても、確かに大きな費用もかかってますが、せっかくこうやって一生懸命、10回目ということで、子ども、大人の指導も含めて、子どもたちも一生懸命頑張っていく中で、この10年間続いてきたし、これはやっぱり伝統的なこともありますので、2つとも、これからやっぱりそういう坂井市の1つの地域の活性化っていいますか、いろんな面でこの知名度を上げていくことも教育面においても必要であるというふうに思ってますので、そういった中で、最低限の支援、最低限って言ったらちょっとおかしいですけど、できる限りって言った方がいいですけど、それはまた議会の皆さん方のいろんな御意見等もいただきながら支援していくことが望ましいというふうに考えております。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
今、市長の方からお答えいただきまして、やっぱりさすが市長といいますか、財政のことをかなり心配されている中でのお答えかなと思うんですが。その中で、地場産業や観光と連携を図り、要は丸岡文振の支援のための財源確保や地元とのいろんな相乗効果を生みながら、より活用の高いものにしていこうというようなお話で、大変いいことを聞かせていただいたと思います。
その中で、市長の言葉の中で教育という言葉が出てまいりました。確かに、この文学といいますか、要は教育の分野に入るのかなと思ってくるんですが。そこで、教育長に少しお尋ねをしたいと思うんですが。学校教育の中で、小学校もそうでしょうが、特に中学生、短歌であったりとか、俳句であったりとか、詩であったりとか、そういうものは実際学校の先生の教材として使われるものだろうと思うんですね。そういう中で、坂井市、地元にこれだけすばらしい教材となり得るものを、自前で毎年毎年新しいものをどんどんたくさんたくさん持ってるわけですね。そういうものを、学校教育の現場の中の授業の中で実際生かしてこれないのかなと。例えば、副読本じゃないですけども、教材を、そういうものをつくって、中学校のそういう授業のときには、こういうことをやってみると、実際。それで、応募する子どもがいれば、よりいいなと思いますし、それで、副読本なり、教材を丸岡文振につくってもらう、委託をすると、そこで丸岡文振にもまた事業の支援にもなるというようなこともあるのかなと、まずひとつ思うんです。それと、一筆啓上のときに、あれだけ全国的に有名な審査員の方に、わざわざ福井まで何回か来ていただくんですね。ただ審査だけして、三国でカニを食べて帰っていただくだけでは、ちょっと寂しいかなと。せめて、その中のお一人でも、地元の中学生でも学校へ行って、少し文学的な、文化的な話をしていただける機会があれば、またその丸岡文振の価値っていうものはまだまだ上がると思うんですが、教育長、この2点、いかがでしょう。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
この「日本一短い手紙」ですが、平成5年からスタートしまして、いわゆる手紙文化という面で非常に脚光を浴びました。「母」から始まりまして、今回で17回目。つまり、今年は「涙」ということになっているわけであります。早くも100万通が突破しまして、今年の場合は「涙」で、4万が出てるということであります。
かつて、5年前、丸岡町時代は丸岡の子どもたちが応募をしてくれていましたが、合併をいたしまして、同じ坂井市内の事業ということもあって、それぞれの小学校、中学校から多くの作品が寄せられています。過去の16回のこの題目っていうんですか、例えば「母」であったり「父」であったり、あるいは最近でいうならば「笑い」とかそういうことについてのテーマでもって、例えばそれぞれの学校でいろいろ特別活動の時間で取り上げたり、総合の時間で取り上げたりして、いわゆる子どもたちに啓蒙しながら、多くの作品を応募する、そういう流れになってきていますし。また、その1つ、梨一賞っていう短歌の賞があるわけですが、これは丸岡時代からもやってるんですが、これは丸岡町の子どもたちが中心になって短歌をつくるというようなこと、あるいは俳句をつくって、そして応募して、俳句文化っていうものについても啓蒙していくということでは、非常に価値の高いものになっていくんではないかなと考えています。だから、各学校でもしっかりと取り上げていただいて、国語の授業でやったり、文字文化に多く触れさせようと努力をしているところであります。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
今、教育長に突然ちょっとお話ししましたから、なかなか答弁しづらい部分たくさんあったかなと、申しわけないと思うんですが、一度検討もしていただけたらなというふうに思います。
最後に、この財団の副理事長である副市長に、半分要望も兼ねてちょっとお話ししたいんですが。独立した団体ですから、我々議会がその中身について、運用についてとやかく言うこともできませんし、それはもう財団の理事の方がみんな一生懸命やって運用されているんでしょうから、その点はお任せをしなければどうしようもないんですが。ただ、今後坂井市の財政的な支援がふえてくるということになると、今市長も心配されてたように、いろんな社会情勢の中で、ある意味、ほかの団体なんか補助金が切られていくのかなと思うところもあるんですけども、その中であえてしっかりと支援を、支えていきましょうということになりますから、やはりいろんなところでもう少し、例えばこれ、住友さんから、先ほどの3,200万円ほどの寄附金をいただくと。それは3,200万円もらえるから、これはこっちの方でなくなるまで使えばいいような、そういうような使い方なんかもちょっと心配されたりもするんですけど。そういうものを含めて、もうちょっとしっかりと、市は財政支援をこれからも続けていくんだから、中身の方もちょっとしっかりしてねというのが、恐らく大方の方の意見だと思いますので、その辺を今後一層しっかりと、副理事長として、まとめていっていただきたいなというのが1つと。
それから、住友グループという、日本の中でもものすごいビックネームのグループの支援を受けていると。これは、こっちからお願いして、なかなか得られるようなものでもないですし、大変大きなチャンスがそこにはあると思うんですね、いろんな意味で。それは、住友の先祖の方が丸岡に御縁があるというところがきっかけだというふうには、ちょっと伺ってはいるんですけども。そういう大きな縁があるんであれば、岩崎弥太郎の三菱と高知じゃありませんけど、もっともっとその辺を活用しながら、何か坂井市にもっと利益っていうか、メリットを持ってこれないかなと。例えば、具体的に言うと、住友グループの企業誘致ができるとか。この前、東北のトヨタグループのある下請会社なんですけども、仕事がぐんと落ちていく中で、そのトヨタっていうグループの大きさを利用して、東北のその町工場が地元の産品、特産品を集めてトヨタに売りに行ったと。非常にたくさん売れるというようなことをやっているような会社もあったりして。そういう、住友グループの中の人との人的のいろんなつながりを持って、先ほど市長がおっしゃったような地元産品のPRであったりとか、そういう、もっともっと大きく膨らませることが可能だろうと思うんですね。そういうところを、副理事長として来年以降頑張っていただきたいなと思います。それを要望として、質問を終わります。
○ 議長(山田 栄)北川副市長。
○ 副市長(北川貞二)
いろんな意見ありがとうございます。
私も、丸岡文振の副理事長ということで、自治区長のときからやらせていただいているわけでございますけども。ただ、今回、今言う財政の問題では、今まで第1回、第2回の一筆啓上賞のその印税をもって基金があったわけです。それを、今言う需用費に充てて、22年度底を尽くという中で、底を尽く尽かんは別として、この使い方については、今までも無駄がないか、またそれが適正でないかというな指導も十分していますし、決済の中でもこういう意見も十分言ってますし、また理事会の中でもいろいろ市の考え方等も言っておりますんで、今後、ますますこういうことは、当然、市からの財政支援は非常に必要なことだと思いますけども、そういう経費節減、また収益事業のアップについて、十分考えていきたいと思っているところでございます。
また、この住友グループからの寄附金でございますけれども、平成5年から18回迎えるわけでございますけども、当初は1,000万円、その次が2,000万円と、「新一筆啓上賞」になってから、3,150万円をいただいているわけでございます。
この使い道については、住友グループとしては、今言う新一筆啓上賞、またその梨一賞か、その事業の中で使ってくださいというな条件もあるわけでございますし。この住友グループの寄附は、今、一筆啓上賞の中でなくてはならない寄附金でございまして、本当にこちらとしても非常に感謝しているところでございます。
もう1点の、これは住友の家祖が丸岡町出身ということで、こういう経緯になっているわけでございますけども、今までも、いろいろな中で住友に対して、市長も同じでございますけども、企業誘致なりまたいろいろな施設を整備してもらえんかというような話を何回か持ち上げているところでございますけれども、住友としても非常に厳しいということで、ハード面は別として、ソフト面で、こういう18回も支援している団体っていうことはないわけでございます、全国的に。そういうこともございますので、これも1つの契機といたしまして、今後いろいろな中で、市としていろんな要望、また誘致を図っていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回、私は財団法人丸岡町文化振興事業団の今後の支援について伺いますが、丸岡文振に関しましては、9月定例会の財団の経営状況報告のときにも触れましたが、23年度予算編成の最終段階の今、改めて一般質問をさせていただきます。
坂井市の出資している法人は、坂井市からの指定管理者の指定や事業委託で事業収益を上げていますが、丸岡町文化振興事業団については、独自事業の展開と民間からの寄附金が収入の大半を占めております。
坂井市は、行財政100の改革が進められており、各種団体への補助金も見直しが検討されているところではありますが、合併後の議会への経営状況報告を見ていきますと、丸岡文振については、不足する収入分を事業団の財政調整基金からの繰入金で賄い、収支の均衡を図っているようであります。
しかし、今年の基金取り崩しにより、今年9月に報告されました21年度決算と22年予算から推測をいたしますと、今年末、22年度末には基金もなくなり、23年度は22年度並みの予算が組めなくなるのではないかと思われます。
そこで、以下の4点の質問をさせていただきます。
まず第1に、出資法人に対する補助金は職員の人件費のみなのでしょうか。
2番目に、丸岡町文化振興事業団のこれまでの事業をどのように評価されているのでしょうか。
3点目、丸岡町文化振興事業団の今後のあり方についての方針はあるのでしょうか。
最後に、来年度以降、丸岡町文化振興事業団へは、これまで以上の財政支援が必要と思われますが、どのように検討されているのでしょうか。
市民や議員には、財団の統合や縮小など、さまざまな意見があるものと思われます。明確な答弁を求めたいと思います。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
伊藤議員の丸岡町文化振興事業団に関する御質問にお答えをさせていただきます。
まず、出資法人に対する補助金についてお答えをいたします。
丸岡町文化振興事業団の平成22年度の事業予算額については、約5,500万円であります。主な事業収入の内訳は、住友グループからの寄附金3,150万円、単行本の出版収入384万円、著作権収入が約100万円、市補助金750万円などがあります。
事業の内訳としましては、財団法人の運営管理費と新一筆啓上賞、梨一賞、まるおか子供歌舞伎の事業でありまして、事業支出で不足する分については、基金から900万円取り崩しております。
そうした中で、市補助金750万円の内訳ですが、10回目の節目であるまるおか子供歌舞伎事業に600万円、財団法人の運営管理費に150万円でありまして、派遣職員の人件費については、市が2名分を直接支払っております。
次に、丸岡町文化振興事業団の事業評価と、今後のあり方については、関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。
事業団では、文学賞によるまちづくり事業を核に各事業を展開をいたしております。「新一筆啓上賞」は、今回で8回目を迎え、毎年多くの作品の応募がございます。今年は、御承知のように「涙」をテーマに募集をいたしましたわけでございますが、4万通以上の応募がありました。
なお、「一筆啓上賞」から数えて応募総数が既に100万通を超えるなど、多くの作品を全国からいただいております。
また、平成19年度からは、新たな事業展開として、愛媛県西予市と連携して「日本一短い手紙とかまぼこ板の絵の物語」コラボ展を全国の美術館や博物館等で開催をいたしております。開催会場では多くの方から、大きな感動に出会えたとの評価も受けております。今年度は、既に福井大学や仙台市において開催しておりますが、今後、沖縄市や東京でも開催する予定をいたしておるところでございます。
まるおか子供歌舞伎は、10周年記念公演として、去る11月の20日、21日に開催をいたしました。2日間で3回上演をいたしまして、延べ2,000人の方がお楽しみをいただいたところでございます。そのほかにも、「人が人を思う心」を、3年、5年、10年、20年後に伝える「おもいでカプセル便」は、時を超えることで思いがよりふくらみ、深い感動を届けることができる心の手紙のカプセル便として事業展開しておりまして、毎年多くの申し込みをいただいているところでございます。
このような事業団では、さまざまな事業展開を行っております。その中でも、手紙文化をリードする文字ブランドをつくり上げ、積極的に全国に向けて発信し、坂井市の知名度を高めていることは高く評価をいたしております。
しかし、伊藤議員の御指摘ありました「日本一短い母への手紙」の単行本が大ベストセラーとなり、印税等により創設した基金の残高も、22年度末には底を尽いてきましたので、今後コスト削減、あるいは収益向上など事業内容の精査を図っていきながら、引き続き事業展開ができるように財政支援をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
ただいま、市長の方から答弁をいただきました。それで、まず丸岡文振の評価についてということで、全体的なところでまとめると、坂井市の知名度アップに大きく貢献をしているということが最後の方にありましたが、これがすべて網羅されているのかなというふうに思うわけなんですが。先ほどの一般質問では、坂井市にとっては非常につらいイメージの話もありましたけども、逆にイメージアップということで、坂井市に大きな貢献がある事業をされている団体であるいうようなことだろうなと思うのですが、これは、坂井市民一般の方からの立場から考えてみた場合に、坂井市にいろんな事業もあるし、いろんな施設等もあると思うんですが、公民館だったり、図書館であったり、例えば体育館であったりとか、そういう市民の方が利用する一般施設たくさんある中で、なかなかそれを利用できない人もたくさんいるんじゃないかなと思うんですね。いろんな諸事情で利用ができない方も当然いらっしゃる。
そういう観点からして、今、丸岡文振がやっている事業が、家にいても、逆に言うと、坂井市のふるさとを遠く離れた遠いところに住んでいる旧坂井市民といいますか、ふるさとを持っている人たちにとっても、このふるさととつながっていく事業であると、坂井市の市民、並びにその縁のある方々と坂井市をつないでいるという、そういう意味からも、もっともっと温かい評価ができるのかなというふうに思うわけなんですけれども。そして、今、もっとはやってほしいと思いますけども、ふるさと納税とか、いろんな寄附、坂井市の場合は寄附条例も実施されておりますが、遠く離れたふるさとを思う人から、そういう寄附がどんどんもらえるような、イメージづくりを育ててもらえるような事業をやってきてもらってるのかなと、ちょっと思ったりもするわけなんですが。
そんな中で、最後の方がちょっと。市長、もうちょっとはっきりとお答えいただけるのかなと思ったんですが。私個人的には、今言ったような評価のことも含めて、丸岡文振をはっきりと財政的な、今、事業費として子供歌舞伎に600万円、今年の場合、運営補助金に150万円しか補助金を出していないと。恐らくこのままでは到底来年は立ち行かなくなると思うんですが、今、丸岡文振プロパーの職員の方、何人かいらっしゃると思うんですが、今の自分たちのお金の状況を見ていると、来年どうなるか非常に不安な部分もたくさんあると思うんです。そういう意味で、やはりそういう、ほかの、例えば、いろんな団体には人件費相当分も補助金を出してると思われますので、丸岡文振についても、そういう意味から、積極的にもうちょっと財政的な支援をして、立派な事業を続けてほしいというようなことを私は思うんですけども、市長、もう一度、その辺はいかがでしょう。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
御承知のように、まずこの「日本一短い手紙」一筆啓上というのは、時々、東京行ってタクシーの運転手さんなんかにも聞くと、やっぱり知ってるんですよね。そういった中で、これは平成5年からスタートしたというふうにたしか記憶にありますが、ここまでいろんな人の御支援とか協力も得ながら、すごく、これ今、全国的にこの知名度も出てきましたし。そうした中で、今ももちろん頑張ってますし、今も冒頭で話させてもらったように、特に今、先ほどから話出てますように経済的にも大変であるというふうに思いますし。特に丸岡地区には、細巾等で百何十軒もあったものが、今何十軒しかないということで、そういった中で、少しでも丸岡のこの越前織りというものを全国に発信していきたいということで、越前織りのこのかまぼこ板の絵の物語において越前織りで全国に発信していきたいというふうに、また経済なんかもあります。そうした中で、今、財政問題についても、確かに底を尽くような状況になっている中で、少しでも、畑野議員もお話をしたように、そういうものを、今、額に入れたものを販売していこうということで。宮城県のは、私も行かしてもらいましたが、今年、今月には沖縄でもやります。この後、東京でもやります。そこで販売して、これから1つは、今のふるさと納税じゃないですけど、これからやっぱり観光地にそれをずっと、また作品っていうのは、まだ、今、21点しかできてませんが、これからもっと無限にできると思います。これを続けていけば。そういった中で、これから越前織りとか、一筆啓上を全国的に、世界的にもありますけど、そういった物品の販売とか、いろんなものを創意工夫しながら作成していきながら、財源の確保というものがやっぱり必要であろうということでしてますし。もうちょっと余裕できたら、全国にこのかまぼこ板の絵というのを、観光地等に販売をしていきながら、少し財源を確保しようということで、今、していますし。今、その丸岡の子供歌舞伎についても、確かに大きな費用もかかってますが、せっかくこうやって一生懸命、10回目ということで、子ども、大人の指導も含めて、子どもたちも一生懸命頑張っていく中で、この10年間続いてきたし、これはやっぱり伝統的なこともありますので、2つとも、これからやっぱりそういう坂井市の1つの地域の活性化っていいますか、いろんな面でこの知名度を上げていくことも教育面においても必要であるというふうに思ってますので、そういった中で、最低限の支援、最低限って言ったらちょっとおかしいですけど、できる限りって言った方がいいですけど、それはまた議会の皆さん方のいろんな御意見等もいただきながら支援していくことが望ましいというふうに考えております。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
今、市長の方からお答えいただきまして、やっぱりさすが市長といいますか、財政のことをかなり心配されている中でのお答えかなと思うんですが。その中で、地場産業や観光と連携を図り、要は丸岡文振の支援のための財源確保や地元とのいろんな相乗効果を生みながら、より活用の高いものにしていこうというようなお話で、大変いいことを聞かせていただいたと思います。
その中で、市長の言葉の中で教育という言葉が出てまいりました。確かに、この文学といいますか、要は教育の分野に入るのかなと思ってくるんですが。そこで、教育長に少しお尋ねをしたいと思うんですが。学校教育の中で、小学校もそうでしょうが、特に中学生、短歌であったりとか、俳句であったりとか、詩であったりとか、そういうものは実際学校の先生の教材として使われるものだろうと思うんですね。そういう中で、坂井市、地元にこれだけすばらしい教材となり得るものを、自前で毎年毎年新しいものをどんどんたくさんたくさん持ってるわけですね。そういうものを、学校教育の現場の中の授業の中で実際生かしてこれないのかなと。例えば、副読本じゃないですけども、教材を、そういうものをつくって、中学校のそういう授業のときには、こういうことをやってみると、実際。それで、応募する子どもがいれば、よりいいなと思いますし、それで、副読本なり、教材を丸岡文振につくってもらう、委託をすると、そこで丸岡文振にもまた事業の支援にもなるというようなこともあるのかなと、まずひとつ思うんです。それと、一筆啓上のときに、あれだけ全国的に有名な審査員の方に、わざわざ福井まで何回か来ていただくんですね。ただ審査だけして、三国でカニを食べて帰っていただくだけでは、ちょっと寂しいかなと。せめて、その中のお一人でも、地元の中学生でも学校へ行って、少し文学的な、文化的な話をしていただける機会があれば、またその丸岡文振の価値っていうものはまだまだ上がると思うんですが、教育長、この2点、いかがでしょう。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
この「日本一短い手紙」ですが、平成5年からスタートしまして、いわゆる手紙文化という面で非常に脚光を浴びました。「母」から始まりまして、今回で17回目。つまり、今年は「涙」ということになっているわけであります。早くも100万通が突破しまして、今年の場合は「涙」で、4万が出てるということであります。
かつて、5年前、丸岡町時代は丸岡の子どもたちが応募をしてくれていましたが、合併をいたしまして、同じ坂井市内の事業ということもあって、それぞれの小学校、中学校から多くの作品が寄せられています。過去の16回のこの題目っていうんですか、例えば「母」であったり「父」であったり、あるいは最近でいうならば「笑い」とかそういうことについてのテーマでもって、例えばそれぞれの学校でいろいろ特別活動の時間で取り上げたり、総合の時間で取り上げたりして、いわゆる子どもたちに啓蒙しながら、多くの作品を応募する、そういう流れになってきていますし。また、その1つ、梨一賞っていう短歌の賞があるわけですが、これは丸岡時代からもやってるんですが、これは丸岡町の子どもたちが中心になって短歌をつくるというようなこと、あるいは俳句をつくって、そして応募して、俳句文化っていうものについても啓蒙していくということでは、非常に価値の高いものになっていくんではないかなと考えています。だから、各学校でもしっかりと取り上げていただいて、国語の授業でやったり、文字文化に多く触れさせようと努力をしているところであります。
○ 議長(山田 栄)伊藤議員。
○ 9番(伊藤聖一)
今、教育長に突然ちょっとお話ししましたから、なかなか答弁しづらい部分たくさんあったかなと、申しわけないと思うんですが、一度検討もしていただけたらなというふうに思います。
最後に、この財団の副理事長である副市長に、半分要望も兼ねてちょっとお話ししたいんですが。独立した団体ですから、我々議会がその中身について、運用についてとやかく言うこともできませんし、それはもう財団の理事の方がみんな一生懸命やって運用されているんでしょうから、その点はお任せをしなければどうしようもないんですが。ただ、今後坂井市の財政的な支援がふえてくるということになると、今市長も心配されてたように、いろんな社会情勢の中で、ある意味、ほかの団体なんか補助金が切られていくのかなと思うところもあるんですけども、その中であえてしっかりと支援を、支えていきましょうということになりますから、やはりいろんなところでもう少し、例えばこれ、住友さんから、先ほどの3,200万円ほどの寄附金をいただくと。それは3,200万円もらえるから、これはこっちの方でなくなるまで使えばいいような、そういうような使い方なんかもちょっと心配されたりもするんですけど。そういうものを含めて、もうちょっとしっかりと、市は財政支援をこれからも続けていくんだから、中身の方もちょっとしっかりしてねというのが、恐らく大方の方の意見だと思いますので、その辺を今後一層しっかりと、副理事長として、まとめていっていただきたいなというのが1つと。
それから、住友グループという、日本の中でもものすごいビックネームのグループの支援を受けていると。これは、こっちからお願いして、なかなか得られるようなものでもないですし、大変大きなチャンスがそこにはあると思うんですね、いろんな意味で。それは、住友の先祖の方が丸岡に御縁があるというところがきっかけだというふうには、ちょっと伺ってはいるんですけども。そういう大きな縁があるんであれば、岩崎弥太郎の三菱と高知じゃありませんけど、もっともっとその辺を活用しながら、何か坂井市にもっと利益っていうか、メリットを持ってこれないかなと。例えば、具体的に言うと、住友グループの企業誘致ができるとか。この前、東北のトヨタグループのある下請会社なんですけども、仕事がぐんと落ちていく中で、そのトヨタっていうグループの大きさを利用して、東北のその町工場が地元の産品、特産品を集めてトヨタに売りに行ったと。非常にたくさん売れるというようなことをやっているような会社もあったりして。そういう、住友グループの中の人との人的のいろんなつながりを持って、先ほど市長がおっしゃったような地元産品のPRであったりとか、そういう、もっともっと大きく膨らませることが可能だろうと思うんですね。そういうところを、副理事長として来年以降頑張っていただきたいなと思います。それを要望として、質問を終わります。
○ 議長(山田 栄)北川副市長。
○ 副市長(北川貞二)
いろんな意見ありがとうございます。
私も、丸岡文振の副理事長ということで、自治区長のときからやらせていただいているわけでございますけども。ただ、今回、今言う財政の問題では、今まで第1回、第2回の一筆啓上賞のその印税をもって基金があったわけです。それを、今言う需用費に充てて、22年度底を尽くという中で、底を尽く尽かんは別として、この使い方については、今までも無駄がないか、またそれが適正でないかというな指導も十分していますし、決済の中でもこういう意見も十分言ってますし、また理事会の中でもいろいろ市の考え方等も言っておりますんで、今後、ますますこういうことは、当然、市からの財政支援は非常に必要なことだと思いますけども、そういう経費節減、また収益事業のアップについて、十分考えていきたいと思っているところでございます。
また、この住友グループからの寄附金でございますけれども、平成5年から18回迎えるわけでございますけども、当初は1,000万円、その次が2,000万円と、「新一筆啓上賞」になってから、3,150万円をいただいているわけでございます。
この使い道については、住友グループとしては、今言う新一筆啓上賞、またその梨一賞か、その事業の中で使ってくださいというな条件もあるわけでございますし。この住友グループの寄附は、今、一筆啓上賞の中でなくてはならない寄附金でございまして、本当にこちらとしても非常に感謝しているところでございます。
もう1点の、これは住友の家祖が丸岡町出身ということで、こういう経緯になっているわけでございますけども、今までも、いろいろな中で住友に対して、市長も同じでございますけども、企業誘致なりまたいろいろな施設を整備してもらえんかというような話を何回か持ち上げているところでございますけれども、住友としても非常に厳しいということで、ハード面は別として、ソフト面で、こういう18回も支援している団体っていうことはないわけでございます、全国的に。そういうこともございますので、これも1つの契機といたしまして、今後いろいろな中で、市としていろんな要望、また誘致を図っていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。
平成22年12月議会の一般質問(木村強議員)
22番(木村 強)議席番号22番、新政会、木村強です。
通告に従い、いねす、及びプラント2周辺の交通安全確保について一般質問させていただきます。
いねす及びプラント2周辺は、平成4年にプラント2の進出以来、縦貫線沿いを中心に開発され、発展してまいりました。そのこと自体は大変喜ばしいことと思いますが、反面、交通量が増加し、特に車が東側一帯を抜け道として利用するため、交通量の増加は著しいものがあります。
また、この周辺地域は一部中学校の通学路としても指定されておりますし、防犯灯などもない状態ですので、自転車、歩行者に非常に危険な状態となっており、先日も、いねすの東側で死亡事故が起きておると聞いております。また、あす12月8日にはコメリが進出し、オープンすると聞いております。ますますこの地域の交通量は増加する一方で、自転車、歩行者の危険度は増すばかりとなっており、つい先日のような事故が起きても不思議ではない状態ではないかと考えております。
そこで、次の点についてお伺いいたします。
1番目に、通学路としての安全確保をどのように考えているのか、学校教育課の方にお願いします。
2番目に、コメリの進出に伴いどのような協議、指導をしたのか、都市計画課の御意見をお願いします。
3番目に、この地域の市道を拡幅する計画はあるのか、建設課の方お願いします。
以上、質問をお願いします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
木村議員の御質問にお答えをいたします。
私の方からは、コメリの進出に関してどのような協議、また指導したのかと、市道の拡幅計画についてお答えをしまして、通学路の安全確保については、後ほど教育長がお答えいたします。
まず、コメリの進出に伴う協議及び指導に関する御質問でございますが、通常、市内で土地の開発などを行う場合には、開発行為等に関する指導要綱に基づき指導を行っておりまして、その中に交通安全に関する項目も含まれております。
御質問の坂井町蔵垣内地係に進出したコメリに関しましては、都市計画法第42条第1項の規定による、パチンコ店から大型小売店舗への建築物の用途の変更の許可を行っております。
その際、進出事業者でありますコメリと地元区等により調整された計画をもとに関係各課と協議し、計画を決定しており、コメリ等の間で関係各課からの指導事項をまとめた協定書も交わしているところでございます。
その協定書の中で、事業者に対し、店舗周辺の通学路に指定されている道路に関しましては、通学する生徒の安全の確保や、来店者等の車両増加による周辺道路等への影響を極力少なくするよう必要な措置をとることなどの、交通安全の確保のための義務づけを明記をいたしております。
今後、交通安全の確保に支障が生じた場合は、警察署と協議を行い、事業者コメリに対し適切な指導を行っていきたいというふうに思っております。
次に、市道の拡幅計画についてお答えをさしていただきます。
いねす及びプラント2の東側には、市道上蔵下新庄線、また下新庄蔵垣内線及びプラント2の敷地内の中央を通る下新庄の3号線の、3路線があります。いずれも幅員が6メートル以上で、道路改良工事の整備も完了をいたしておる状況にあります。
また、通学路につきましては、安全に通学ができることから、歩道が整備された西側の嶺北縦貫道路が中学校の通学路として指定されております。先ほど申し上げました3路線の市道につきましては、通学路の指定はされておりませんが、地域住民の歩行者のために、路肩の一部を歩行部分として標示するなどの配慮をして、交通安全の確保を図っているところでございます。
しかしながら、議員御指摘のように、今般のコメリの進出で交通量がふえ、自転車及び歩行者などの交通事故の危険性が高くなることが考えられます。
こうした中、先般、いねすの東側の市道において発生した交通事故を踏まえ、坂井警察署や地元安全協会などと協議を行いまして、総幅員6.8メートルの道路の車両部を狭め、自転車や歩行者が通行する路肩帯の部分を広げる区画線設置工事を施工し、歩行者等の安全の確保を図ったところでございます。
今後も、運転者のマナーの向上を図るとともに、交通量などの実態を十分調査した上、道路改良や歩道新設などの必要性を検討して、また安心で安全な道づくりに努めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
私の方からは、通学路として安全確保についてどうかというお答えをいたします。
いねす及びプラント2周辺の通学路としては、主要地方道福井・金津線(通称・嶺北縦貫道路)が、坂井中学校の通学路となっております。
通学の安全管理は、児童・生徒の通学時における安全の確保を目的とするもので、通学路の設定とその安全確保及び通学の手段に対応した安全管理が主な対象となっております。
通学路の指定にあたっては、学校までの道路の中で、安全性や周辺の交通事情等を考慮するとともに、防犯上についても考慮し、学校、地域、PTAなどの関係機関が協議をして、児童・生徒にとって一番安全な通学路を学校が指定しております。
また、児童・生徒の登下校の安全確保については、主要道路交差点や校門周辺で、保護者や地域ボランティア「見守り隊」の方々の御協力により、安全指導を行っているところであります。
特に、中学校における生徒の通学手段は、徒歩に加えて自転車やバスなど多岐にわたることから、それぞれの交通手段の特性を考慮した安全管理が求められます。
なお、通学の安全確保には児童・生徒の行動が大きくかかわってきますので、児童・生徒の行動の自己管理が極めて重要であります。したがって、安全管理だけでなく、児童・生徒に対する計画的な安全指導が不可欠であります。さらに、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たし、責任を持って児童・生徒の指導にあたることが重要であると考えております。
教育委員会といたしましても、3者と連携をとりながら、児童・生徒の安全確保にさらに努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
通学路の安全確保ということで、今、教育長からお伺いしましたが、この中学校の通学路、これ坂井町の時分に蔵垣内大関地区の通学路は、今の市道にあったんやね。合併してから、今の縦貫道路へ変わった。これ言いますと、学生、自転車通学でも、わざわざ遠回りして、まして車の激しいところを通って通学せなあかんの、これ安全面に対してのあれなってますか。はっきり言いますわ。
それともう一つ。今の下新庄定旨地区、あの方から出てくる学生は街灯1つもついてないわね。そうでしょう。真っ暗なとこ。今、もう5時になったら真っ暗になります。そこんとこを、自転車の街灯1つで行けって言っても、これ安全性の方に欠けてると思う。そういうなことを考えてやることが、結局安全に対してのことやと思います。
それと、今、縦貫道路をみんな通ってるようになりましたが、いねすのところには、交差点のとこには信号があります。その信号に従って、学生らでも自転車や何かで来ますが、今のコメリのところは信号がありません。本当、幅も広いです。あの幅も、結局、昔なかったのを、あの農道までも変更させてつくった道路です。そういうなとこが、信号もないし、何もないところを、夜真っ暗なときに、暗がりのときに横断しようとすると、危険度が今まで以上にきつくなる。なんでもとどおりの市道のとこへ通学路を変更できないんか、そのわけを、ちょっと聞かしてください。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
この通学路の指定につきましては、教育委員会がここを通りなさいということで指定しているわけではないんです。今回、坂井市になって、坂井中学校がもう一度その安全面を考え、それぞれの通学路を確認しながら、一番安全な場所、つまり歩道が確立されているところ、街灯があるところ、そして子どもたちが自転車で通学する場合一番安全な場所という、そういう道路ということで、中学校が保護者と生徒と一緒にあわせて、そこで、ここにしますよということで、それを受けて僕んとこが指定をするという形になります。
今、いねすのところとか、プラント2、それから今度できましたコメリのところについては、信号がないんですが、東側の歩道は通学路としては指定されていません。西側です。だから、いねすの前で信号があったとしても、信号と関係なく、西側の歩道をすべて通ることになります。だから、その歩道も、子どもたちの自転車が通れるという、道路交通法でいいですよということで、そのところを指定しているということになります。
今、木村議員さんからもいろいろ、それではだめなんでないかっていうなことをお聞きしたわけですが、もう一度、学校そして地域の保護者の方にお返しをして、その部分でもう一度考えていただきますが、恐らく、そのまま今の道路のところが通学指定という形になってくるんでないかなと思いますが。
以上です。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
これは生徒に聞かんとわからんことなんですけど。中学校へ通う生徒っていうのは、今、蔵垣内でも、上蔵は今度大回りして、下蔵やとか、向こうの方は、大関の人は、西側の歩道を通れば別に問題ないんやけど。結局、一部分の部落の人だけが、なぜそういうな大回りして、わざわざ距離を倍以上もかけて行かなあかんのか、そういうなことを。もともと、合併する前は、みんなそこを通学路として通ってた。そうでしょう。今みたいに街灯もないし。この間、プラント2の東側のあそこは街灯できて、今、ある部分だけ街灯できてますけど、そんな交通量の激しいとこを通るよりか、もともと昔の、今の市道を、もっと街灯なんかをつけてやった方が、交通の便も少ないし、そういうな方がよっぽどいいんでないかなと思うんやね。言うと、えこひいきになるっていうか、上蔵の人だけはぐるっと倍以上も回って行かなあかんっていうな状態になっておりますんで、そんなとこも、また父兄ともう少し話をしてやってもらいたいと思います。これに、都市計画課が、コメリについてどのような協議っていうんか、したかっていうの、それもう一回聞きたいんですけど。今のコメリの場所っていうのは、もともとはパチンコ屋があったとこなんですね、坂井町時代に。坂井町時代に、坂井町にゲームセンターが来るっていうことはものすごい問題があったんや。あれ、平成15年かそこらの時分に来たんだと思いますが。ちょうどその時分、僕らは議員のときにはいろんな問題があったんですね。環境に悪いとか、いろんな面。今でも言ってます。というのは、年いった人が運動っていうんか、頭のぼけ防止のためにパチンコするんやっていうなことを言って、ようやってて、年金を全部使い果たしたっていうなうわさも聞いておりまして。やっとなくなって楽になったなというに思ってたとこです。
それで、今度コメリが来て、専用道路みたいなのをつくってやってますが、ちょっと聞きたいのは、その搬出ですね、コメリの荷物やなんか搬出する業者がいるっしょ。ああいう業者は、結局今の市道も通れるんやね。そうなると、市道の今の上蔵か、あそこ元村のとこはものすごい狭くなってるやね。そういうな対応っていうのは、聞きますけど、コメリの搬出の車は空港道路というんか、今、縦貫線からしか出入りしないんですか。それ、ちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
新しくコメリが進出いたしまして、あした開店っていうことなんですが、その搬出業者につきましての対応といいますのは、これはあくまでもコメリが責任を持って、市道へ出るなっていうんじゃないんですが、問題のないようにするっていう確約はもらっております。
ただ、市道へ絶対出てはならないということまでは確約してないんですが、迷惑をかけないっていうことのコメリとの確約をしております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
出ないって確約だけで、あれなんですけど。これ、今の蔵垣内のあそこ市道になってますが、あそこを拡幅すれば通学路も楽にできるんですわ。上蔵の、その部落っていうか、そこの入り口がものすごい狭いんであって、あとは、ある程度よくなってると思うんやね。空港道路が通学路になってますが、そやけど、結局、上蔵の人は倍以上の距離をもっていかなあかんとか。それと、今の定旨下新庄かね、あの人らの通学路はそのままになってますと、あそこらは街灯1つもないんやね。今、プラント2とか、あこ、今のコメリや何か出ますと、あそこの通学路がものすごう車の出入りが、今度は倍ぐらいに広がるんじゃないかなと思うんです。そういうことに対して何か考えてることはございますか。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
その辺は、あした開店しますその日の状況も含めて、今後十分調査していきたいと思います。やはり、もちろん歩行者もなんですけども、スムーズに通行できる、歩行者の安全を確保できなければ、やはり何らかの方策を考えていかなければならないと思っています。その辺は、現在の道路の規格も含めて、幅員とか歩行者のゾーンの確保、それから舗装面なんかも含めて問題がないかを十分調査して検討していきたいと思いますので、その点、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
これから冬口になりますと、やっぱりいろんな通学路としての問題っていうのが出てくると思います。まして、道路に雪がたまりますと、やっぱり通学路といたしても。大関のあの辺になると、通学路、バスで行くんかな、バス通学になるんかわかりませんが、結局、今の定旨、下新庄の方っていうのは、通学路、あそこ通りますと、車で雪はねたりそういうなことが大いに出ると思うんで、除雪の方もしっかりしながら、できれば今の市道、中学校から出てくる、あそこを、昔、あれ、坂井町時分に1回検討したことがあるんやけど、その時分はちょっといろんな反対の人もおってできなんだんですけど、もう10年以上たってますんで。また、今、田んぼをつくる人はある程度少なくなって、土地を放すというような方が多なってきてますんで、道路指定のそういうな拡幅になれば、ある程度協力もらえると思うんやね。そしたら、やっぱり、ああいう道を、なるべく、車の通りの激しいとこよりか、裏道を広くして、そういう通学路なり、いろんな道が広くなれば、それだけ、今のプラント2にしろコメリにしても、お客さんらもいろんなとこから来たり何たりするようなあれもできますんで、そこんとこひとつ考えておいてほしいと思います。建設部長、何か道路の拡幅にしてありますか。あったら、お願いします。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
先ほど申し上げましたとおり、その通行状況、教育委員会とも協議しまして、通学路の指定の問題もございますので、その辺も十分考慮しながら検討してまいりたいと思っております。
以上でございます。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
子どもは坂井市の宝でございますんで、けがのないように、通学や何かが安全にできるように、教育長、またいろんな方法で安全面を最優先に。業者なんていうのは、こんなもん商売でやってることやで、いつでも言えばやってくれると思います。やらなんだらやらんで、また圧力かければいいんです。
それで、もう一つ聞きたいのは、あそこ市道になってるわね。今のコメリの前、市道でないわ、あこだけ区道になってますわね、コメリの前は。嶺北縦貫道路とその間、あれ、元、農道あったとこが、北側にあったやつを南側に持ってきて、パイプラインと一緒にあっての道路にしてあるんですけど。コメリ側は、あそこを市道にしてくれんかって言われたんですけど、そういう市道にする考えはないんですか。それだけ、ちょっと聞かせてください。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
今言っておられますのは、コメリといねすの間の農道っていうことですね。
○ 22番(木村 )
いえいえ、違います。コメリの中に、今の。
○ 建設部長(前田三徳)
市道といいますのは、あくまでも幹線道路から集落間へ抜ける道路として必要な道路については市道にするっていうことでございます。今は、あくまでもコメリの中の構内の道路っていうことで、今のところは考えておりません。将来的に、それがずっと各集落へ通じることになれば、考えていかなければならないと思うんですが、今のところは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
わかりました。教育長、くれぐれも。これから冬期っていうんか、冬になりますと、みぞれや何か降ったりなんたりすると、自転車通学にしても、いろんなことができますんで。なるべく近道っていいますか、最短距離で通学できるように、また安全面を考えながらの通学を指導してもらいたいなと思っておりますんで、これからひとつよろしくお願いします。
これで終わります。
通告に従い、いねす、及びプラント2周辺の交通安全確保について一般質問させていただきます。
いねす及びプラント2周辺は、平成4年にプラント2の進出以来、縦貫線沿いを中心に開発され、発展してまいりました。そのこと自体は大変喜ばしいことと思いますが、反面、交通量が増加し、特に車が東側一帯を抜け道として利用するため、交通量の増加は著しいものがあります。
また、この周辺地域は一部中学校の通学路としても指定されておりますし、防犯灯などもない状態ですので、自転車、歩行者に非常に危険な状態となっており、先日も、いねすの東側で死亡事故が起きておると聞いております。また、あす12月8日にはコメリが進出し、オープンすると聞いております。ますますこの地域の交通量は増加する一方で、自転車、歩行者の危険度は増すばかりとなっており、つい先日のような事故が起きても不思議ではない状態ではないかと考えております。
そこで、次の点についてお伺いいたします。
1番目に、通学路としての安全確保をどのように考えているのか、学校教育課の方にお願いします。
2番目に、コメリの進出に伴いどのような協議、指導をしたのか、都市計画課の御意見をお願いします。
3番目に、この地域の市道を拡幅する計画はあるのか、建設課の方お願いします。
以上、質問をお願いします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
木村議員の御質問にお答えをいたします。
私の方からは、コメリの進出に関してどのような協議、また指導したのかと、市道の拡幅計画についてお答えをしまして、通学路の安全確保については、後ほど教育長がお答えいたします。
まず、コメリの進出に伴う協議及び指導に関する御質問でございますが、通常、市内で土地の開発などを行う場合には、開発行為等に関する指導要綱に基づき指導を行っておりまして、その中に交通安全に関する項目も含まれております。
御質問の坂井町蔵垣内地係に進出したコメリに関しましては、都市計画法第42条第1項の規定による、パチンコ店から大型小売店舗への建築物の用途の変更の許可を行っております。
その際、進出事業者でありますコメリと地元区等により調整された計画をもとに関係各課と協議し、計画を決定しており、コメリ等の間で関係各課からの指導事項をまとめた協定書も交わしているところでございます。
その協定書の中で、事業者に対し、店舗周辺の通学路に指定されている道路に関しましては、通学する生徒の安全の確保や、来店者等の車両増加による周辺道路等への影響を極力少なくするよう必要な措置をとることなどの、交通安全の確保のための義務づけを明記をいたしております。
今後、交通安全の確保に支障が生じた場合は、警察署と協議を行い、事業者コメリに対し適切な指導を行っていきたいというふうに思っております。
次に、市道の拡幅計画についてお答えをさしていただきます。
いねす及びプラント2の東側には、市道上蔵下新庄線、また下新庄蔵垣内線及びプラント2の敷地内の中央を通る下新庄の3号線の、3路線があります。いずれも幅員が6メートル以上で、道路改良工事の整備も完了をいたしておる状況にあります。
また、通学路につきましては、安全に通学ができることから、歩道が整備された西側の嶺北縦貫道路が中学校の通学路として指定されております。先ほど申し上げました3路線の市道につきましては、通学路の指定はされておりませんが、地域住民の歩行者のために、路肩の一部を歩行部分として標示するなどの配慮をして、交通安全の確保を図っているところでございます。
しかしながら、議員御指摘のように、今般のコメリの進出で交通量がふえ、自転車及び歩行者などの交通事故の危険性が高くなることが考えられます。
こうした中、先般、いねすの東側の市道において発生した交通事故を踏まえ、坂井警察署や地元安全協会などと協議を行いまして、総幅員6.8メートルの道路の車両部を狭め、自転車や歩行者が通行する路肩帯の部分を広げる区画線設置工事を施工し、歩行者等の安全の確保を図ったところでございます。
今後も、運転者のマナーの向上を図るとともに、交通量などの実態を十分調査した上、道路改良や歩道新設などの必要性を検討して、また安心で安全な道づくりに努めていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
私の方からは、通学路として安全確保についてどうかというお答えをいたします。
いねす及びプラント2周辺の通学路としては、主要地方道福井・金津線(通称・嶺北縦貫道路)が、坂井中学校の通学路となっております。
通学の安全管理は、児童・生徒の通学時における安全の確保を目的とするもので、通学路の設定とその安全確保及び通学の手段に対応した安全管理が主な対象となっております。
通学路の指定にあたっては、学校までの道路の中で、安全性や周辺の交通事情等を考慮するとともに、防犯上についても考慮し、学校、地域、PTAなどの関係機関が協議をして、児童・生徒にとって一番安全な通学路を学校が指定しております。
また、児童・生徒の登下校の安全確保については、主要道路交差点や校門周辺で、保護者や地域ボランティア「見守り隊」の方々の御協力により、安全指導を行っているところであります。
特に、中学校における生徒の通学手段は、徒歩に加えて自転車やバスなど多岐にわたることから、それぞれの交通手段の特性を考慮した安全管理が求められます。
なお、通学の安全確保には児童・生徒の行動が大きくかかわってきますので、児童・生徒の行動の自己管理が極めて重要であります。したがって、安全管理だけでなく、児童・生徒に対する計画的な安全指導が不可欠であります。さらに、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たし、責任を持って児童・生徒の指導にあたることが重要であると考えております。
教育委員会といたしましても、3者と連携をとりながら、児童・生徒の安全確保にさらに努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
通学路の安全確保ということで、今、教育長からお伺いしましたが、この中学校の通学路、これ坂井町の時分に蔵垣内大関地区の通学路は、今の市道にあったんやね。合併してから、今の縦貫道路へ変わった。これ言いますと、学生、自転車通学でも、わざわざ遠回りして、まして車の激しいところを通って通学せなあかんの、これ安全面に対してのあれなってますか。はっきり言いますわ。
それともう一つ。今の下新庄定旨地区、あの方から出てくる学生は街灯1つもついてないわね。そうでしょう。真っ暗なとこ。今、もう5時になったら真っ暗になります。そこんとこを、自転車の街灯1つで行けって言っても、これ安全性の方に欠けてると思う。そういうなことを考えてやることが、結局安全に対してのことやと思います。
それと、今、縦貫道路をみんな通ってるようになりましたが、いねすのところには、交差点のとこには信号があります。その信号に従って、学生らでも自転車や何かで来ますが、今のコメリのところは信号がありません。本当、幅も広いです。あの幅も、結局、昔なかったのを、あの農道までも変更させてつくった道路です。そういうなとこが、信号もないし、何もないところを、夜真っ暗なときに、暗がりのときに横断しようとすると、危険度が今まで以上にきつくなる。なんでもとどおりの市道のとこへ通学路を変更できないんか、そのわけを、ちょっと聞かしてください。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
この通学路の指定につきましては、教育委員会がここを通りなさいということで指定しているわけではないんです。今回、坂井市になって、坂井中学校がもう一度その安全面を考え、それぞれの通学路を確認しながら、一番安全な場所、つまり歩道が確立されているところ、街灯があるところ、そして子どもたちが自転車で通学する場合一番安全な場所という、そういう道路ということで、中学校が保護者と生徒と一緒にあわせて、そこで、ここにしますよということで、それを受けて僕んとこが指定をするという形になります。
今、いねすのところとか、プラント2、それから今度できましたコメリのところについては、信号がないんですが、東側の歩道は通学路としては指定されていません。西側です。だから、いねすの前で信号があったとしても、信号と関係なく、西側の歩道をすべて通ることになります。だから、その歩道も、子どもたちの自転車が通れるという、道路交通法でいいですよということで、そのところを指定しているということになります。
今、木村議員さんからもいろいろ、それではだめなんでないかっていうなことをお聞きしたわけですが、もう一度、学校そして地域の保護者の方にお返しをして、その部分でもう一度考えていただきますが、恐らく、そのまま今の道路のところが通学指定という形になってくるんでないかなと思いますが。
以上です。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
これは生徒に聞かんとわからんことなんですけど。中学校へ通う生徒っていうのは、今、蔵垣内でも、上蔵は今度大回りして、下蔵やとか、向こうの方は、大関の人は、西側の歩道を通れば別に問題ないんやけど。結局、一部分の部落の人だけが、なぜそういうな大回りして、わざわざ距離を倍以上もかけて行かなあかんのか、そういうなことを。もともと、合併する前は、みんなそこを通学路として通ってた。そうでしょう。今みたいに街灯もないし。この間、プラント2の東側のあそこは街灯できて、今、ある部分だけ街灯できてますけど、そんな交通量の激しいとこを通るよりか、もともと昔の、今の市道を、もっと街灯なんかをつけてやった方が、交通の便も少ないし、そういうな方がよっぽどいいんでないかなと思うんやね。言うと、えこひいきになるっていうか、上蔵の人だけはぐるっと倍以上も回って行かなあかんっていうな状態になっておりますんで、そんなとこも、また父兄ともう少し話をしてやってもらいたいと思います。これに、都市計画課が、コメリについてどのような協議っていうんか、したかっていうの、それもう一回聞きたいんですけど。今のコメリの場所っていうのは、もともとはパチンコ屋があったとこなんですね、坂井町時代に。坂井町時代に、坂井町にゲームセンターが来るっていうことはものすごい問題があったんや。あれ、平成15年かそこらの時分に来たんだと思いますが。ちょうどその時分、僕らは議員のときにはいろんな問題があったんですね。環境に悪いとか、いろんな面。今でも言ってます。というのは、年いった人が運動っていうんか、頭のぼけ防止のためにパチンコするんやっていうなことを言って、ようやってて、年金を全部使い果たしたっていうなうわさも聞いておりまして。やっとなくなって楽になったなというに思ってたとこです。
それで、今度コメリが来て、専用道路みたいなのをつくってやってますが、ちょっと聞きたいのは、その搬出ですね、コメリの荷物やなんか搬出する業者がいるっしょ。ああいう業者は、結局今の市道も通れるんやね。そうなると、市道の今の上蔵か、あそこ元村のとこはものすごい狭くなってるやね。そういうな対応っていうのは、聞きますけど、コメリの搬出の車は空港道路というんか、今、縦貫線からしか出入りしないんですか。それ、ちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
新しくコメリが進出いたしまして、あした開店っていうことなんですが、その搬出業者につきましての対応といいますのは、これはあくまでもコメリが責任を持って、市道へ出るなっていうんじゃないんですが、問題のないようにするっていう確約はもらっております。
ただ、市道へ絶対出てはならないということまでは確約してないんですが、迷惑をかけないっていうことのコメリとの確約をしております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
出ないって確約だけで、あれなんですけど。これ、今の蔵垣内のあそこ市道になってますが、あそこを拡幅すれば通学路も楽にできるんですわ。上蔵の、その部落っていうか、そこの入り口がものすごい狭いんであって、あとは、ある程度よくなってると思うんやね。空港道路が通学路になってますが、そやけど、結局、上蔵の人は倍以上の距離をもっていかなあかんとか。それと、今の定旨下新庄かね、あの人らの通学路はそのままになってますと、あそこらは街灯1つもないんやね。今、プラント2とか、あこ、今のコメリや何か出ますと、あそこの通学路がものすごう車の出入りが、今度は倍ぐらいに広がるんじゃないかなと思うんです。そういうことに対して何か考えてることはございますか。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
その辺は、あした開店しますその日の状況も含めて、今後十分調査していきたいと思います。やはり、もちろん歩行者もなんですけども、スムーズに通行できる、歩行者の安全を確保できなければ、やはり何らかの方策を考えていかなければならないと思っています。その辺は、現在の道路の規格も含めて、幅員とか歩行者のゾーンの確保、それから舗装面なんかも含めて問題がないかを十分調査して検討していきたいと思いますので、その点、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
これから冬口になりますと、やっぱりいろんな通学路としての問題っていうのが出てくると思います。まして、道路に雪がたまりますと、やっぱり通学路といたしても。大関のあの辺になると、通学路、バスで行くんかな、バス通学になるんかわかりませんが、結局、今の定旨、下新庄の方っていうのは、通学路、あそこ通りますと、車で雪はねたりそういうなことが大いに出ると思うんで、除雪の方もしっかりしながら、できれば今の市道、中学校から出てくる、あそこを、昔、あれ、坂井町時分に1回検討したことがあるんやけど、その時分はちょっといろんな反対の人もおってできなんだんですけど、もう10年以上たってますんで。また、今、田んぼをつくる人はある程度少なくなって、土地を放すというような方が多なってきてますんで、道路指定のそういうな拡幅になれば、ある程度協力もらえると思うんやね。そしたら、やっぱり、ああいう道を、なるべく、車の通りの激しいとこよりか、裏道を広くして、そういう通学路なり、いろんな道が広くなれば、それだけ、今のプラント2にしろコメリにしても、お客さんらもいろんなとこから来たり何たりするようなあれもできますんで、そこんとこひとつ考えておいてほしいと思います。建設部長、何か道路の拡幅にしてありますか。あったら、お願いします。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
先ほど申し上げましたとおり、その通行状況、教育委員会とも協議しまして、通学路の指定の問題もございますので、その辺も十分考慮しながら検討してまいりたいと思っております。
以上でございます。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
子どもは坂井市の宝でございますんで、けがのないように、通学や何かが安全にできるように、教育長、またいろんな方法で安全面を最優先に。業者なんていうのは、こんなもん商売でやってることやで、いつでも言えばやってくれると思います。やらなんだらやらんで、また圧力かければいいんです。
それで、もう一つ聞きたいのは、あそこ市道になってるわね。今のコメリの前、市道でないわ、あこだけ区道になってますわね、コメリの前は。嶺北縦貫道路とその間、あれ、元、農道あったとこが、北側にあったやつを南側に持ってきて、パイプラインと一緒にあっての道路にしてあるんですけど。コメリ側は、あそこを市道にしてくれんかって言われたんですけど、そういう市道にする考えはないんですか。それだけ、ちょっと聞かせてください。
○ 議長(山田 栄)前田建設部長。
○ 建設部長(前田三徳)
今言っておられますのは、コメリといねすの間の農道っていうことですね。
○ 22番(木村 )
いえいえ、違います。コメリの中に、今の。
○ 建設部長(前田三徳)
市道といいますのは、あくまでも幹線道路から集落間へ抜ける道路として必要な道路については市道にするっていうことでございます。今は、あくまでもコメリの中の構内の道路っていうことで、今のところは考えておりません。将来的に、それがずっと各集落へ通じることになれば、考えていかなければならないと思うんですが、今のところは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
わかりました。教育長、くれぐれも。これから冬期っていうんか、冬になりますと、みぞれや何か降ったりなんたりすると、自転車通学にしても、いろんなことができますんで。なるべく近道っていいますか、最短距離で通学できるように、また安全面を考えながらの通学を指導してもらいたいなと思っておりますんで、これからひとつよろしくお願いします。
これで終わります。
平成22年12月議会の一般質問(田中哲治議員)
4番(田中哲治)4番、新政会、田中哲治でございます。
通告に従いまして、私は、本市の教育基本法に基づく教育振興基本計画策定についての考え方について一般質問をさせていただきます。
教育基本法につきましては、以前何回も一般質問ありましたけども、あえてさせていただきます。
まず初めに、本市の総合計画では、生涯を通じて学び、育つまちづくりを掲げ、幼児、学校教育の充実や社会、生涯教育、さらに歴史、文化などの伝承と振興、そしてスポーツ振興に日夜実践しているものと思われます。
ここで、私は教育基本法につきまして。これにつきましては、平成18年12月に、昭和22年の制定から約60年を経て改正されましたけれども、本市の教育については、教育基本法を基本といたしまして、県の指導の重点や本市の指導の重点、及び総合計画や教育委員会内の各種計画に基づきまして、教育施策の推進に取り組んでいるのではないかと思っております。
しかし、近年の教育をめぐる複雑・困難な諸問題に対しては、今までの教育施策の展開だけでは対応できず、教育のあり方を根本から見直し、新たな対応策、各種施策等を導入・展開することが求められ、教育における総合的なプランである基本計画を策定する必要が生じてきております。
御承知のとおり、国においては教育基本法の全部改正が実施されまして、平成18年12月22日に公布・施行されました。その背景には、先ほど申し上げましたとおり、昭和22年に施行されてから一度も改正がなく、その間、社会が少子・高齢化、倫理観や社会的使命感の希薄などが大きく変化いたしまして、教育では、いじめ、不登校、家庭や地域の教育力の低下、生涯学習社会への移行など、教育のあり方が変容してきているのが事実でございます。しかし、教育基本法を改正するだけでは、教育の課題が解決するわけでもございません。具体的な制度の改善、施策の充実が不可欠と考えております。
新教育基本法には、平成20年7月1日に、国の教育振興基本計画が閣議決定されたことは既に御案内のとおりでございます。
この中の第17条の2項に、地方公共団体は国の計画を参酌し、地域の実情に応じ、当該地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めることと、そのようにうたってございます。
本年4月現在の都道府県の策定状況は、きのうもありましたとおり、全国で84というお話がございましたけれども、策定済みの県につきましては28都道府県、また新たに策定、また他の計画の見直しによりまして策定計画を予定しているところが、大阪府を除いて18県でございます。福井県におきましては、策定予定のことでございます。
そこで、本市のこれからを展望するとき、急激に変化しております社会に対応しながら、変わらない価値観を継承できる学校教育・社会教育の実現が必要と考えられます。そして、実現に向け、学校・家庭・地域、そして行政が方向性を共有し、計画的に教育施策を展開し、教育振興基本計画策定に着手する必要があるのではないでしょうか。
そこで、3点お伺いをいたします。
1点目、教育基本法改正による学校教育への影響と現況の教育方針について伺います。
2点目、教育基本法に基づく教育振興基本計画策定を、坂井市としてどうするのか、その考え方についてお伺いをいたします。
3点目、県は基本計画を策定する予定でございますけれども、県との連携をどのように考えているのかお伺いをいたします。
以上、理事者側の前向きな答弁を求めます。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
まず初めに、教育基本法改正が学校教育へ与える影響、教育方針についてお答えをいたします。
議員の質問にもありますとおり、社会や時代の変化への対応の必要性から、教育基本法が平成18年に、60年ぶりに改正されました。
また、この教育基本法の改正を受けて、平成20年3月に新学習指導要領が告示され、小学校では来年の平成23年度から、中学校では平成24年度から完全実施されるところであります。
新学習指導要領においても、児童・生徒の「生きる力」を育てるという考え方は変わっていないところでありますが、今回の改正により学校教育への影響として考えられる点は、教育理念として「規範意識や公共の精神」「生命及び自然を尊重する精神や環境の保全」、さらには「伝統と文化及び我が国と郷土を愛する態度」、そして最後ですが、「他国を尊重し、国際平和、発展に寄与する態度」などの充実が盛り込まれているところでありまして、来年度からの小中学校においては、これらのことに一層力点を置いて教育活動が実施されることになります。
また、教育方針につきましては、これまでも述べてきましたように、一言で言えば、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」のバランスのとれた「心豊かでたくましく生きる子」の育成であります。
なお、現在策定中の坂井市教育振興基本計画におきましては、基本構想の中に、「目指すべき人間像」として、次の4つの理念を掲げさせていただいています。
1つには、お互いの人格を尊重し、思いやりと規範意識のある人、2つ目には、地域の一員としての自覚を持ち、社会の発展のため積極的に参画する人、3つ目は、みずから学び考え行動する、個性と創造力豊かな人、4つ目には、地域の文化・伝統を大切にする人として、ここに挙げた人の育成に向け、教育の推進を図りたいと考えているところであります。
次に、教育基本法に基づく教育振興基本計画の坂井市としての考え方についてお答えをいたします。
教育方針のところでも触れましたが、教育委員会では、改正教育基本法において、地方公共団体での教育振興基本計画の策定が努力義務として規定されているところを受け、坂井市が目指す教育のあり方を明らかにするために、現在、坂井市教育振興基本計画の策定に取り組んでいるところであります。
なお、平成22年3月末までに、県内17市町の中で教育振興基本計画を策定している自治体は越前市だけであり、平成23年3月までに策定予定の坂井市は県内で2番目となるところであります。
また、これまでの策定過程と今後のスケジュールについてお話をしますと、本年5月から教育委員会各課の参事や課長補佐のほか、校長会とか教育研究会の代表者で構成するワーキンググループにより素案の作成に取りかかり、部長、次長、各課長等で構成する幹事会で内容の検討を行いながら、9月中旬に素案を作成したところであります。
9月30日に、学識経験者や学校教育、生涯学習関係の代表者による坂井市教育振興基本計画策定委員会を立ち上げ、素案について協議・検討を始めており、去る11月30日には第3回目の策定委員会を開催したところであります。
今後は、現段階での計画案を教育民生常任委員会で御提示させていただいた後に、パブリックコメントにより広く市民の皆様から御意見をお聞きするとともに、市長や教育委員との協議を重ねてまいりまして最終案を作成し、2月の教育委員会で承認を受けて、3月の定例会において議会に報告させていただく予定であります。
最後に、県との連携についてでありますが、坂井市の教育振興基本計画を作成するにあたっては、当然県が作成する基本計画との整合性をとる必要があると考えています。
県においても、基本計画の作成に取りかかっておりますが、作成途中と聞いておりますが、市としましては、作成途中であったとしても、県との連携を図りながら、全体の方向性について整合性のとれた基本計画を作成する考えでありますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
終わります。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今の教育長の答弁でございますけども、学校教育への影響と現況の教育方針についてでございます。
確かに、今ほど答弁にありましたとおり、生きる力を育てるということで、環境問題、また学校教育等々、また地域の皆さんと一緒に連携になってやっていかなければならないんじゃないかなって、そういうふうに思っているところでございます。
先般、12月の新聞に今庄中学校の新聞記事が載っておりました。この中身を読みますと、生徒が町の課題、討論ということで、このように南越前町と今庄中学校がお互い連携しながら、そのようなことで討論をしたということで、これらにつきましても、坂井市ではどのように、今まで行った事例があるのかないのか、これを再度お聞きしたいのと。
もう1点につきましては、今現在、スポーツ振興につきましても非常に関心のあるところでございます。特に、芝生化の校庭、今、坂井市におきましては、地域から非常に盛り上がりまして、長畝小学校が校庭のフィールド内に芝生化をしております。これにつきましても、全国ではやはり鳥取方式、ニュージーランドのスミスさんが、このようなことで鳥取を先駆けて、全国では43府県ですか、1,300ケ所ほど、このようにあるそうでございます。
特に、芝生化のグラウンドにつきましては、はだしで運動するもんですで、コミュニケーションが非常にふえたということと、特にサッカーにつきましては、はだしでけるもんですから、サッカーのけり方の基本が非常にできているというなことで、今後、大きなメリット、またデメリットも若干あろうかと思いますけれども、これを坂井市の小中学校で考えているのか、これもお願いしたいと。
もう1点は、空き教室の利活用ですね。
実は、今、市立幼稚園、また小学校、中学校、19年には1万50人ほど幼児数、また児童数、生徒数がおられましたけれども、22年5月1日におきましては9,500人と、約500人ほど減少している。これは少子・高齢化ということで、空き室、これにつきましても、非常にあいているんじゃないかなというふうに思っているところでございますけども。これらについても、この市としての考え方。また、今いろいろ現況の教育方針をお聞きしましたけれども、あえてこの3点を再質問とさせていただきます。よろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
最初の質問でありますが、小中連携がとられているかということでありますが、合併前までは幼稚園と小学校の連携というものが大変重要視されておりまして、就学前の教育と、いわゆる1年生、2年生に入ったときにスムーズに教育がなされるような、そういう連携はとっておられたわけでありますが、最近は小学校と中学校の連携というものが非常にクローズアップされてまいりました。4つの自治区のそれぞれの小学校と中学校区の5つの小学校が連携をとりながら教育活動を行っているところでありまして、今のところ、春江中学校校区の連携が大変うまくなされていると考えています。ほかの地区にも、もちろんそれが今波及しているところでありますが、一例を申し上げますと、小学校の高学年と春江中学校の連携によって、あるいは校長先生、教頭先生、先生方のいろんな連携によって、今年の1年生は不登校が1人も出てこないということであります。これも大きな成果なんでないんかなって考えています。
これを、今、校長会にも諮らせていただきまして、それぞれの中学校区、5つ中学校あるんですが、その下の小学校と連携をとりながら密な検討を重ねているところであります。もちろん、それを超えて、今度は中学校と4つの高校の連携もあわせてとっているところであります。それが1つ目。
2つ目につきましては、スポーツ振興計画、基本計画が今、これもつくられているところでありますので、後でまた詳しいことがあれば、部長の方からお話しさせていただきますが。いわゆるグラウンドの芝生化については、非常にいいんでありますが、管理が大変難しいということであります。
長畝小学校の場合、砂が飛ぶとか、サッカーが盛んであるというなことで、いろんな補助をいただきながら芝生化がされたんですが、非常に管理が難しいということでもありますし、常時グラウンドを使うことによって、根づけが悪いとか、はげてしまうとかっていうような、そんなこともあります。それから、砂がそこへたまることによって、トラックとグラウンドの中が高くなってしまって、けがをしやすいとか、いろんなことが起こってきております。
そんなこともあわせて、今のところその芝生化ということについては、それぞれの学校、PTAともお話をしながらやってるんですが、進んでおりません。
それから、3つ目の空き教室でありますが、将来は2,000人ほど、小学校、中学校全体で減っていくわけであります。つまり、現在は、小中合わせて9,000人の子どもがいるんですが、28年度から30年度までにかけますと、2,000人ぐらい減るという形になるんですが。もちろんこれは社会的増加ということも見込まれれば、それを食いとめられることは食いとめられるわけですが、もっともっと経済的な復興があって、多くの人たちが坂井市に訪れることを願っているわけでありますが、今のままでいきますと、非常に子どもたちが少子化して、教室があくという形になるんですが、福井県は少人数学級というのを行っておりまして、今、国でもそういう方向に行こうとしてる、まだ決定はしていませんが、福井県の場合は小学校1年生から4年生までは40人学級という形をとっているんですが、5年生、6年生は36人学級です。37人になれば、クラスがふえるという、2クラスになるということです。
それから、中学校の場合は、いわゆる文科省は40人学級でありますが、福井県の場合は、中学校1年生は30人です。だから、したがって31人になったら2クラスになるという、非常に少子化されています。
中学の2年生、3年生は32名になっています。だから、33名になれば2クラスと。もちろん、小学校と違いましてクラスが多いわけですから、そんなに簡単にクラスががぱっぱとふえていくということではありませんが、1つや2つのクラスがどんどん変わっていくという形になります。
したがって、子どもたちは減ってクラスがあくように思いますが、実際的には、その少人数学級という形になりますと、案外減らないということと。例えば、学校によっては、空き教室をメディアセンターといいまして、英語の教室にするとか、社会科の教室にするとかって、いろいろ工夫をしながら、その空き教室を利用するということもあって、空き教室を放課後児童クラブに開放してくださいとかっていうことも、保健部とのいろんなかかわりの中でお話を聞いているんですが、学校としてはなかなか思うように空き教室にならないというところが、ちょっと今ジレンマっていうんか、そういう部分があるということだけ御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今の説明よくわかりました。今後、学校、または子ども、またいろんな地域といろいろ連携を密にして、いい教育に進んでいっていただきたいと思います。
2つ目の件でございますけれども、教育振興基本計画について、今策定中だということで、3月の定例会には出せるだろうということで。
実は、先般、京都府の長岡京市の教育委員会へ行ってまいりました。ここにつきましても、19年から21年にかけて、いろんな策定委員会、これも、今、教育長が答弁したことと同じで、職員でまずやりまして、それからコンサルタント、また学校の校長、またPTA関係も入れて13名で、一応、そのような検討会を行ったと。スタートは、23年4月からスタートするんだと。これにつきましては、総合計画が、23年から新スタートが始まりますので、これに合わせてやるんだということで、おっしゃっておられました。
ここの教育長のお話を聞いて、策定するにあたっては、1年先を考えるなら米をつくれ、10年先なら木を植えろと、100年先なら人をつくれという、そのような昔からの言葉をいただきました。ああ、なるほどだなと。国の教育振興基本計画につきましても、国として10年をこのようなことで、まずスパンとしておいて、それから5年間でやるというなことでございますので、これらにつきましても策定中ということでございますので、お話をお聞きしたいなと、そういうに思っているところでございます。
しかしながら、今、長岡京では、第2回より検討委員会をするにあたって、やはりその委員さん、また本庁の職員が小学校へ行って、例えば母親クラブの会とか、PTAの関係の、そのようなことを、現場を見て、いろんなお話をしたそうでございます。これらにつきましても、坂井市ではこんなことを、今、検討してるのか。それと、私が非常に気になるのは、本庁といたしましても、目の行き届かない、例えば資料館とか、いろんなことがございますわね。そういうことで、教育長とか、理事者の方、やはりしょっちゅう足を運んで、現場の声を聞いていただきたいなと、そのように思っているところでございます。
市外でもいろんな人がおられます。博識者、さっき言いましたとおり、コンサルタントもおられますし、またいろんな方と連携をとって、意見も取り入れていただきたいなと、そういうに思っているところでございます。
それと、県との連携でございます。確かに、坂井市は3月でそのように仕上げると。ただ、県は若干ずれると思います。そのずれたときの整合性を図るんだと言っておりましたけれども、策定した後にまたいろんなことをずれますけれども、そのようなことも、今後やはり考えていかなければならないんじゃないかなというふうに思っているところでございますので、その見解をよろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
まず、県との整合性なんですが、余りこれは言ってはならんことかもわかりませんが、もう既に基本は県は出ているわけであります。ただし、今、知事選を控えてということで、もうしばらく待ってくださいという形ですので、その基本計画そのものは、一応素案はできていますので、それとの整合性を図っていくということですから、間違いないと思います。
それから、坂井市のいわゆる振興計画につきましては、3月にお示しをさせていただいて、来年の4月からこれを実施していくわけであります。そして、坂井市の総合計画とこれも整合性を図りながら、年度も一応27年度までにしまして、27年度から次ということになっていくと思います。これも、坂井市の総合計画に準じて進めていきたいと考えています。
以上です。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今後、特に先ほど申し上げましたとおり、学校、また家庭、また地域、また行政と、そのようなことで、先ほど申し上げましたので、連携して、先ほど教育長の答弁にありましたように、生き生きとした坂井市の生徒を育てて、また学校教育に尽力を尽くしていただきたいと。
以上、私の一般質問を終わります。
通告に従いまして、私は、本市の教育基本法に基づく教育振興基本計画策定についての考え方について一般質問をさせていただきます。
教育基本法につきましては、以前何回も一般質問ありましたけども、あえてさせていただきます。
まず初めに、本市の総合計画では、生涯を通じて学び、育つまちづくりを掲げ、幼児、学校教育の充実や社会、生涯教育、さらに歴史、文化などの伝承と振興、そしてスポーツ振興に日夜実践しているものと思われます。
ここで、私は教育基本法につきまして。これにつきましては、平成18年12月に、昭和22年の制定から約60年を経て改正されましたけれども、本市の教育については、教育基本法を基本といたしまして、県の指導の重点や本市の指導の重点、及び総合計画や教育委員会内の各種計画に基づきまして、教育施策の推進に取り組んでいるのではないかと思っております。
しかし、近年の教育をめぐる複雑・困難な諸問題に対しては、今までの教育施策の展開だけでは対応できず、教育のあり方を根本から見直し、新たな対応策、各種施策等を導入・展開することが求められ、教育における総合的なプランである基本計画を策定する必要が生じてきております。
御承知のとおり、国においては教育基本法の全部改正が実施されまして、平成18年12月22日に公布・施行されました。その背景には、先ほど申し上げましたとおり、昭和22年に施行されてから一度も改正がなく、その間、社会が少子・高齢化、倫理観や社会的使命感の希薄などが大きく変化いたしまして、教育では、いじめ、不登校、家庭や地域の教育力の低下、生涯学習社会への移行など、教育のあり方が変容してきているのが事実でございます。しかし、教育基本法を改正するだけでは、教育の課題が解決するわけでもございません。具体的な制度の改善、施策の充実が不可欠と考えております。
新教育基本法には、平成20年7月1日に、国の教育振興基本計画が閣議決定されたことは既に御案内のとおりでございます。
この中の第17条の2項に、地方公共団体は国の計画を参酌し、地域の実情に応じ、当該地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めることと、そのようにうたってございます。
本年4月現在の都道府県の策定状況は、きのうもありましたとおり、全国で84というお話がございましたけれども、策定済みの県につきましては28都道府県、また新たに策定、また他の計画の見直しによりまして策定計画を予定しているところが、大阪府を除いて18県でございます。福井県におきましては、策定予定のことでございます。
そこで、本市のこれからを展望するとき、急激に変化しております社会に対応しながら、変わらない価値観を継承できる学校教育・社会教育の実現が必要と考えられます。そして、実現に向け、学校・家庭・地域、そして行政が方向性を共有し、計画的に教育施策を展開し、教育振興基本計画策定に着手する必要があるのではないでしょうか。
そこで、3点お伺いをいたします。
1点目、教育基本法改正による学校教育への影響と現況の教育方針について伺います。
2点目、教育基本法に基づく教育振興基本計画策定を、坂井市としてどうするのか、その考え方についてお伺いをいたします。
3点目、県は基本計画を策定する予定でございますけれども、県との連携をどのように考えているのかお伺いをいたします。
以上、理事者側の前向きな答弁を求めます。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
まず初めに、教育基本法改正が学校教育へ与える影響、教育方針についてお答えをいたします。
議員の質問にもありますとおり、社会や時代の変化への対応の必要性から、教育基本法が平成18年に、60年ぶりに改正されました。
また、この教育基本法の改正を受けて、平成20年3月に新学習指導要領が告示され、小学校では来年の平成23年度から、中学校では平成24年度から完全実施されるところであります。
新学習指導要領においても、児童・生徒の「生きる力」を育てるという考え方は変わっていないところでありますが、今回の改正により学校教育への影響として考えられる点は、教育理念として「規範意識や公共の精神」「生命及び自然を尊重する精神や環境の保全」、さらには「伝統と文化及び我が国と郷土を愛する態度」、そして最後ですが、「他国を尊重し、国際平和、発展に寄与する態度」などの充実が盛り込まれているところでありまして、来年度からの小中学校においては、これらのことに一層力点を置いて教育活動が実施されることになります。
また、教育方針につきましては、これまでも述べてきましたように、一言で言えば、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」のバランスのとれた「心豊かでたくましく生きる子」の育成であります。
なお、現在策定中の坂井市教育振興基本計画におきましては、基本構想の中に、「目指すべき人間像」として、次の4つの理念を掲げさせていただいています。
1つには、お互いの人格を尊重し、思いやりと規範意識のある人、2つ目には、地域の一員としての自覚を持ち、社会の発展のため積極的に参画する人、3つ目は、みずから学び考え行動する、個性と創造力豊かな人、4つ目には、地域の文化・伝統を大切にする人として、ここに挙げた人の育成に向け、教育の推進を図りたいと考えているところであります。
次に、教育基本法に基づく教育振興基本計画の坂井市としての考え方についてお答えをいたします。
教育方針のところでも触れましたが、教育委員会では、改正教育基本法において、地方公共団体での教育振興基本計画の策定が努力義務として規定されているところを受け、坂井市が目指す教育のあり方を明らかにするために、現在、坂井市教育振興基本計画の策定に取り組んでいるところであります。
なお、平成22年3月末までに、県内17市町の中で教育振興基本計画を策定している自治体は越前市だけであり、平成23年3月までに策定予定の坂井市は県内で2番目となるところであります。
また、これまでの策定過程と今後のスケジュールについてお話をしますと、本年5月から教育委員会各課の参事や課長補佐のほか、校長会とか教育研究会の代表者で構成するワーキンググループにより素案の作成に取りかかり、部長、次長、各課長等で構成する幹事会で内容の検討を行いながら、9月中旬に素案を作成したところであります。
9月30日に、学識経験者や学校教育、生涯学習関係の代表者による坂井市教育振興基本計画策定委員会を立ち上げ、素案について協議・検討を始めており、去る11月30日には第3回目の策定委員会を開催したところであります。
今後は、現段階での計画案を教育民生常任委員会で御提示させていただいた後に、パブリックコメントにより広く市民の皆様から御意見をお聞きするとともに、市長や教育委員との協議を重ねてまいりまして最終案を作成し、2月の教育委員会で承認を受けて、3月の定例会において議会に報告させていただく予定であります。
最後に、県との連携についてでありますが、坂井市の教育振興基本計画を作成するにあたっては、当然県が作成する基本計画との整合性をとる必要があると考えています。
県においても、基本計画の作成に取りかかっておりますが、作成途中と聞いておりますが、市としましては、作成途中であったとしても、県との連携を図りながら、全体の方向性について整合性のとれた基本計画を作成する考えでありますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
終わります。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今の教育長の答弁でございますけども、学校教育への影響と現況の教育方針についてでございます。
確かに、今ほど答弁にありましたとおり、生きる力を育てるということで、環境問題、また学校教育等々、また地域の皆さんと一緒に連携になってやっていかなければならないんじゃないかなって、そういうふうに思っているところでございます。
先般、12月の新聞に今庄中学校の新聞記事が載っておりました。この中身を読みますと、生徒が町の課題、討論ということで、このように南越前町と今庄中学校がお互い連携しながら、そのようなことで討論をしたということで、これらにつきましても、坂井市ではどのように、今まで行った事例があるのかないのか、これを再度お聞きしたいのと。
もう1点につきましては、今現在、スポーツ振興につきましても非常に関心のあるところでございます。特に、芝生化の校庭、今、坂井市におきましては、地域から非常に盛り上がりまして、長畝小学校が校庭のフィールド内に芝生化をしております。これにつきましても、全国ではやはり鳥取方式、ニュージーランドのスミスさんが、このようなことで鳥取を先駆けて、全国では43府県ですか、1,300ケ所ほど、このようにあるそうでございます。
特に、芝生化のグラウンドにつきましては、はだしで運動するもんですで、コミュニケーションが非常にふえたということと、特にサッカーにつきましては、はだしでけるもんですから、サッカーのけり方の基本が非常にできているというなことで、今後、大きなメリット、またデメリットも若干あろうかと思いますけれども、これを坂井市の小中学校で考えているのか、これもお願いしたいと。
もう1点は、空き教室の利活用ですね。
実は、今、市立幼稚園、また小学校、中学校、19年には1万50人ほど幼児数、また児童数、生徒数がおられましたけれども、22年5月1日におきましては9,500人と、約500人ほど減少している。これは少子・高齢化ということで、空き室、これにつきましても、非常にあいているんじゃないかなというふうに思っているところでございますけども。これらについても、この市としての考え方。また、今いろいろ現況の教育方針をお聞きしましたけれども、あえてこの3点を再質問とさせていただきます。よろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
最初の質問でありますが、小中連携がとられているかということでありますが、合併前までは幼稚園と小学校の連携というものが大変重要視されておりまして、就学前の教育と、いわゆる1年生、2年生に入ったときにスムーズに教育がなされるような、そういう連携はとっておられたわけでありますが、最近は小学校と中学校の連携というものが非常にクローズアップされてまいりました。4つの自治区のそれぞれの小学校と中学校区の5つの小学校が連携をとりながら教育活動を行っているところでありまして、今のところ、春江中学校校区の連携が大変うまくなされていると考えています。ほかの地区にも、もちろんそれが今波及しているところでありますが、一例を申し上げますと、小学校の高学年と春江中学校の連携によって、あるいは校長先生、教頭先生、先生方のいろんな連携によって、今年の1年生は不登校が1人も出てこないということであります。これも大きな成果なんでないんかなって考えています。
これを、今、校長会にも諮らせていただきまして、それぞれの中学校区、5つ中学校あるんですが、その下の小学校と連携をとりながら密な検討を重ねているところであります。もちろん、それを超えて、今度は中学校と4つの高校の連携もあわせてとっているところであります。それが1つ目。
2つ目につきましては、スポーツ振興計画、基本計画が今、これもつくられているところでありますので、後でまた詳しいことがあれば、部長の方からお話しさせていただきますが。いわゆるグラウンドの芝生化については、非常にいいんでありますが、管理が大変難しいということであります。
長畝小学校の場合、砂が飛ぶとか、サッカーが盛んであるというなことで、いろんな補助をいただきながら芝生化がされたんですが、非常に管理が難しいということでもありますし、常時グラウンドを使うことによって、根づけが悪いとか、はげてしまうとかっていうような、そんなこともあります。それから、砂がそこへたまることによって、トラックとグラウンドの中が高くなってしまって、けがをしやすいとか、いろんなことが起こってきております。
そんなこともあわせて、今のところその芝生化ということについては、それぞれの学校、PTAともお話をしながらやってるんですが、進んでおりません。
それから、3つ目の空き教室でありますが、将来は2,000人ほど、小学校、中学校全体で減っていくわけであります。つまり、現在は、小中合わせて9,000人の子どもがいるんですが、28年度から30年度までにかけますと、2,000人ぐらい減るという形になるんですが。もちろんこれは社会的増加ということも見込まれれば、それを食いとめられることは食いとめられるわけですが、もっともっと経済的な復興があって、多くの人たちが坂井市に訪れることを願っているわけでありますが、今のままでいきますと、非常に子どもたちが少子化して、教室があくという形になるんですが、福井県は少人数学級というのを行っておりまして、今、国でもそういう方向に行こうとしてる、まだ決定はしていませんが、福井県の場合は小学校1年生から4年生までは40人学級という形をとっているんですが、5年生、6年生は36人学級です。37人になれば、クラスがふえるという、2クラスになるということです。
それから、中学校の場合は、いわゆる文科省は40人学級でありますが、福井県の場合は、中学校1年生は30人です。だから、したがって31人になったら2クラスになるという、非常に少子化されています。
中学の2年生、3年生は32名になっています。だから、33名になれば2クラスと。もちろん、小学校と違いましてクラスが多いわけですから、そんなに簡単にクラスががぱっぱとふえていくということではありませんが、1つや2つのクラスがどんどん変わっていくという形になります。
したがって、子どもたちは減ってクラスがあくように思いますが、実際的には、その少人数学級という形になりますと、案外減らないということと。例えば、学校によっては、空き教室をメディアセンターといいまして、英語の教室にするとか、社会科の教室にするとかって、いろいろ工夫をしながら、その空き教室を利用するということもあって、空き教室を放課後児童クラブに開放してくださいとかっていうことも、保健部とのいろんなかかわりの中でお話を聞いているんですが、学校としてはなかなか思うように空き教室にならないというところが、ちょっと今ジレンマっていうんか、そういう部分があるということだけ御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今の説明よくわかりました。今後、学校、または子ども、またいろんな地域といろいろ連携を密にして、いい教育に進んでいっていただきたいと思います。
2つ目の件でございますけれども、教育振興基本計画について、今策定中だということで、3月の定例会には出せるだろうということで。
実は、先般、京都府の長岡京市の教育委員会へ行ってまいりました。ここにつきましても、19年から21年にかけて、いろんな策定委員会、これも、今、教育長が答弁したことと同じで、職員でまずやりまして、それからコンサルタント、また学校の校長、またPTA関係も入れて13名で、一応、そのような検討会を行ったと。スタートは、23年4月からスタートするんだと。これにつきましては、総合計画が、23年から新スタートが始まりますので、これに合わせてやるんだということで、おっしゃっておられました。
ここの教育長のお話を聞いて、策定するにあたっては、1年先を考えるなら米をつくれ、10年先なら木を植えろと、100年先なら人をつくれという、そのような昔からの言葉をいただきました。ああ、なるほどだなと。国の教育振興基本計画につきましても、国として10年をこのようなことで、まずスパンとしておいて、それから5年間でやるというなことでございますので、これらにつきましても策定中ということでございますので、お話をお聞きしたいなと、そういうに思っているところでございます。
しかしながら、今、長岡京では、第2回より検討委員会をするにあたって、やはりその委員さん、また本庁の職員が小学校へ行って、例えば母親クラブの会とか、PTAの関係の、そのようなことを、現場を見て、いろんなお話をしたそうでございます。これらにつきましても、坂井市ではこんなことを、今、検討してるのか。それと、私が非常に気になるのは、本庁といたしましても、目の行き届かない、例えば資料館とか、いろんなことがございますわね。そういうことで、教育長とか、理事者の方、やはりしょっちゅう足を運んで、現場の声を聞いていただきたいなと、そのように思っているところでございます。
市外でもいろんな人がおられます。博識者、さっき言いましたとおり、コンサルタントもおられますし、またいろんな方と連携をとって、意見も取り入れていただきたいなと、そういうに思っているところでございます。
それと、県との連携でございます。確かに、坂井市は3月でそのように仕上げると。ただ、県は若干ずれると思います。そのずれたときの整合性を図るんだと言っておりましたけれども、策定した後にまたいろんなことをずれますけれども、そのようなことも、今後やはり考えていかなければならないんじゃないかなというふうに思っているところでございますので、その見解をよろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)川元教育長。
○ 教育長(川元利夫)
まず、県との整合性なんですが、余りこれは言ってはならんことかもわかりませんが、もう既に基本は県は出ているわけであります。ただし、今、知事選を控えてということで、もうしばらく待ってくださいという形ですので、その基本計画そのものは、一応素案はできていますので、それとの整合性を図っていくということですから、間違いないと思います。
それから、坂井市のいわゆる振興計画につきましては、3月にお示しをさせていただいて、来年の4月からこれを実施していくわけであります。そして、坂井市の総合計画とこれも整合性を図りながら、年度も一応27年度までにしまして、27年度から次ということになっていくと思います。これも、坂井市の総合計画に準じて進めていきたいと考えています。
以上です。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
今後、特に先ほど申し上げましたとおり、学校、また家庭、また地域、また行政と、そのようなことで、先ほど申し上げましたので、連携して、先ほど教育長の答弁にありましたように、生き生きとした坂井市の生徒を育てて、また学校教育に尽力を尽くしていただきたいと。
以上、私の一般質問を終わります。
2010年12月13日月曜日
平成22年9月議会の一般質問 (木村強議員)
11番目に登壇したのは、新政会副会長の木村強議員です。
○ 22番(木村 強)
22番、新政会、木村でございます。一般質問をさせていただきます。
昭和45年度から始めて42年がたちました減反問題について一般質問したいと思います。
私は、専業農家として、坂井町の認定農業者としてやっております。本年度、稲作を23町、減反で麦を約16町、その後、麦後に大豆を約10町、そばを18町作付いたしました。
今年の天候は異常で、梅雨明け後はもう猛暑が続き、本年の米の作柄は80%と、本年度から米選機っていいますか、国の政策でもあるし、県の政策でやってる網目が1.9になったため、反あたり8がもうやっとのことですというような結果でございます。
そんな状況の中、減反問題についての今年の23年のことについて、ちょっとお聞きします。
昨年の、自民党から民主党への政権交代により、水田農業を取り巻く状況は大転換期を迎えております。本年度においては、戸別所得補償制度がモデル対策という形で実施され、新しい制度に戸惑う農家もいるようであります。
そのような中で、以下2点について質問をいたします。
1番に、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況はと。
国は転作のルールに従った農業者には、戸別所得補償モデル対策により、米の作付面積10アールあたり1万5,000円を交付するとしているが、この内容では農家に減反を守らせるという効果は薄いのではないかと思われます。すべての水田で米をつくった方が得だと考える農家も出てるのではないかと考えられますが、平成22年度の戸別所得補償モデル対策への加入状況はどれくらいであったのかを報告を求めます。
2番目に、平成23年度の転作に対する市の対応方針。
国の制度が大きく変わっている中で、市としても対応方針を検討する必要があると思いますが、平成23年度の転作に対してどう取り組んでいくのか、市長のお考えをお伺いいたします。
今の答弁求める事項といたしまして、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況と、2番目に平成23年度の転作に対する市の対応方針について答弁をよろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
木村議員の御質問にお答えをいたします。
水田農業を取り巻く状況は大転換期を迎えております。今年度において、戸別所得補償制度がモデル対策という形で実施され、新しい制度に戸惑う農業者もいるような中で、市といたしましても今まで以上に、これからの坂井市の農業のあり方を導くための施策を展開していくことが必要になっています。
このような中で、戸別所得補償モデル対策への加入状況と、これからの転作に対する市の対応方針についての御質問のあった具体的事項についてお答えをさせていただきます。
まず、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況でございます。
今年度から始まりました戸別所得補償モデル対策につきましては、市や農協などで構成される坂井市水田農業推進協議会において加入申請の取りまとめを行っております。
農家から協議会への加入申請は6月30日現在で締め切られ、7月30日に協議会から北陸農政局福井農政事務所へ加入者のデータを送付したところでございます。
7月30日現在で加入申請書の提出のあった農業者は3,161件で、助成金が支払われる見込みのある農業者3,255件のうち、約97.1%が加入したことになります。
御指摘にありました戸別所得補償モデル対策では、生産調整の維持は難しいのではないかという点でございますが、加入率が約97.1%となったこともあり、坂井市全体では今年度も生産調整は維持できるものと見込んでおります。
次に、平成23年度の転作に対する市の対応方針についてお答えをさせていただきます。
当市の転作体系のほとんどは、日本有数の生産量を誇る六条大麦と、その跡地に大豆またはそばを作付をしております。水田を有効に活用し、麦・大豆・そば等の生産拡大を図るとともに、食料自給率を向上させるといった国の戸別所得補償制度の趣旨にも沿った形態となっております。
特に、大麦につきましては、これまでは県が定める栽培暦に従って栽培を行った農業者に対しまして、国の助成金であります産地確立交付金や市の団地化の助成金を支払い、安定した品質のものを供給することによって、実需者から一定の評価を得ているところであります。
しかし、大麦の播種を間近に控えた8月になっても、平成23年度の戸別所得補償制度の詳細な内容が国から示されていない状況でありました。そのような中で、これからも安定した品質の大麦の作付を基本として転作を推進することが、農家の生産調整取り組みへの支援につながるものと考えまして、坂井市水田農業推進協議会において平成23年度の大麦振興方針を定め、8月31日付で農家組合長等に送付をしたところでございます。
この振興方針では、大麦の品質と産地の維持を図るため、団地化の推進及び栽培方法の遵守を推進目標として掲げておりまして、その方針に従った農家に対しましては、市や農協などから支援を行うという内容となっているところでございます。
厳しい財政状況でありますが、できるだけこれまで同様の助成金の交付などを行ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
では、ちょっと再質問をさせていただきます。
1点目の戸別所得補償モデル対策の加入率についてですが、加入率が97.1%とのことですが、約3%の農家が加入してないことになっておりますが、3%の農家については、その内容について市ではどのように把握しておりますか。
また、2点目の転作に対する対応方針についてですが、転作作物への助成として、これまで市からは集団化の助成金と周年作の助成金等を出していたと思います。来年も、この助成は維持されるということでいいのですか。その点をお聞きいたします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
まず、1点目の農家の戸別所得補償モデル対策、これモデル対策として、平成22年度は米の品目のみが対象となりまして、平成23年度からは本格実施されるというようなことで、国に関しましては、麦・大豆等については、10アールあたり、今、国の特別枠を含めて2万円の概算要求をしとるところでございます。
その中で、1点目の97%で、残りの3%分の内容についての質問でございますけれども、作物の交付要件等確認した結果、この94件のうちの84件については、助成金が交付される見込みがない農業者でございます。といいますと、例えば、野菜のみの栽培をしていて出荷する予定がない、家庭菜園のみの農業ですね、また、水稲で10アール以上30アール未満の方で、共済未加入の農業者で、過去に出荷実績がない農業者等が含まれております。
また、残りの10件につきましては、制度の加入についてその勧奨に努めてきたわけでございますけれども、本人からの不加入の意思表示があったというなことで、私は戸別所得補償には加入はしたくありませんというようなものも含めまして、締め切りを過ぎても申請の提出がなかった案件でございます。
また、2点目の来年、平成23年度の市の助成金の単価についての質問でございますけれども、木村議員、今おっしゃいましたように、今年度、平成22年度は、市の団地化の助成金といたまして、大麦・大豆・そばの人は10アールあたり7,000円、周年作の助成金といたしまして、大豆で10アールあたり7,000円、そばで4,500円の予算を計上をしております。
ところが、先ほど申しましたように、来年度から、米を含めた本格的な農家の戸別所得補償制度の概要も、ほぼ内容的には明らかになってきた状況でございます。その所得補償における助成の算定根拠となります生産費、コストですね、また販売収入等々を今後十二分に参考にしまして、平成23年度の市負担分の助成金の単価を、今後それぞれ、水田農業協議会、JA等々関係機関と綿密に協議を行いながら、今後、検討をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
今のお答えで、94件のうち84件については交付されていないというなことでございますが、この間もちょっとテレビで言ってたんですが、麦をつくらずに、飼料作物、ああいうなもんをつくってやれというようなあれも出てます。これは国の政策で、民主党になってから出てきてるわけなんですが、そういうな考えが市としてはあるんかないんか。
それと、今までは、これ大麦をつくってるんですね。大麦をつくってやってますが、この大麦も一番最初は小麦をつくってたんですね、坂井町の場合も最初のうちは。それが、いつの間にか大麦になり、これはちょうど梅雨時期にあたるとか何とかっちゅうな問題があったんかもしれませんが、今年の場合、ロシアとか、ああいったところがあれで小麦を輸出しないというような状況にありますと、また日本でもやっぱりそういうな影響が出るというなこともなっております。
そういうなことを見ますと、今、大麦をつくっていても、生産者は赤字なんですね。今のこういう補償がない限りは赤字。といいますのも、これは実際、僕の場合ですけど、今年22年度は15町ちょっと大麦をつくりました。その重量がどれだけあったかな、金額にしてちょうど120万円ほどあったんですが、おととしは自分とこで乾燥したために収益があったんですね。大体140万円ぐらいの収益があったんですが、今年の場合は農協が個人で乾燥をした場合は、農協が受け取らないというような条件を出してきたんですね。そのために、農協へ出したら、乾燥機代がやせ100万円ありました。ということは、手取り20万円ほどしかないんですね。20万円といいますと、もう肥料代もないというような状況でございます。手間代の分は何ですけど、手間代も出てこないぐらいの赤字になるんですね。国はそんなこと言ってないって言うんやね、言ってるのは県と、結局市やね、こういう大麦をつくれ、その後に麦をつくれって言うのは。ある農林省の偉いさんに聞きましたら、国はそんなことは言ってませんよと、自分で好きなのをつくってやりなさいというようなことを言ってるんですね。ほんで、そのことを、結局、農協とかそんなとこで聞いたら、それは県が決めてることで、県と結局市とでそういうなことを決めてるというような、逃げの答えみたいなことを言ってるんですが、23年度からまたこれ政策が変わるでね、いつになったら、これはっきりした単価の表とかそういうもん出てくるかわかりません。でも、百姓なんていうのは一番貧乏で、もう今10月になったら、麦はまかなあかんのです。麦をまいて、あともう上の方にお願いしますで、これで通るんやね。そんなんでは、これから農業をやってる人は、先の見えない仕事をやれと言っても、なかなか後継者が出てこないのではないかと思います。ただでさえ、今、機械化は発達してますが、農業に従事する継続者が少なくなってきてる状態ですので、そういうなことはどう思っているかということです。それをちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今、木村議員から数多くの具体的な質問ございましたけれども、お答えしかねる点もございます。御了承いただきたいと思いますけれども。
まず、最初の大麦、坂井市の場合には大麦を基幹作物として、そのあとの大豆・そば等々の周年作を今までJA、市も推奨してきたというなことで、今ほど質問ございました、麦をつくらず、例えば飼料米ですと、今年のモデル対策の中では、国は新規需要米というようなことで、米粉、また飼料用、バイオ燃料等々で8万円、そば・菜種・加工用米では2万円というような金額を提示をしております。新規需要米については8万円と非常に高い数字ですが、この需要米については、あくまでも農業者、生産者と、それを新規需要米、今、飼料米として使う畜産農家との当然その受給のバランスがとれてなくては、どれだけつくっていいんかというような非常に難しい問題もございます。
また、加工用米については、そういう転作作物で対処できないところの集落等については、坂井市内においても加工用米で対応転作を実施しているというな集落も数多くございます。
また、いずれにいたしましても、国のこの戸別所得補償対策本格実施ですが、基本的には、今の食料自給率のアップ、これ今、旧自民党政権には10年で45%という数字掲げておりましたけれども、今の民主党政権では50%というなことで、非常に高い数値を目標にしております。それが1点と、あとは農地の有効利用を図っていただくというのも、この2点が大きなお題目の中で、この戸別補償対策を打ってきたというふうに我々は認識をいたしております。
また、御存じのように、小麦、世界では今ロシアが一番大きな産出国ですが、10%から20%の収穫しか見込めないというようなことで、今後、日本食料の中においても、パン等々の値段が高騰するんではなかろうかと、非常に危惧してるところでもございます。
それと、あと大麦の後、周年作で大豆、またそば等々をやっても、生産コストと販売額と比較してどっこいどっこいやというようなお話が出てきましたけれども、先ほど市長の答弁にもございましたように、坂井市といたしましては、やはり、これまで続いてきた大麦作を基幹作物としての周年作を推奨していきたいというなことで、戸別所得補償がまだ不透明なところございますけれども、市としてはバックアップしていきたいというふうに思っております。
また、乾燥機の話がちょっと出ましたけれども、個人の乾燥の場合には受けられないと。これ、麦等々の自種の問題等々もリンクしてくる話ですが、これにつきましては、あくまでも食料の安全・安心からいって、米については10月からトレーサビリティが完全実施されるというな中で、麦・大豆等々の作物について、今後、そういうトレーサビリティ法に対応した施策が打たれるというふうに我々も思っているところでございまして、その品質向上、またトレーサビリティの問題からそういう話が出てきたんじゃなかろうかと、こんなふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
今、部長おっしゃられたとおりで、23年度の種でそういうなもんも、今までは自分とこの自種、そういうなことでやってたもんで、ある程度経費節減はできたんです。それが、23年度からは、もう大豆もだめ、それからそばはまだいいんですけど、大麦の種もだめ、全部農協の、こんなこと、農協を悪う言うつもりはないんですけど、農協の言いなりみたいな感じ、生産者は今でさえ赤字食うてるのに、そういうな種の問題でも全部買わなあかんどうのこうのになりますと、今、ほとんど個人で作物をつくっている者はおりません。生産組織なり、結局担い手っていうんか、認定農業者の方がほとんどやっている現状です。そういうな人がやってるのに、品質の問題を出しますと、結局やぶ蛇になるっていうか、そうなりますと、みんな減反やめて、米をつくります。秋田やらあこらあたしの、これは昔からこれにしなくて、自分とつくって販売してたんですね。今、現に今年らでも、これ今の戸別所得で1万5,000円、今年から払いますって言ったおかげで、うちらの部落でもありますが、田んぼを返してくれって、もうこれからはつくりますって、そういうとこが集落ところどころ出てきております。それはもう、今度は自分がつくりますって言うんやね。1万5,000円あたると、今、農業委員会で決めている金額は1反1万6,500円かな、そうでしょう。もうただやね。半分ただでつくっているんと一緒やね、1万5,000円あたるんやで、その田んぼつくれば。そしたら、結局地主さんは、もう返してくれって言う、ただでするぐらいなら、自分とこでつくるで返してくれって。そういうなことが、今、状況起きますと、法人化している部落でも、これ戸惑いが出てくるような状態になるんです。まして、今、組合組織、そういう集落営農でやってる方は、だんだんこればらつきが出てくるんじゃないかなって思います。集団にはしますけど、結局、そこは自分がつくるとか、そういうなことになってきますと、だんだんこれからの対応っていうのは難しくなるんでないかなと、そう感じております。そういう面に対して、部長何かありますか。だったら、ちょっと聞かせてください。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、その自種とか乾燥、そういう具体的なあれにつきましては、昨日の一般質問にもございましたように、今、エコファーマー、また無農薬、無化学肥料等々の食料というなことで、米も含めた中で全国市場、市場の中でも、そういう非常にその食料の安全・安心がシビアにうたわれている中で、トレーサビリティの一環というようなことで、品質向上、また全国消費者の安全・安心な食料というな観点からも、ひとつ御理解をいただきたいなと、このように思っております。
次の2点目の、戸別所得補償の今までの標準小作料でいきますと、もう標準小作料というのはなくなったんですが、今、議員おっしゃるように、1万6,500円から1万7,000円が10アールあたりの標準小作料というなことで、戸別所得補償で米で1万5,000円出るとほぼただやと、それはもう数字的に計算しますと、そのとおりでございますけれども、あくまでも、先ほど申しましたように、国の自給率アップのための国策・方策だというようなことで、ひとつ御理解をいただきたいなと、このように思っております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
これで最後にしますが、市の助成金については、まだ来年のことで、恐らく12月かそこらぐらいにならな、はっきりした数字は出てこないんじゃないかなというな気がいたしますが、今年の転作、大体30%転作になってるんやね。3年に1回、もう回ってくるようになります。そうなりますと、連作反応っていうんか、もう大豆や何かは、1回とったとこ、また次つくろうと思うと、もうとれないんですね。ほんで、そうなったときに、そばならそばを1回つくるとか、そういうなことをしなくちゃならなくなるような状態になりますと、そばの場合は今よかったな、4,000円とか4,500円とか、あれしてるでいいんですけど、手間もかからないし。それで、面としては、農協や何かは大豆をようけつくれっていうなことを、経安なんかも言ってますんで、やっぱりそういうなことをやろうと思ったら、やっぱり収益の上がるような方法をとらなあかんというなことになってきます。それで、大麦や大豆の転作もんには助成金なしでは赤字になるんで、できるだけ多く、国の助成金合わせても赤字なるので、市として農家の経営安定のために、来年度は今年以上のやっぱり助成金をお願いします。そうしますと、やっぱり農家の方も、そういうな意欲を持ってまたやろうというような気になると思いますんで、でないと米をつくろうかというな考えの方もまた出てきますと、また集団的な転作もまた難しくなるというなこともありますんで。僕らも本当に考えたんですよ。もう転作やめて、米つくって自分で売ろうか。今、はっきり言いまして、コシヒカリ1万5,000円ぐらいでなら飛ぶように売れます、はっきり言いまして。そうした方が、減反して補助金もろてやるよりか、よっぽどその方が得なんです。だけど、そんなことをやると、やっぱり村やらそんなとこに、いろんなことを言われるんでできないっていう状況がございますんで、またひとつよろしくお願いします。答弁あればいいですけど、なければ結構です。
○ 22番(木村 強)
22番、新政会、木村でございます。一般質問をさせていただきます。
昭和45年度から始めて42年がたちました減反問題について一般質問したいと思います。
私は、専業農家として、坂井町の認定農業者としてやっております。本年度、稲作を23町、減反で麦を約16町、その後、麦後に大豆を約10町、そばを18町作付いたしました。
今年の天候は異常で、梅雨明け後はもう猛暑が続き、本年の米の作柄は80%と、本年度から米選機っていいますか、国の政策でもあるし、県の政策でやってる網目が1.9になったため、反あたり8がもうやっとのことですというような結果でございます。
そんな状況の中、減反問題についての今年の23年のことについて、ちょっとお聞きします。
昨年の、自民党から民主党への政権交代により、水田農業を取り巻く状況は大転換期を迎えております。本年度においては、戸別所得補償制度がモデル対策という形で実施され、新しい制度に戸惑う農家もいるようであります。
そのような中で、以下2点について質問をいたします。
1番に、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況はと。
国は転作のルールに従った農業者には、戸別所得補償モデル対策により、米の作付面積10アールあたり1万5,000円を交付するとしているが、この内容では農家に減反を守らせるという効果は薄いのではないかと思われます。すべての水田で米をつくった方が得だと考える農家も出てるのではないかと考えられますが、平成22年度の戸別所得補償モデル対策への加入状況はどれくらいであったのかを報告を求めます。
2番目に、平成23年度の転作に対する市の対応方針。
国の制度が大きく変わっている中で、市としても対応方針を検討する必要があると思いますが、平成23年度の転作に対してどう取り組んでいくのか、市長のお考えをお伺いいたします。
今の答弁求める事項といたしまして、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況と、2番目に平成23年度の転作に対する市の対応方針について答弁をよろしくお願いします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
木村議員の御質問にお答えをいたします。
水田農業を取り巻く状況は大転換期を迎えております。今年度において、戸別所得補償制度がモデル対策という形で実施され、新しい制度に戸惑う農業者もいるような中で、市といたしましても今まで以上に、これからの坂井市の農業のあり方を導くための施策を展開していくことが必要になっています。
このような中で、戸別所得補償モデル対策への加入状況と、これからの転作に対する市の対応方針についての御質問のあった具体的事項についてお答えをさせていただきます。
まず、平成22年度戸別所得補償モデル対策への加入状況でございます。
今年度から始まりました戸別所得補償モデル対策につきましては、市や農協などで構成される坂井市水田農業推進協議会において加入申請の取りまとめを行っております。
農家から協議会への加入申請は6月30日現在で締め切られ、7月30日に協議会から北陸農政局福井農政事務所へ加入者のデータを送付したところでございます。
7月30日現在で加入申請書の提出のあった農業者は3,161件で、助成金が支払われる見込みのある農業者3,255件のうち、約97.1%が加入したことになります。
御指摘にありました戸別所得補償モデル対策では、生産調整の維持は難しいのではないかという点でございますが、加入率が約97.1%となったこともあり、坂井市全体では今年度も生産調整は維持できるものと見込んでおります。
次に、平成23年度の転作に対する市の対応方針についてお答えをさせていただきます。
当市の転作体系のほとんどは、日本有数の生産量を誇る六条大麦と、その跡地に大豆またはそばを作付をしております。水田を有効に活用し、麦・大豆・そば等の生産拡大を図るとともに、食料自給率を向上させるといった国の戸別所得補償制度の趣旨にも沿った形態となっております。
特に、大麦につきましては、これまでは県が定める栽培暦に従って栽培を行った農業者に対しまして、国の助成金であります産地確立交付金や市の団地化の助成金を支払い、安定した品質のものを供給することによって、実需者から一定の評価を得ているところであります。
しかし、大麦の播種を間近に控えた8月になっても、平成23年度の戸別所得補償制度の詳細な内容が国から示されていない状況でありました。そのような中で、これからも安定した品質の大麦の作付を基本として転作を推進することが、農家の生産調整取り組みへの支援につながるものと考えまして、坂井市水田農業推進協議会において平成23年度の大麦振興方針を定め、8月31日付で農家組合長等に送付をしたところでございます。
この振興方針では、大麦の品質と産地の維持を図るため、団地化の推進及び栽培方法の遵守を推進目標として掲げておりまして、その方針に従った農家に対しましては、市や農協などから支援を行うという内容となっているところでございます。
厳しい財政状況でありますが、できるだけこれまで同様の助成金の交付などを行ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
では、ちょっと再質問をさせていただきます。
1点目の戸別所得補償モデル対策の加入率についてですが、加入率が97.1%とのことですが、約3%の農家が加入してないことになっておりますが、3%の農家については、その内容について市ではどのように把握しておりますか。
また、2点目の転作に対する対応方針についてですが、転作作物への助成として、これまで市からは集団化の助成金と周年作の助成金等を出していたと思います。来年も、この助成は維持されるということでいいのですか。その点をお聞きいたします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
まず、1点目の農家の戸別所得補償モデル対策、これモデル対策として、平成22年度は米の品目のみが対象となりまして、平成23年度からは本格実施されるというようなことで、国に関しましては、麦・大豆等については、10アールあたり、今、国の特別枠を含めて2万円の概算要求をしとるところでございます。
その中で、1点目の97%で、残りの3%分の内容についての質問でございますけれども、作物の交付要件等確認した結果、この94件のうちの84件については、助成金が交付される見込みがない農業者でございます。といいますと、例えば、野菜のみの栽培をしていて出荷する予定がない、家庭菜園のみの農業ですね、また、水稲で10アール以上30アール未満の方で、共済未加入の農業者で、過去に出荷実績がない農業者等が含まれております。
また、残りの10件につきましては、制度の加入についてその勧奨に努めてきたわけでございますけれども、本人からの不加入の意思表示があったというなことで、私は戸別所得補償には加入はしたくありませんというようなものも含めまして、締め切りを過ぎても申請の提出がなかった案件でございます。
また、2点目の来年、平成23年度の市の助成金の単価についての質問でございますけれども、木村議員、今おっしゃいましたように、今年度、平成22年度は、市の団地化の助成金といたまして、大麦・大豆・そばの人は10アールあたり7,000円、周年作の助成金といたしまして、大豆で10アールあたり7,000円、そばで4,500円の予算を計上をしております。
ところが、先ほど申しましたように、来年度から、米を含めた本格的な農家の戸別所得補償制度の概要も、ほぼ内容的には明らかになってきた状況でございます。その所得補償における助成の算定根拠となります生産費、コストですね、また販売収入等々を今後十二分に参考にしまして、平成23年度の市負担分の助成金の単価を、今後それぞれ、水田農業協議会、JA等々関係機関と綿密に協議を行いながら、今後、検討をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 )
今のお答えで、94件のうち84件については交付されていないというなことでございますが、この間もちょっとテレビで言ってたんですが、麦をつくらずに、飼料作物、ああいうなもんをつくってやれというようなあれも出てます。これは国の政策で、民主党になってから出てきてるわけなんですが、そういうな考えが市としてはあるんかないんか。
それと、今までは、これ大麦をつくってるんですね。大麦をつくってやってますが、この大麦も一番最初は小麦をつくってたんですね、坂井町の場合も最初のうちは。それが、いつの間にか大麦になり、これはちょうど梅雨時期にあたるとか何とかっちゅうな問題があったんかもしれませんが、今年の場合、ロシアとか、ああいったところがあれで小麦を輸出しないというような状況にありますと、また日本でもやっぱりそういうな影響が出るというなこともなっております。
そういうなことを見ますと、今、大麦をつくっていても、生産者は赤字なんですね。今のこういう補償がない限りは赤字。といいますのも、これは実際、僕の場合ですけど、今年22年度は15町ちょっと大麦をつくりました。その重量がどれだけあったかな、金額にしてちょうど120万円ほどあったんですが、おととしは自分とこで乾燥したために収益があったんですね。大体140万円ぐらいの収益があったんですが、今年の場合は農協が個人で乾燥をした場合は、農協が受け取らないというような条件を出してきたんですね。そのために、農協へ出したら、乾燥機代がやせ100万円ありました。ということは、手取り20万円ほどしかないんですね。20万円といいますと、もう肥料代もないというような状況でございます。手間代の分は何ですけど、手間代も出てこないぐらいの赤字になるんですね。国はそんなこと言ってないって言うんやね、言ってるのは県と、結局市やね、こういう大麦をつくれ、その後に麦をつくれって言うのは。ある農林省の偉いさんに聞きましたら、国はそんなことは言ってませんよと、自分で好きなのをつくってやりなさいというようなことを言ってるんですね。ほんで、そのことを、結局、農協とかそんなとこで聞いたら、それは県が決めてることで、県と結局市とでそういうなことを決めてるというような、逃げの答えみたいなことを言ってるんですが、23年度からまたこれ政策が変わるでね、いつになったら、これはっきりした単価の表とかそういうもん出てくるかわかりません。でも、百姓なんていうのは一番貧乏で、もう今10月になったら、麦はまかなあかんのです。麦をまいて、あともう上の方にお願いしますで、これで通るんやね。そんなんでは、これから農業をやってる人は、先の見えない仕事をやれと言っても、なかなか後継者が出てこないのではないかと思います。ただでさえ、今、機械化は発達してますが、農業に従事する継続者が少なくなってきてる状態ですので、そういうなことはどう思っているかということです。それをちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今、木村議員から数多くの具体的な質問ございましたけれども、お答えしかねる点もございます。御了承いただきたいと思いますけれども。
まず、最初の大麦、坂井市の場合には大麦を基幹作物として、そのあとの大豆・そば等々の周年作を今までJA、市も推奨してきたというなことで、今ほど質問ございました、麦をつくらず、例えば飼料米ですと、今年のモデル対策の中では、国は新規需要米というようなことで、米粉、また飼料用、バイオ燃料等々で8万円、そば・菜種・加工用米では2万円というような金額を提示をしております。新規需要米については8万円と非常に高い数字ですが、この需要米については、あくまでも農業者、生産者と、それを新規需要米、今、飼料米として使う畜産農家との当然その受給のバランスがとれてなくては、どれだけつくっていいんかというような非常に難しい問題もございます。
また、加工用米については、そういう転作作物で対処できないところの集落等については、坂井市内においても加工用米で対応転作を実施しているというな集落も数多くございます。
また、いずれにいたしましても、国のこの戸別所得補償対策本格実施ですが、基本的には、今の食料自給率のアップ、これ今、旧自民党政権には10年で45%という数字掲げておりましたけれども、今の民主党政権では50%というなことで、非常に高い数値を目標にしております。それが1点と、あとは農地の有効利用を図っていただくというのも、この2点が大きなお題目の中で、この戸別補償対策を打ってきたというふうに我々は認識をいたしております。
また、御存じのように、小麦、世界では今ロシアが一番大きな産出国ですが、10%から20%の収穫しか見込めないというようなことで、今後、日本食料の中においても、パン等々の値段が高騰するんではなかろうかと、非常に危惧してるところでもございます。
それと、あと大麦の後、周年作で大豆、またそば等々をやっても、生産コストと販売額と比較してどっこいどっこいやというようなお話が出てきましたけれども、先ほど市長の答弁にもございましたように、坂井市といたしましては、やはり、これまで続いてきた大麦作を基幹作物としての周年作を推奨していきたいというなことで、戸別所得補償がまだ不透明なところございますけれども、市としてはバックアップしていきたいというふうに思っております。
また、乾燥機の話がちょっと出ましたけれども、個人の乾燥の場合には受けられないと。これ、麦等々の自種の問題等々もリンクしてくる話ですが、これにつきましては、あくまでも食料の安全・安心からいって、米については10月からトレーサビリティが完全実施されるというな中で、麦・大豆等々の作物について、今後、そういうトレーサビリティ法に対応した施策が打たれるというふうに我々も思っているところでございまして、その品質向上、またトレーサビリティの問題からそういう話が出てきたんじゃなかろうかと、こんなふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
今、部長おっしゃられたとおりで、23年度の種でそういうなもんも、今までは自分とこの自種、そういうなことでやってたもんで、ある程度経費節減はできたんです。それが、23年度からは、もう大豆もだめ、それからそばはまだいいんですけど、大麦の種もだめ、全部農協の、こんなこと、農協を悪う言うつもりはないんですけど、農協の言いなりみたいな感じ、生産者は今でさえ赤字食うてるのに、そういうな種の問題でも全部買わなあかんどうのこうのになりますと、今、ほとんど個人で作物をつくっている者はおりません。生産組織なり、結局担い手っていうんか、認定農業者の方がほとんどやっている現状です。そういうな人がやってるのに、品質の問題を出しますと、結局やぶ蛇になるっていうか、そうなりますと、みんな減反やめて、米をつくります。秋田やらあこらあたしの、これは昔からこれにしなくて、自分とつくって販売してたんですね。今、現に今年らでも、これ今の戸別所得で1万5,000円、今年から払いますって言ったおかげで、うちらの部落でもありますが、田んぼを返してくれって、もうこれからはつくりますって、そういうとこが集落ところどころ出てきております。それはもう、今度は自分がつくりますって言うんやね。1万5,000円あたると、今、農業委員会で決めている金額は1反1万6,500円かな、そうでしょう。もうただやね。半分ただでつくっているんと一緒やね、1万5,000円あたるんやで、その田んぼつくれば。そしたら、結局地主さんは、もう返してくれって言う、ただでするぐらいなら、自分とこでつくるで返してくれって。そういうなことが、今、状況起きますと、法人化している部落でも、これ戸惑いが出てくるような状態になるんです。まして、今、組合組織、そういう集落営農でやってる方は、だんだんこればらつきが出てくるんじゃないかなって思います。集団にはしますけど、結局、そこは自分がつくるとか、そういうなことになってきますと、だんだんこれからの対応っていうのは難しくなるんでないかなと、そう感じております。そういう面に対して、部長何かありますか。だったら、ちょっと聞かせてください。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、その自種とか乾燥、そういう具体的なあれにつきましては、昨日の一般質問にもございましたように、今、エコファーマー、また無農薬、無化学肥料等々の食料というなことで、米も含めた中で全国市場、市場の中でも、そういう非常にその食料の安全・安心がシビアにうたわれている中で、トレーサビリティの一環というようなことで、品質向上、また全国消費者の安全・安心な食料というな観点からも、ひとつ御理解をいただきたいなと、このように思っております。
次の2点目の、戸別所得補償の今までの標準小作料でいきますと、もう標準小作料というのはなくなったんですが、今、議員おっしゃるように、1万6,500円から1万7,000円が10アールあたりの標準小作料というなことで、戸別所得補償で米で1万5,000円出るとほぼただやと、それはもう数字的に計算しますと、そのとおりでございますけれども、あくまでも、先ほど申しましたように、国の自給率アップのための国策・方策だというようなことで、ひとつ御理解をいただきたいなと、このように思っております。
○ 議長(山田 栄)木村議員。
○ 22番(木村 強)
これで最後にしますが、市の助成金については、まだ来年のことで、恐らく12月かそこらぐらいにならな、はっきりした数字は出てこないんじゃないかなというな気がいたしますが、今年の転作、大体30%転作になってるんやね。3年に1回、もう回ってくるようになります。そうなりますと、連作反応っていうんか、もう大豆や何かは、1回とったとこ、また次つくろうと思うと、もうとれないんですね。ほんで、そうなったときに、そばならそばを1回つくるとか、そういうなことをしなくちゃならなくなるような状態になりますと、そばの場合は今よかったな、4,000円とか4,500円とか、あれしてるでいいんですけど、手間もかからないし。それで、面としては、農協や何かは大豆をようけつくれっていうなことを、経安なんかも言ってますんで、やっぱりそういうなことをやろうと思ったら、やっぱり収益の上がるような方法をとらなあかんというなことになってきます。それで、大麦や大豆の転作もんには助成金なしでは赤字になるんで、できるだけ多く、国の助成金合わせても赤字なるので、市として農家の経営安定のために、来年度は今年以上のやっぱり助成金をお願いします。そうしますと、やっぱり農家の方も、そういうな意欲を持ってまたやろうというような気になると思いますんで、でないと米をつくろうかというな考えの方もまた出てきますと、また集団的な転作もまた難しくなるというなこともありますんで。僕らも本当に考えたんですよ。もう転作やめて、米つくって自分で売ろうか。今、はっきり言いまして、コシヒカリ1万5,000円ぐらいでなら飛ぶように売れます、はっきり言いまして。そうした方が、減反して補助金もろてやるよりか、よっぽどその方が得なんです。だけど、そんなことをやると、やっぱり村やらそんなとこに、いろんなことを言われるんでできないっていう状況がございますんで、またひとつよろしくお願いします。答弁あればいいですけど、なければ結構です。
平成22年9月議会の一般質問 (岡本正義議員)
9番目に登壇したのは、新政会会長の岡本正義議員です。
○ 24番(岡本正義)
皆さん、新政会の岡本でございます。大変お疲れのようですけども、いましばらくお耳をおかしいただきたいと思います。
私は、新幹線につきまして、坂井市の対応につきまして御意見をお伺いしたいと思います。
坂井市の議員としてではなくして、地方の議員といたしまして各種の集会とかイベントに出向きますと、その都度いろんな方から新幹線についてどんなのかというお話をお聞きいたしますけども、私も議員として答えるすべがなく、非常に憤りを感じているといいますか、それにつきまして、市とはちょっと変わりますけども、市長にいろんな件につきましてお考え等をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まさに、県は新幹線、新幹線と何か叫んでいるような感じを受けますけども、なぜこの新幹線を福井から敦賀までというふうに決めたのかと、余りにも落胆的な決め方ではないかなという感じを受けるわけでございます。
新幹線は、米原まで行きまして、つながって初めて新幹線のメリットというものが多くの県民に対して共有されるものであって、まず新幹線が敦賀でとまった場合は、今現在我々は在来線で東京の方に、市長らも行かれると思いますけども、十分日帰りができるわけでございます。
今、我々が、新幹線ができた場合、今、福井から行くと2回乗りかえしなければいけないと、敦賀で1回、また米原で1回というような不便さも感じるわけでございます。それをとやかく言うつもりはございませんけども、ただこの新幹線、大規模なこれだけプロジェクトの工事をするにあたりまして、県は我々県民に対して一言もこれにかかる費用的なもの、そしてこの費用が国はもちろんのこと、県、市、町がどれだけの負担をするんか、負担がないならないでも結構でございますけども、どれだけのものを要求をされるんかということも一向に我々に示されておりません。
そして、また在来線はどうなるんかということにつきまして、またいろんな方から、「議員さん、新幹線がもし開通した場合、在来線はなくなるんじゃないか」また「県と民間の第三セクターで運営が行われるんじゃないか」といういろんなことが飛び交っております。これも、やはり知事、県は明確に県民に対して方針を説明する責務があると私は思うわけでございます。
やはり、これだけの大規模のものを、新幹線をやるという場合におきましては、私はなぜこういうことを危惧をするかといいますと、合併する前に坂井町におきまして、春江町と坂井町に福井空港というものが、皆さんも御存じのように、上から突然春江町と坂井町に空港をするということで、いろんな地域の住民の方、いろんな苦労をされましたが、県の担当の方も苦労されたと思いますけども、その空港が開港できずに、今現在、皆さん御存じのように空港はございます。その空港に対しましてどれだけの資金が、税金が投資をされ、そしてその空港ができなかったことは、いかにも地元の地権者のわざにするような言い回しをして、責任をだれもとらないというような行政がいいんかということも私は危惧をするわけでございます。
やはり、その行政のトップとして、県のトップとして、この新幹線につきましても敦賀から先のルートをやはり明確にし、そして県、市、町がどれだけの負担をするかということも県民に提示をすべきだと私は思います。
大分前の新聞ですけども、前原国交省大臣が新聞でお話をいたしております。この新幹線につきましては、そのルートを明確にし、そしてまた県民、地域住民の皆さんに在来線等いろんな問題についてよく説明をして、理解をすることが大事でないかというような感じを受けるような新聞等で発言をされた。まさに、そのとおりと思います。
そこにいきますと、うちの市長は合併いたしましてからいろんな問題につきまして、坂井市民に対して説明をしてやっているということでございますんで、非常にありがたく思っているところでございますし、また市長にちょっとお尋ねしたいのは、定例的に新聞等で見ますと、知事と各市町の首長の定例会がございますけども、そういうときにこの新幹線問題につきましてから、県の方からいろんなお話はないのでしょうか。それがないんであれば、いかにも、やはり市・町を軽視した県の行政じゃないかということを、私は思わずにはいられないわけでございます。決して、この新幹線に反対をするもんじゃございませんし、そうかといって賛成をするものでもございません。
市長、そこで、県下第2の市の市長といたしまして、坂井市民からこの新幹線問題につきまして、アンケートなり、意見を聴取をする気持ちはございませんか。そして、今後の新幹線問題につきまして、坂井市の市長として県に対しまして提言をしていただくようなことはできないかという思いを持ちまして、ちょっと市の一般質問とはと思う感じでございますけども、新幹線につきまして質問をさせていただきまして、市長の許す範囲内、また市の範囲内で御答弁をいただければ幸いかと思いますんで、よろしくお願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
岡本議員の新幹線に関する御質問ということで、お答えをさせていただきます。
まず、新幹線の工事費の国、県、市での負担割合についてでありますが、新幹線の建設費は国と地方が2対1の割合で負担をしますが、交付税措置によって、県の建設費負担は全体の約15%から18%となるというふうに聞いております。
また、市町の負担については、各区域の整備区間のうち、駅や都市計画区域の用途地域内での工事などについては負担が発生しますが、坂井市においては該当しないものと考えております。
次に、新幹線の線路の用地面積でありますが、環境アセスルートによりますと、新幹線は坂井市地積を約7キロメートル通りますので、仮に用地幅員12メートル前後で試算をしますと、面積は約8万平方メートルから9万平方メートルとなります。
次に、新幹線が開通した後の在来線についてでありますが、新幹線が開業すると、並行して走る在来線はJRから経営分離され、地元での運営となります。
在来線維持のための財政負担については、開業の時期や経営する区間が確定した後、利用者のニーズや利便性を踏まえたダイヤ設定や施設・設備等についての詳細な検討と、あわせて県・JRなどと十分に協議して決めていくこととなります。
なお、既に開業している全国の第三セクターは経営状況が非常に厳しく、全国の沿線自治体からは、並行在来線の仕組みについて見直しを求める声が相次いでおりまして、現在、政府で並行在来線に対する支援のあり方というものが検討されているようでございます。
また、新幹線についての市民アンケート調査についてでありますが、並行在来線の運行経費や運賃、ダイヤの問題などについて市民に対して十分な判断材料をお示しすることができません。そのため、現時点ではアンケート調査等の実施は考えておりませんので、また御理解をいただきたいというふうに思いますし、この新幹線問題はこの市長会とか、いろんなところで知事ともお話っていうんか、あいさつされる中で新幹線という言葉は必ず入ってきます。それだけでございます。
○ 議長(山田 栄)岡本議員。
○ 24番(岡本正義)
今ほど、市長からいろんな、市長としてなかなか言いにくいもんも含みながら御答弁をいただきまして、お察し申し上げるところでございますけど。ただ、今、新幹線がもし開通した場合、8万平米が線路の用地としてこの坂井市で必要かと言いますけども、その場合、今、行われてますパイプラインには支障するようなことはないんかなという懸念を覚えるとこでございますし、そしてまた、今、在来線は第三セクターでやるというようなお話でございまして、今までやっているほかの都道府県におきましてかわかりませんけども、非常に厳しいというお話でございますし、そこへもっていって、えちぜん鉄道とか、また新幹線が来たときに在来線の運営まで我々地方が負担をするときに、果たして財政がどうなっていくんかなという危惧を感じざるを得ないわけでございますけども、これは、しかしいろんなこともございますし、私もちょっと調べますと、福井のよその市でございますけども、若い方の商業エリアというんですか、ショッピングエリアといいますか、これは京金現象といいまして、金沢、関西方面というようなお話も聞いております。そうなると、ますます新幹線ができることによって福井市の地方が空洞化されるんじゃないかと、よその市のことを口出すなと言われても仕方ございませんけども、そういう危惧も感じざるを得ないわけでございますし、やはり、我々は先ほど申しましたように、県は県でいろんなことを、新幹線しようが、福井空港にしようが、下からでなしに、昔の言葉で言うと、お上からの命令とか何かいうような感じでやっていって、勝手にやって勝手に引き上げていくと、そして旧坂井町に残ったのは、集落名は言えませんけども、集落のいがみ合いだけが今現在、福井空港の跡地とともに残っていると、そういうことにならないように私はしていただきたい。そして、やっぱり、それには、市長としては、市全般のいろんな問題がございますから、なかなか言いにくい点もございましたと思いますけども、その辺いろんなことで御苦労おかけいたしますけども、できるだけ我々も議会といたしましても、私だけがこういう考えてるんじゃないと、多くの議員の皆さん方もある程度は御理解をいただきながら進めていくんじゃないかなと思いますし、田中議員はいろんな、皆の議員の方が一般質問をされていますけども、やはり郷土坂井市を愛しての皆さんの声でございますから、それと一緒に我々も坂井市のこの立派な、日本でもない、山、川、海、そういう自然を守っていくためにはどうすべきかということも考えながらしていきたいと思いますんで、これで終わりますけども、市長の御努力にお願いをいたしまして、もしお話があるんでしたら、またひとつ少しでもありましたら、ひとつよろしくお願いいたします。なければ、結構でございます。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
立場としてなかなかというのはありますけど、ただ、私心配してるのは、やっぱり岡本議員言われるように在来線の問題なんですよ。この在来線が新幹線できた場合に、どれだけ在来線の負担がこの坂井市に負担になるかっていうのが、それが見えてこない中で今進められているっていうのは、私も正直言ってちょっと納得がいかないところもあるし。
いろいろ、まだまだ問題点もありますが、そういった情勢の中で、また今後ともその新幹線問題については、議員さん方とまたいろんな相談もしていきながら、できるだけ情報を提供していきながら真剣に取り組んでいかなければならないというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○ 24番(岡本正義)
皆さん、新政会の岡本でございます。大変お疲れのようですけども、いましばらくお耳をおかしいただきたいと思います。
私は、新幹線につきまして、坂井市の対応につきまして御意見をお伺いしたいと思います。
坂井市の議員としてではなくして、地方の議員といたしまして各種の集会とかイベントに出向きますと、その都度いろんな方から新幹線についてどんなのかというお話をお聞きいたしますけども、私も議員として答えるすべがなく、非常に憤りを感じているといいますか、それにつきまして、市とはちょっと変わりますけども、市長にいろんな件につきましてお考え等をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まさに、県は新幹線、新幹線と何か叫んでいるような感じを受けますけども、なぜこの新幹線を福井から敦賀までというふうに決めたのかと、余りにも落胆的な決め方ではないかなという感じを受けるわけでございます。
新幹線は、米原まで行きまして、つながって初めて新幹線のメリットというものが多くの県民に対して共有されるものであって、まず新幹線が敦賀でとまった場合は、今現在我々は在来線で東京の方に、市長らも行かれると思いますけども、十分日帰りができるわけでございます。
今、我々が、新幹線ができた場合、今、福井から行くと2回乗りかえしなければいけないと、敦賀で1回、また米原で1回というような不便さも感じるわけでございます。それをとやかく言うつもりはございませんけども、ただこの新幹線、大規模なこれだけプロジェクトの工事をするにあたりまして、県は我々県民に対して一言もこれにかかる費用的なもの、そしてこの費用が国はもちろんのこと、県、市、町がどれだけの負担をするんか、負担がないならないでも結構でございますけども、どれだけのものを要求をされるんかということも一向に我々に示されておりません。
そして、また在来線はどうなるんかということにつきまして、またいろんな方から、「議員さん、新幹線がもし開通した場合、在来線はなくなるんじゃないか」また「県と民間の第三セクターで運営が行われるんじゃないか」といういろんなことが飛び交っております。これも、やはり知事、県は明確に県民に対して方針を説明する責務があると私は思うわけでございます。
やはり、これだけの大規模のものを、新幹線をやるという場合におきましては、私はなぜこういうことを危惧をするかといいますと、合併する前に坂井町におきまして、春江町と坂井町に福井空港というものが、皆さんも御存じのように、上から突然春江町と坂井町に空港をするということで、いろんな地域の住民の方、いろんな苦労をされましたが、県の担当の方も苦労されたと思いますけども、その空港が開港できずに、今現在、皆さん御存じのように空港はございます。その空港に対しましてどれだけの資金が、税金が投資をされ、そしてその空港ができなかったことは、いかにも地元の地権者のわざにするような言い回しをして、責任をだれもとらないというような行政がいいんかということも私は危惧をするわけでございます。
やはり、その行政のトップとして、県のトップとして、この新幹線につきましても敦賀から先のルートをやはり明確にし、そして県、市、町がどれだけの負担をするかということも県民に提示をすべきだと私は思います。
大分前の新聞ですけども、前原国交省大臣が新聞でお話をいたしております。この新幹線につきましては、そのルートを明確にし、そしてまた県民、地域住民の皆さんに在来線等いろんな問題についてよく説明をして、理解をすることが大事でないかというような感じを受けるような新聞等で発言をされた。まさに、そのとおりと思います。
そこにいきますと、うちの市長は合併いたしましてからいろんな問題につきまして、坂井市民に対して説明をしてやっているということでございますんで、非常にありがたく思っているところでございますし、また市長にちょっとお尋ねしたいのは、定例的に新聞等で見ますと、知事と各市町の首長の定例会がございますけども、そういうときにこの新幹線問題につきましてから、県の方からいろんなお話はないのでしょうか。それがないんであれば、いかにも、やはり市・町を軽視した県の行政じゃないかということを、私は思わずにはいられないわけでございます。決して、この新幹線に反対をするもんじゃございませんし、そうかといって賛成をするものでもございません。
市長、そこで、県下第2の市の市長といたしまして、坂井市民からこの新幹線問題につきまして、アンケートなり、意見を聴取をする気持ちはございませんか。そして、今後の新幹線問題につきまして、坂井市の市長として県に対しまして提言をしていただくようなことはできないかという思いを持ちまして、ちょっと市の一般質問とはと思う感じでございますけども、新幹線につきまして質問をさせていただきまして、市長の許す範囲内、また市の範囲内で御答弁をいただければ幸いかと思いますんで、よろしくお願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
岡本議員の新幹線に関する御質問ということで、お答えをさせていただきます。
まず、新幹線の工事費の国、県、市での負担割合についてでありますが、新幹線の建設費は国と地方が2対1の割合で負担をしますが、交付税措置によって、県の建設費負担は全体の約15%から18%となるというふうに聞いております。
また、市町の負担については、各区域の整備区間のうち、駅や都市計画区域の用途地域内での工事などについては負担が発生しますが、坂井市においては該当しないものと考えております。
次に、新幹線の線路の用地面積でありますが、環境アセスルートによりますと、新幹線は坂井市地積を約7キロメートル通りますので、仮に用地幅員12メートル前後で試算をしますと、面積は約8万平方メートルから9万平方メートルとなります。
次に、新幹線が開通した後の在来線についてでありますが、新幹線が開業すると、並行して走る在来線はJRから経営分離され、地元での運営となります。
在来線維持のための財政負担については、開業の時期や経営する区間が確定した後、利用者のニーズや利便性を踏まえたダイヤ設定や施設・設備等についての詳細な検討と、あわせて県・JRなどと十分に協議して決めていくこととなります。
なお、既に開業している全国の第三セクターは経営状況が非常に厳しく、全国の沿線自治体からは、並行在来線の仕組みについて見直しを求める声が相次いでおりまして、現在、政府で並行在来線に対する支援のあり方というものが検討されているようでございます。
また、新幹線についての市民アンケート調査についてでありますが、並行在来線の運行経費や運賃、ダイヤの問題などについて市民に対して十分な判断材料をお示しすることができません。そのため、現時点ではアンケート調査等の実施は考えておりませんので、また御理解をいただきたいというふうに思いますし、この新幹線問題はこの市長会とか、いろんなところで知事ともお話っていうんか、あいさつされる中で新幹線という言葉は必ず入ってきます。それだけでございます。
○ 議長(山田 栄)岡本議員。
○ 24番(岡本正義)
今ほど、市長からいろんな、市長としてなかなか言いにくいもんも含みながら御答弁をいただきまして、お察し申し上げるところでございますけど。ただ、今、新幹線がもし開通した場合、8万平米が線路の用地としてこの坂井市で必要かと言いますけども、その場合、今、行われてますパイプラインには支障するようなことはないんかなという懸念を覚えるとこでございますし、そしてまた、今、在来線は第三セクターでやるというようなお話でございまして、今までやっているほかの都道府県におきましてかわかりませんけども、非常に厳しいというお話でございますし、そこへもっていって、えちぜん鉄道とか、また新幹線が来たときに在来線の運営まで我々地方が負担をするときに、果たして財政がどうなっていくんかなという危惧を感じざるを得ないわけでございますけども、これは、しかしいろんなこともございますし、私もちょっと調べますと、福井のよその市でございますけども、若い方の商業エリアというんですか、ショッピングエリアといいますか、これは京金現象といいまして、金沢、関西方面というようなお話も聞いております。そうなると、ますます新幹線ができることによって福井市の地方が空洞化されるんじゃないかと、よその市のことを口出すなと言われても仕方ございませんけども、そういう危惧も感じざるを得ないわけでございますし、やはり、我々は先ほど申しましたように、県は県でいろんなことを、新幹線しようが、福井空港にしようが、下からでなしに、昔の言葉で言うと、お上からの命令とか何かいうような感じでやっていって、勝手にやって勝手に引き上げていくと、そして旧坂井町に残ったのは、集落名は言えませんけども、集落のいがみ合いだけが今現在、福井空港の跡地とともに残っていると、そういうことにならないように私はしていただきたい。そして、やっぱり、それには、市長としては、市全般のいろんな問題がございますから、なかなか言いにくい点もございましたと思いますけども、その辺いろんなことで御苦労おかけいたしますけども、できるだけ我々も議会といたしましても、私だけがこういう考えてるんじゃないと、多くの議員の皆さん方もある程度は御理解をいただきながら進めていくんじゃないかなと思いますし、田中議員はいろんな、皆の議員の方が一般質問をされていますけども、やはり郷土坂井市を愛しての皆さんの声でございますから、それと一緒に我々も坂井市のこの立派な、日本でもない、山、川、海、そういう自然を守っていくためにはどうすべきかということも考えながらしていきたいと思いますんで、これで終わりますけども、市長の御努力にお願いをいたしまして、もしお話があるんでしたら、またひとつ少しでもありましたら、ひとつよろしくお願いいたします。なければ、結構でございます。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
立場としてなかなかというのはありますけど、ただ、私心配してるのは、やっぱり岡本議員言われるように在来線の問題なんですよ。この在来線が新幹線できた場合に、どれだけ在来線の負担がこの坂井市に負担になるかっていうのが、それが見えてこない中で今進められているっていうのは、私も正直言ってちょっと納得がいかないところもあるし。
いろいろ、まだまだ問題点もありますが、そういった情勢の中で、また今後ともその新幹線問題については、議員さん方とまたいろんな相談もしていきながら、できるだけ情報を提供していきながら真剣に取り組んでいかなければならないというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
平成22年9月議会の一般質問 (田中哲治議員)
8番目に登壇したのは、田中哲治議員です。
まず初めに、さきの定例会の開会の市長のあいさつの中で、「地域の活力を創造するまちづくり」の中で、農林水産業につきましては、農業につきましては、関係機関とまた連携をとりながら円滑な対策の事業に進めてまいりたいということと、もう1点は、林業関係につきましては農作物の被害の防止と、また水産関係につきましては水産資源の確保に努めてまいりたいと、次に商工関係でございますけども、商工関係につきましては、引き続き緊急経済対策事業の継続、さらには市内企業の支援、また雇用の確保、さらには事業経営の安定化を図る政策に取り組んでいるところでございますというふうなあいさつの中で言葉がありました。私もまさにそうだと思います。
さて、坂井市における農林水産業は、各業種とも御案内のとおり、価格等の低迷や従事者の高齢化、また後継者不足、さらには規制緩和により厳しい状況下に立たされていることは御案内のとおりでございます。
特に、農業就業人口につきましては、さきの農水省が発表いたしました全国農業就業人口は約260万人と、5年間で22.4%の減少率であります。これは、1985年、25年前と比較しますと実に半分以下になっているのが実情でございます。坂井市の農業振興人口も年々減少傾向で、統計数値は平成17年ではございますけども、前回の調査では約1万1,000人と、これにつきましては、5年前と比較しまして約2,600人の減少でございます。
また、商工業につきましては、幹線道路沿いに大型店舗の出店、さらに商店街の衰退が懸念されている中、工業につきましても、景気の低迷から一時のような優良企業の誘致も厳しさを増している状況でございます。
特に、中小企業であります卸業、小売業の総数につきましては、統計数値から見た数値ではございますけども、平成19年には1,046店舗で、年間販売額が1,307億6,000万円でありましたが、平成16年と比較しますと、約100店舗の減少、販売額では約15億円の減収となっているのが現状であります。
このように、本市の各産業、中小企業ともども衰退することが懸念される中で、そこで私は地域活性化、また活力あるまちづくりの1つとして、平成20年7月21日に施行されました農商工連携促進法の取り組みであります。
御承知のとおり、農商工連携とは、農林水産省、また商工業者であります生産者が商品開発で連携をいたしまして、地域活性化の促進をする事業でございます。農林水産物だけをつくって売るのみではなく、経済的な波及効果に限界があると思われます。そこで、農林水産業が技術開発、販売戦略などのノウハウのある中小商工業者と連携をいたしまして、相互の経営資源を活用するとともに、新商品や新サービスを生み出すほか、工夫を凝らした事業展開をすることで、それぞれの経営改善が見込まれると思っております。また、地域経済の活性化を促し、ひいては後継者の育成、雇用の拡大にもつながると確信をしております。
このように、農商工連携を促進するため、地域を支える農林水産業者と商工業者が連携した事業に対しては、事業計画が認定されれば、設備投資や生産、販売、事業拡大の一連の事業展開にわたって、減税、さらには低利融資、債務保証などの支援措置を受けることが可能で、国も予算面では新商品、新サービスの開発、地域産の国内外の販路開拓などを支援する強化のために、当初20年では100億円でございましたけども、昨年につきましては約334億円の計上をいたしたところでございます。
また、先般9月3日でございますけども、県主催の福井元気企業フェア2010が開催されました。この中で、私もこんなことで足を運びまして、そのフェアの農商工連携コーナーである加工業者の代表者の方とお話をさしていただきました。特に、米、麦、大豆などの穀物の商品化をサポートしていきたいと、地産地消、いわば通常でしたら地産地消は地を消すと、この方につきましては、地産地消、地産地消の消は商いでございます。このようなことで、いわば商売ということで、非常に前向きに取り組んでいる方でございました。いわば、収穫した穀物を地元での商品推進を考えても、そのままでは用途が限られてなかなか消費が進まないということで、加工、また製粉したり、大豆につきましては打豆に加工したりして、製造業者の方にも用途が広がり、販路拡大に期待が持てるのではないかということで、やはりこの人につきましても、人と人のつながりを一番大事にいたしまして、農商工連携事業は今すぐできるものではなく、やはり商業者、また農業者と事業を密にいたしまして、2、3年かけての事業展開をしなければならないというふうなことで、おっしゃっておられました。市としても、積極的に支援や助言をし、地域活性化のために農林水産業と中小商工業者である生産者がお互いに連携をいたしまして、地域の活性化や後継者育成、また雇用拡大にもつながるのではないかと思っております。
また、行政が主導、中心となっての行動で、積極的に活用していく体制づくりと、主体的に取り組むことができないか。
そこで、2点お伺いをいたします。
まず1点、坂井市の農商工連携の促進状況についてお尋ねをします。もう1点は、各産業の振興にもつながると思いますので、その考え方についてお伺いをします。
以上、前向きな御答弁をよろしくお願をいたします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
田中議員の御質問にお答えいたします。
中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律、いわゆる農商工連携促進法が平成20年7月に施行され、お話ありましたように2年が経過をいたしました。本市としても、地域経済活性化のため、地域の基幹産業であります農林水産業と商業、また工業等の産業間での連携の強化が必要となってきております。
このような中で、田中議員の市の農商工連携の進捗状況と考え方についての御質問でございますが、具体的な事項についてお答えをさせていただきます。
まず、市の農商工連携の促進状況についてでございます。
先月、県坂井農林総合事務所の主催によりまして、食料自給力の向上と地域経済の活性化を目指して農商工連携関係機関打ち合わせ会が開催され、坂井市及びあわら市の農林水産課、商工課、商工会、また県の経営支援課、農協担当者などが出席をいたしまして、主な農産物と加工品等の生産情報、商工会の取り組み状況などの情報交換を行ったところでございます。
会議の概要といたしましては、農商工連携の課題と方向性等を中心に検討がなされ、その主な項目は次の3点でございます。
1つ目は、マーケティング力の強化として、農林漁業者と流通業者等の連携による供給・販売体制の強化、産地及び事業者の市場ニーズの把握、商品魅力向上に向けた研究開発支援等について。2つ目としては、農商工連携に取り組むための経営力の強化として、生産者及び事業者の経営ノウハウ・知識の収得、戦略的に連携に取り組める人材の育成、企業等のOB人材の有効活用等について。3つ目でございますが、連携の面的な拡大促進による地域力の強化として、成功事例等を活用した積極的な普及・啓発、また地域ぐるみの農商工連携に対するソフト面、ハード面からの支援の強化、また農林水産行政と商工行政の連携による研究開発体制等の整備の推進などについて協議がなされました。
この会議は、今後も定期的に開催される予定でありまして、坂井市と近隣市町を取り巻く地域ぐるみの農商工連携の推進に向けて支援を行ってまいりたいというふうに考えております。
また、坂井市内の農商工連携については、これまでにも女性企業グループによる地場産の農産物を使った弁当や、また総菜の製造販売のほか、地場産の米を使用したかきもち・おはぎなどの米加工品の製造・販売、また牧場や果樹園等を活用した観光農園など、原材料生産者と加工業者及び販売店が結びついたマッチング商談会や農産加工ビジネスといった多数の連携事業が行われております。
さらに、今年3月には、坂井市とJA花咲ふくいで共同開発した「坂井産 大豆入麦茶」の販売が開始をされました。
また、7月には越前みくに地産地食推進の会が三国かに殻野菜生産組合の協力を得て、三国町の民宿で廃棄されるカニ殻を集めた堆肥を活用して栽培された農産物や、アマエビなどの海産物をふんだんに使用し、地元の16人の料理人が腕を振るった3段重ねの弁当を作成するなどのイベントが、「三国ハーベスト大食堂」と銘打って開催をされました。
このように、三国地区の宿泊業、飲食店関係者と農業者が連携した地産地食のイベントで、今後の農商工連携につながると期待をされるような具体的な動きも見られてきております。
また、このカニ殻を利用して栽培された野菜の販売については、今後、民宿・学校・企業・病院等へ拡大が図られていく予定というふうにお聞きをいたしております。
市といたしましては、これらの新しい取り組みに対し、今後も引き続き県などと連携もしていきながら、また支援していきたいというふうに考えております。
次に、各産業の振興にもつながるというが、その考えについての御質問でありますが、これからの農商工連携のあり方も、高度で複雑な連携へと進化しつつあります。
農林水産業者と食品製造業、飲食店業を初めとする関連産業との連携については、売上情報、顧客情報、生産見通しの情報共有が契機となり、契約栽培や専売契約等の事業提携へと展開していくものと考えられます。
そのため、今後は坂井市商工会、県の農林総合事務所、また農協さん、森林組合、漁業組合、またふくい農林水産支援センター、また福井県のこの中小企業応援センターなどとの連携によって、加工業者とまた生産者による新たな加工食品開発への支援や、流通業者などとの連携による販路拡大やマッチング商談会の開催情報のPRなどを進めていくことで、坂井市にふさわしい連携の体制を構築し、将来にわたって発展できる事業化への促進を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解もいただきたいというふうに思います。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
4番、田中、再質問をさせていただきます。
今ほどの市長の答弁でございますけども、まず今後検討していくというふうに言われましたけども、具体的にどのように検討していくのかなというふうに考えているのが1点でございますし、またOB人材の有効活用ということも今述べられましたけども、これら等とも具体的に、また詳細に教えていただきたいなと、そのように思っております。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今の農商工連携の事業ですが、まず国においては、所管となりますと、農水省が所管する分野もございますし、方や経済産業省が支援するプログラム、県についても、今、労働産業省と農林水産部それぞれのもち屋といいますか、それで農商工連携を図っていこうというようなことで、国、県においても大きなバックアップをしているというような中で、坂井市におきましても、御承知のように今度18、19日に坂井市初めての産業フェアが開催されます。その中では、農林水産業を初め地元の企業、中小企業の方々、数多くの企業の方々も一堂に会するというな中で、その中で今言う農商工連携、異業種間交流等が図られるのが我々も非常に期待をしているということですね。
そして、田中議員おっしゃいましたように、先般、福井において福井県の元気フェアが2日間開催されたというような中で、我々も足を運んだんですが、その中でも、元気フェアの中ではそれぞれ技術的なそういう交流が主だったわけでございますが、今度の産業フェアについては、農林水産業、また中小企業の皆さんというなことで、数多くの方が参加されるというな中で、非常に期待もしておりますし、それぞれ国、県においても具体的には数多くのメニューがございますので、今後そういう取り組みも、これやっぱり午前中の橋本議員の質問にもありましたように、坂井市のブランドにもつながることでございますので、極力そういう話がなくても、我々市はこれから十二分に研究して、そういう農商工連携を強力にバックアップして、坂井市のブランド化にもつなげたいというふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
また、全協でいつも大豆の麦茶が出ております。これにつきましては、市とまたあわら市、またJA等の共同開発ということで、今、大麦、これにつきましては年間1万5,000トンぐらいと、全国で3番目と、特に坂井地区ここらで県の3割を占めているわけですけども、これらにつきましても、非常に今年は酷暑でございましたので、お聞きしますと10万本ぐらい販売したというような話を聞いております。今後、冬場になると、非常に、これはJAに聞いたらいいんか、また市のそういうな販路拡大にもいろいろとまた御支援を賜りたいなと、そういうように思っているところでございますので、何かいい方策がありましたら、お願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今、大麦の話ですが、県内産のほぼ3割近くを坂井市産で六条大麦ですね、栽培しているというなことで、米についても、麦についても、今年は異常気象で非常に品質的にもあれですわ。それで、麦の大豆入り麦茶については、開発してつくったというなことで、これから当然そういう専門的な知識、ノウハウを有しておりますJA等とも十分に協議しながら、そういう大麦の販売経路等々も協議していきたいなというふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
わかりました。それと、先般、名前は言われませんけど、隣の市の福井県で第1号の農商工認定を受けた代表者の方をお伺いいたしまして、お話を聞きました。しかしながら、国の事業でございますので、なかなか書類とか、いろんなことが莫大なそうでございます。そして、政権がかわったものですから、当初2,000万円のそのような施設にお金をかけましたけども、今年になって100万円しか出ないよというふうな話もお聞きしております。
そこで、私がお聞きしたいのは、担当部長にお聞きしたいんですけども、このような声を聞くと、やはり坂井市としても今後こういう方が出てくると思います。そして、国の制度上に相談したいんですけれども、なかなか遠いんで、国、例えば農でしたら、農林水産省も石川の方ですから、また福井県は経済産業省は大阪の方ですから、ちょうどこれ一緒だといいんですけど、ばらばらですで、非常に福井県としては国事業でやりにくいというお話を聞きました。それで、御相談で、市役所で市役所の職員か、身近な市役所でそんな助言を望む声が出ておるところでございます。このようなことで、農家、またこの中小企業、このような方の相談の窓口ですか、また支援、そんなことで、窓口設置と申しましょうか、このようなことは今後考えていないんでしょうかね、ここもちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
ただいまの質問ですが、坂井市といたしましても、農林水産業と商工業の連携によります地場産の特産物開発、またブランド化に対して積極的にその国の制度等の活用が必要であるというふうに、今認識をいたしております。
そのためには、市内の農林水産及び商工業者への制度導入に対する申請手続等についても、国の機関であります農政局、また経済産業局、商工会、地元JAというなことで、非常に多くの機関がございますけれども、それぞれその情報を共有いたしまして、そういう方がおられたら、坂井市としては積極的に支援したいなというふうに思っておりますので、農林水産にしても、商工にしても、うちの産業経済部所管でございますので、ひとつお気軽に相談いただければ、積極的にそういう国並びに県の方へ要請したいなというふうに思っておりますので、どんなことでも結構でございますので、気軽に足を運んでいただきたいなという思いでございます。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
気軽に、また寄せていただきます。
このようなことで、最後ですけれども、農業者は1万1,000人、また卸、小売業者6,200人、こんな方をやはり行政側としても支援できるような体制づくりにいたしていただきたいなと、そのように思います。
○ 4番(田中哲治)
4番、新政会、田中哲治でございます。私は、本市の農商工連携事業の促進状況と、また考え方について一般質問をいたします。
まず初めに、さきの定例会の開会の市長のあいさつの中で、「地域の活力を創造するまちづくり」の中で、農林水産業につきましては、農業につきましては、関係機関とまた連携をとりながら円滑な対策の事業に進めてまいりたいということと、もう1点は、林業関係につきましては農作物の被害の防止と、また水産関係につきましては水産資源の確保に努めてまいりたいと、次に商工関係でございますけども、商工関係につきましては、引き続き緊急経済対策事業の継続、さらには市内企業の支援、また雇用の確保、さらには事業経営の安定化を図る政策に取り組んでいるところでございますというふうなあいさつの中で言葉がありました。私もまさにそうだと思います。
さて、坂井市における農林水産業は、各業種とも御案内のとおり、価格等の低迷や従事者の高齢化、また後継者不足、さらには規制緩和により厳しい状況下に立たされていることは御案内のとおりでございます。
特に、農業就業人口につきましては、さきの農水省が発表いたしました全国農業就業人口は約260万人と、5年間で22.4%の減少率であります。これは、1985年、25年前と比較しますと実に半分以下になっているのが実情でございます。坂井市の農業振興人口も年々減少傾向で、統計数値は平成17年ではございますけども、前回の調査では約1万1,000人と、これにつきましては、5年前と比較しまして約2,600人の減少でございます。
また、商工業につきましては、幹線道路沿いに大型店舗の出店、さらに商店街の衰退が懸念されている中、工業につきましても、景気の低迷から一時のような優良企業の誘致も厳しさを増している状況でございます。
特に、中小企業であります卸業、小売業の総数につきましては、統計数値から見た数値ではございますけども、平成19年には1,046店舗で、年間販売額が1,307億6,000万円でありましたが、平成16年と比較しますと、約100店舗の減少、販売額では約15億円の減収となっているのが現状であります。
このように、本市の各産業、中小企業ともども衰退することが懸念される中で、そこで私は地域活性化、また活力あるまちづくりの1つとして、平成20年7月21日に施行されました農商工連携促進法の取り組みであります。
御承知のとおり、農商工連携とは、農林水産省、また商工業者であります生産者が商品開発で連携をいたしまして、地域活性化の促進をする事業でございます。農林水産物だけをつくって売るのみではなく、経済的な波及効果に限界があると思われます。そこで、農林水産業が技術開発、販売戦略などのノウハウのある中小商工業者と連携をいたしまして、相互の経営資源を活用するとともに、新商品や新サービスを生み出すほか、工夫を凝らした事業展開をすることで、それぞれの経営改善が見込まれると思っております。また、地域経済の活性化を促し、ひいては後継者の育成、雇用の拡大にもつながると確信をしております。
このように、農商工連携を促進するため、地域を支える農林水産業者と商工業者が連携した事業に対しては、事業計画が認定されれば、設備投資や生産、販売、事業拡大の一連の事業展開にわたって、減税、さらには低利融資、債務保証などの支援措置を受けることが可能で、国も予算面では新商品、新サービスの開発、地域産の国内外の販路開拓などを支援する強化のために、当初20年では100億円でございましたけども、昨年につきましては約334億円の計上をいたしたところでございます。
また、先般9月3日でございますけども、県主催の福井元気企業フェア2010が開催されました。この中で、私もこんなことで足を運びまして、そのフェアの農商工連携コーナーである加工業者の代表者の方とお話をさしていただきました。特に、米、麦、大豆などの穀物の商品化をサポートしていきたいと、地産地消、いわば通常でしたら地産地消は地を消すと、この方につきましては、地産地消、地産地消の消は商いでございます。このようなことで、いわば商売ということで、非常に前向きに取り組んでいる方でございました。いわば、収穫した穀物を地元での商品推進を考えても、そのままでは用途が限られてなかなか消費が進まないということで、加工、また製粉したり、大豆につきましては打豆に加工したりして、製造業者の方にも用途が広がり、販路拡大に期待が持てるのではないかということで、やはりこの人につきましても、人と人のつながりを一番大事にいたしまして、農商工連携事業は今すぐできるものではなく、やはり商業者、また農業者と事業を密にいたしまして、2、3年かけての事業展開をしなければならないというふうなことで、おっしゃっておられました。市としても、積極的に支援や助言をし、地域活性化のために農林水産業と中小商工業者である生産者がお互いに連携をいたしまして、地域の活性化や後継者育成、また雇用拡大にもつながるのではないかと思っております。
また、行政が主導、中心となっての行動で、積極的に活用していく体制づくりと、主体的に取り組むことができないか。
そこで、2点お伺いをいたします。
まず1点、坂井市の農商工連携の促進状況についてお尋ねをします。もう1点は、各産業の振興にもつながると思いますので、その考え方についてお伺いをします。
以上、前向きな御答弁をよろしくお願をいたします。
○ 議長(山田 栄)坂本市長。
○ 市長(坂本憲男)
田中議員の御質問にお答えいたします。
中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律、いわゆる農商工連携促進法が平成20年7月に施行され、お話ありましたように2年が経過をいたしました。本市としても、地域経済活性化のため、地域の基幹産業であります農林水産業と商業、また工業等の産業間での連携の強化が必要となってきております。
このような中で、田中議員の市の農商工連携の進捗状況と考え方についての御質問でございますが、具体的な事項についてお答えをさせていただきます。
まず、市の農商工連携の促進状況についてでございます。
先月、県坂井農林総合事務所の主催によりまして、食料自給力の向上と地域経済の活性化を目指して農商工連携関係機関打ち合わせ会が開催され、坂井市及びあわら市の農林水産課、商工課、商工会、また県の経営支援課、農協担当者などが出席をいたしまして、主な農産物と加工品等の生産情報、商工会の取り組み状況などの情報交換を行ったところでございます。
会議の概要といたしましては、農商工連携の課題と方向性等を中心に検討がなされ、その主な項目は次の3点でございます。
1つ目は、マーケティング力の強化として、農林漁業者と流通業者等の連携による供給・販売体制の強化、産地及び事業者の市場ニーズの把握、商品魅力向上に向けた研究開発支援等について。2つ目としては、農商工連携に取り組むための経営力の強化として、生産者及び事業者の経営ノウハウ・知識の収得、戦略的に連携に取り組める人材の育成、企業等のOB人材の有効活用等について。3つ目でございますが、連携の面的な拡大促進による地域力の強化として、成功事例等を活用した積極的な普及・啓発、また地域ぐるみの農商工連携に対するソフト面、ハード面からの支援の強化、また農林水産行政と商工行政の連携による研究開発体制等の整備の推進などについて協議がなされました。
この会議は、今後も定期的に開催される予定でありまして、坂井市と近隣市町を取り巻く地域ぐるみの農商工連携の推進に向けて支援を行ってまいりたいというふうに考えております。
また、坂井市内の農商工連携については、これまでにも女性企業グループによる地場産の農産物を使った弁当や、また総菜の製造販売のほか、地場産の米を使用したかきもち・おはぎなどの米加工品の製造・販売、また牧場や果樹園等を活用した観光農園など、原材料生産者と加工業者及び販売店が結びついたマッチング商談会や農産加工ビジネスといった多数の連携事業が行われております。
さらに、今年3月には、坂井市とJA花咲ふくいで共同開発した「坂井産 大豆入麦茶」の販売が開始をされました。
また、7月には越前みくに地産地食推進の会が三国かに殻野菜生産組合の協力を得て、三国町の民宿で廃棄されるカニ殻を集めた堆肥を活用して栽培された農産物や、アマエビなどの海産物をふんだんに使用し、地元の16人の料理人が腕を振るった3段重ねの弁当を作成するなどのイベントが、「三国ハーベスト大食堂」と銘打って開催をされました。
このように、三国地区の宿泊業、飲食店関係者と農業者が連携した地産地食のイベントで、今後の農商工連携につながると期待をされるような具体的な動きも見られてきております。
また、このカニ殻を利用して栽培された野菜の販売については、今後、民宿・学校・企業・病院等へ拡大が図られていく予定というふうにお聞きをいたしております。
市といたしましては、これらの新しい取り組みに対し、今後も引き続き県などと連携もしていきながら、また支援していきたいというふうに考えております。
次に、各産業の振興にもつながるというが、その考えについての御質問でありますが、これからの農商工連携のあり方も、高度で複雑な連携へと進化しつつあります。
農林水産業者と食品製造業、飲食店業を初めとする関連産業との連携については、売上情報、顧客情報、生産見通しの情報共有が契機となり、契約栽培や専売契約等の事業提携へと展開していくものと考えられます。
そのため、今後は坂井市商工会、県の農林総合事務所、また農協さん、森林組合、漁業組合、またふくい農林水産支援センター、また福井県のこの中小企業応援センターなどとの連携によって、加工業者とまた生産者による新たな加工食品開発への支援や、流通業者などとの連携による販路拡大やマッチング商談会の開催情報のPRなどを進めていくことで、坂井市にふさわしい連携の体制を構築し、将来にわたって発展できる事業化への促進を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解もいただきたいというふうに思います。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
4番、田中、再質問をさせていただきます。
今ほどの市長の答弁でございますけども、まず今後検討していくというふうに言われましたけども、具体的にどのように検討していくのかなというふうに考えているのが1点でございますし、またOB人材の有効活用ということも今述べられましたけども、これら等とも具体的に、また詳細に教えていただきたいなと、そのように思っております。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今の農商工連携の事業ですが、まず国においては、所管となりますと、農水省が所管する分野もございますし、方や経済産業省が支援するプログラム、県についても、今、労働産業省と農林水産部それぞれのもち屋といいますか、それで農商工連携を図っていこうというようなことで、国、県においても大きなバックアップをしているというような中で、坂井市におきましても、御承知のように今度18、19日に坂井市初めての産業フェアが開催されます。その中では、農林水産業を初め地元の企業、中小企業の方々、数多くの企業の方々も一堂に会するというな中で、その中で今言う農商工連携、異業種間交流等が図られるのが我々も非常に期待をしているということですね。
そして、田中議員おっしゃいましたように、先般、福井において福井県の元気フェアが2日間開催されたというような中で、我々も足を運んだんですが、その中でも、元気フェアの中ではそれぞれ技術的なそういう交流が主だったわけでございますが、今度の産業フェアについては、農林水産業、また中小企業の皆さんというなことで、数多くの方が参加されるというな中で、非常に期待もしておりますし、それぞれ国、県においても具体的には数多くのメニューがございますので、今後そういう取り組みも、これやっぱり午前中の橋本議員の質問にもありましたように、坂井市のブランドにもつながることでございますので、極力そういう話がなくても、我々市はこれから十二分に研究して、そういう農商工連携を強力にバックアップして、坂井市のブランド化にもつなげたいというふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
また、全協でいつも大豆の麦茶が出ております。これにつきましては、市とまたあわら市、またJA等の共同開発ということで、今、大麦、これにつきましては年間1万5,000トンぐらいと、全国で3番目と、特に坂井地区ここらで県の3割を占めているわけですけども、これらにつきましても、非常に今年は酷暑でございましたので、お聞きしますと10万本ぐらい販売したというような話を聞いております。今後、冬場になると、非常に、これはJAに聞いたらいいんか、また市のそういうな販路拡大にもいろいろとまた御支援を賜りたいなと、そういうように思っているところでございますので、何かいい方策がありましたら、お願いをいたします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
今、大麦の話ですが、県内産のほぼ3割近くを坂井市産で六条大麦ですね、栽培しているというなことで、米についても、麦についても、今年は異常気象で非常に品質的にもあれですわ。それで、麦の大豆入り麦茶については、開発してつくったというなことで、これから当然そういう専門的な知識、ノウハウを有しておりますJA等とも十分に協議しながら、そういう大麦の販売経路等々も協議していきたいなというふうに思っております。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
わかりました。それと、先般、名前は言われませんけど、隣の市の福井県で第1号の農商工認定を受けた代表者の方をお伺いいたしまして、お話を聞きました。しかしながら、国の事業でございますので、なかなか書類とか、いろんなことが莫大なそうでございます。そして、政権がかわったものですから、当初2,000万円のそのような施設にお金をかけましたけども、今年になって100万円しか出ないよというふうな話もお聞きしております。
そこで、私がお聞きしたいのは、担当部長にお聞きしたいんですけども、このような声を聞くと、やはり坂井市としても今後こういう方が出てくると思います。そして、国の制度上に相談したいんですけれども、なかなか遠いんで、国、例えば農でしたら、農林水産省も石川の方ですから、また福井県は経済産業省は大阪の方ですから、ちょうどこれ一緒だといいんですけど、ばらばらですで、非常に福井県としては国事業でやりにくいというお話を聞きました。それで、御相談で、市役所で市役所の職員か、身近な市役所でそんな助言を望む声が出ておるところでございます。このようなことで、農家、またこの中小企業、このような方の相談の窓口ですか、また支援、そんなことで、窓口設置と申しましょうか、このようなことは今後考えていないんでしょうかね、ここもちょっとお聞きします。
○ 議長(山田 栄)亀嶋産業経済部長。
○ 産業経済部長(亀嶋政幸)
ただいまの質問ですが、坂井市といたしましても、農林水産業と商工業の連携によります地場産の特産物開発、またブランド化に対して積極的にその国の制度等の活用が必要であるというふうに、今認識をいたしております。
そのためには、市内の農林水産及び商工業者への制度導入に対する申請手続等についても、国の機関であります農政局、また経済産業局、商工会、地元JAというなことで、非常に多くの機関がございますけれども、それぞれその情報を共有いたしまして、そういう方がおられたら、坂井市としては積極的に支援したいなというふうに思っておりますので、農林水産にしても、商工にしても、うちの産業経済部所管でございますので、ひとつお気軽に相談いただければ、積極的にそういう国並びに県の方へ要請したいなというふうに思っておりますので、どんなことでも結構でございますので、気軽に足を運んでいただきたいなという思いでございます。
○ 議長(山田 栄)田中議員。
○ 4番(田中哲治)
気軽に、また寄せていただきます。
このようなことで、最後ですけれども、農業者は1万1,000人、また卸、小売業者6,200人、こんな方をやはり行政側としても支援できるような体制づくりにいたしていただきたいなと、そのように思います。
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